どうも節約・投資担当の「つみたてにいさん(@tsumitate_nisan)」です((“Q(・ω・*)♪
ブログに遊びにきていただきありがとうございます。
現在「つみたてNISA」をこつこつ積み立てつつ、2020年より「高配当・優待・増配株」を中心に日本株のポートフォリオを組んでいます。
今回はフォローしているラムネさんが「#名刺代わりの持ち株10選」という面白いタグをポストしていたのでそのタグに乗ってみたという内容のコメント付きVerです。Xで述べればいいのですが、文字数制限で選出理由を語れないので、ブログで語ろうと思います(笑)
それでは早速、自身の「名刺代わりの持ち株10選」についてまとめていきたいと思います。
名刺代わりの持ち株10選
早速Xで投稿した10銘柄を見てみましょう。
時系列的に並べてみました。
■オリックス
■NTT
■三菱UFJ
■高島屋
■セルシス
■ハニーズHD
■アダストリア
■JT
■全国保証
■リコーリース
オリックス(8591)
まずはオリックス(8591)です。選出理由は「人生で初めて買った株だから」です。元々「月曜から夜更かし」の桐谷さんを観て投資に興味を持ち、優待族(今は優待族と配当族のハイブリッドです)としてデビューした背景があるので、最初に買う銘柄は「優待の王様」ことオリックスと決めており、2020年8月に「1359円」で株を生まれて初めて購入しました。
オリックスは今年できっかけとなった株主優待が終了してしまうので名残惜しいですが、配当利回りも高く、株価も2倍以上となっているので今回の最後の優待を噛みしめつつ、引き続き高配当株としてホールドしていきたいと思います。
NTT(9432)
次はNTT(9432)です。選出理由は「PFの最主力株だから」です。ただ、最主力株になったきっかけが「超初心者的な失敗」だったので少し語ります(笑)
時は2020年秋、つみたてにいさんの投資歴1~2カ月目、菅総理の「携帯料金下げなさい」発言があった頃のお話です。当時NISAで長期保有できる増配傾向の大型株という軸で銘柄選定をしており、先の発言により株価が下落していたNTTにPF組み入れの白羽の矢が立ちました。
…とここまでは割といい感じなのですが、「2242円」で単元購入した後、さらに株価が下落し僅か10円差の「2232円」で難平するという初心者あるある(←絶対違うw)のチキンムーブをしてしまったことでNISA枠の1/3がNTTになるという珍事件が発生しました(笑)
今は1株投資がメジャーですが、当時はまだ1株投資という方法を知らなかったのも大きいですね。1株単位であれば下落時の精神的なダメージも軽減できるので、特に投資を始めたての方は相場に慣れるためにも1株単位で様子を見ることをお勧めします。
後日談…ということで、その後もホールドし続け、時に買い増しを行い、株式分割を経て現在では5110株という最主力銘柄となりました。この珍事件は初心者の頃の自身の面白失敗談として今後も話題に上がり続ける事でしょう。
最主力株になったきっかけはどうあれ、今は自信を持ってホールドできる銘柄だと思います。
三菱UFJ(8306)
次は三菱UFJ(8306)です。選出理由は「初の単元3バガー銘柄だから」です。三菱UFJは2020年秋にNISA枠で「428円」でPFに加えました。当時の購入理由としては増配傾向で利回りも高く株価も安かったからです。
それから3年半が経過し、気が付けば株価は3倍以上、取得単価ベースの配当利回りも「9.6%」近くとなっています。「優良な銘柄を長く保有すると利回りも株価も上がっていく」という自身のPFにおける参考書的事例の代表銘柄になりますね。
高島屋(8233)
次は高島屋(8233)です。選出理由は「汎用性が高く、今の生活を豊かにすることに関しては貢献度の高い優待銘柄だから」です。高島屋は2021年に初購入し、株価が上がり一度手放してしまいましたが、売却後、改めて優待の利便性の高さを実感し、2022年11月頃に「999円」で買い戻した銘柄になります。高島屋の優待の魅力は10%割引の恩恵が地味に大きく、デパ地下でお惣菜を買う時、551の豚まんを買う時、手土産を買う時、バレンタインイベントや物産展などのイベントで楽しむときとあらゆるタイミングで割引が適用されることで今の生活を少しお得に、豊かにし続けてくれていることを実感します。
また、展覧会等で2名までは無料で入れるので夫婦で気楽に展示を楽しめるのも保有メリットが大きいですね。取得単価から株価も倍以上となり、配当利回りも3.4%と十分高配当の水準となっているので、引き続き今の生活を楽しみながら優待をフル活用したいと思います。
因みに同様の理由でJ.フロントリテイリング(3086)と甲乙つけがたいのですが、高島屋の方が利用頻度がやや高いことから今回は高島屋を取り上げました。J.フロントリテイリング(3086)はカフェなども10%オフになるので、汎用性の高さはJ.フロントリテイリング(3086)に軍配が上がることをここに補足しておきます。(高島屋も拡充を期待しています。)
セルシス(3663)
次はセルシス(3663)です。選出理由は「9期連続増配銘柄で絵を描くのに欠かせない優待株だから」です。セルシス(旧:アートスパーク)は2021年に初めてPFに加えました。セルシスの取り扱う製品として「CLIP STUDIO」があり、「CLIP STUDIO」は漫画家やイラストレーターの定番のお絵描きソフトになります。
株主優待はこの「CLIP STUDIO」が半年更新で永続的に無料で使い続けられる(優待価値は年間約11,760円)という、破格の利回り(現在株価で約17.4%)です。絵を描く人には必携の株主優待ですね。
ちなみに個人的にはかなり注目している銘柄です。というのも「CLIP STUDIO」は世界で戦える日本発のサブスクになりうると考えています。AdobeやMicrosoftなど、主要なサブスクが米国発ですが、「CLIP STUDIO」は日本発のイラストレーター・漫画家向けのアプリケーションになります。決算説明資料より、現時点で世界で3500万人のクリエイターが使用しており、全体の80%以上が海外ユーザーです。アニメ・漫画・イラストの需要は世界的なものとなっており、「CLIP STUDIO」が、未来の「adobe」のような世界をまたにかけるサブスクソフトになることを個人的に密かに期待している銘柄になりますね。
なお、2025年6月から優待保有条件が100株から200株となりますが、優待利回りと配当利回りで既に6割方回収できているので、将来の期待も込めて来年に向けてコツコツ買い増したいと思います。
自分のブログやXを彩るアイコンやイラストもこの「CLIP STUDIO」から生まれているので名刺代わりの銘柄として切っても切り離せない優待株ですね。
ハニーズHD(2792)
次はハニーズHD(2792)です。選出理由は「当時の彼女、今の奥さんとの将来を考えて初めて買った優待株だから」です。ハニーズHDは2022年に「1019円」でPFに加えました。当時の彼女、今の奥さんがハニーズの靴が好きで、もし将来、生活がカツカツになってしまったとしても、株主優待で好きな服や靴を買う足しにして貰えたいいなと思い、将来の生活を考えて購入しました。
上記の経緯よりハニーズの優待は全て奥さんのつみたてねえさんにプレゼントしています。プレゼントする度、「これで新しい靴を買うんだー♪」と喜んでくれている姿をみていると「あの時、購入しておいて本当に良かったな」と思わせてくれる銘柄ですね。
なお、取得単価ベースの配当利回りも5.4%まで上昇しており、こちら(配当)はありがたく再投資の資金として自身でしっかり活用しております(笑)
アダストリア(2685)
次はアダストリア(2685)です。選出理由は「好きなブランドを多く取り扱っており、雑貨や、カフェでも使える優待株だから」です。アダストリアは2021年より監視を続けており、2022年初辺りに「そろそろ底値圏かな」と思い「1598円」でPFに加えました。
アダストリアを保有したかった理由としては「好きなブランドの服を多く取り扱っている会社」というのが大きいです。個人的には特に「HARE」の服が好きで愛用しています。
また、niko and…では雑貨を買うこともできます。我が家では玄関マットを買い増した。玄関に入った瞬間から株主優待でGETした品がお出迎えしてくれます(笑)
更には株主優待を使ってnico andカフェで気軽にランチやおやつを食べられるのも魅力度が高いですね。外出時の休憩がてら、ふらっと立入るカフェの時間は結構好きです。
このように需要に応じて「衣・食・住」を使い分けられる優待は中々珍しくありがたい銘柄だと思います。株価は2倍以上、取得単価ベースの配当利回りも「約5%」となり、株主優待も今年から長期保有が適用され「3,000円→5,000円」となります。
「今年は優待で何を買おうかな」とわくわくします。
好きな服を取り扱っている会社なので、応援する気持ちが人一倍強い銘柄かもしれませんね。そういったこともあり、名刺代わりの銘柄としてアダストリアを取り上げさせていただきました。
JT(2914)
次はJT(2914)です。選出理由は「自身にとっての初の暴落局面であるウクライナショックで1株ずつ買い集めた思い出の銘柄だから」です。JTは高配当と株主優待を目的として2021年に100株購入しました。
その後、2022年2月~3月のウクライナショックによって株価が「2000円」まで下落する場面があり、1株ずつ買い増しを継続し最終的に126株「2230円」となりました。その後の株価は好調で現在では株価は1.8倍近く、取得単価の利回りは「約8.4%」となっています。
ウクライナショックは歴史的な暴落と比較すると、下落率も1カ月で約12%と大きくはありませんでしたが、自身が体験した初の暴落局面であり、1株ずつ買い増しを続けることで「下落局面に再投資を通じて保有株を積み増すことで下落相場の安全装置(プロテクター)とし、上昇局面では株数が増えたことで上昇相場のアクセルとなること」を体験する良い機会となった思い出深い銘柄になります。
全国保証(7164)
次は全国保証(7164)です。選出理由は「増配株投資に自分を引き戻してくれた思い出深い銘柄だから」です。2020年初期こそNISA枠で堅実な増配傾向の大型株を買っていたわけですが、その後、特定口座運用の投資方針で方針がブレます。特定口座でデイトレをしてみたり、IPO投資してみたり、当時イケイケだったグロース銘柄に手を出してみたりと手あたり次第、実験を行っていた若さゆえの過ち時代ですね。その時期のパフォーマンスは非常に悪く、2020年末には損失の繰り越し控除をしなければいけないレベル(-30万円程)になっていました。
そんな時に原点に立ち返るきっかけになったのが立川一さんのダイヤモンドザイの過去の連載記事「「連続増配の株を買う」だけで資産1億円超を達成!サラリーマン投資家・立川一さんが編み出したシンプル&ユニークな「増配銘柄投資法」を解説!」で本銘柄が紹介されており、長期で業績が堅調な増配株を投資する魅力とその威力について再認識する事となります。
ちょうど全国保証の株価が軟調だったこともあり、1株単位でこつこつ半年かけて投資を継続し「4493円」で単元化しました。
高配当・増配・優待株投資に舵を大きく切った(戻した)ことで、今「X」で関わることができている沢山の素敵な先輩や仲間たちと出会うことになります。この銘柄は今の自分の投資方針が固まるきっかけや今の仲間と出会うきっかけとなった思い出深い銘柄になりますね。
リコーリース(8566)
最後はリコーリース(8566)です。選出理由は「はじめて目標とする投資家さんにブログをリポストしていただいた銘柄だから」です。リコーリースは2022年初頭に「3420円」で単元購入しました。その後、6月に株主優待が届いたので、いつも通り株主優待をブログで紹介していたところ、なんと自身の目標とする投資家さんである長期株式投資さんにブログの記事をリポストしていただきました。
目標とする方からの思いがけないリポスト(当時はリツイート)の通知に、嬉しさのあまり「今日、目標とする投資家さんからブログをリツイートして貰ったんだよー!」とつみたてねえさんにウキウキで報告したところ「頑張って続けてきて良かったねー!嬉しいね!(^^)✨」と一緒に喜んでくれたことを覚えています。
「継続しているとこういう嬉しいこともあるんだ!」と心に残った思い出深い銘柄になるので最後の銘柄としてリコーリースを取り上げさせていただきました。
まとめ
今回は「名刺代わりの持ち株10選」を語りたいという記事を書いてみました。紹介した10銘柄を通して、自身の投資歴を振り返り、その銘柄の思い出やバックグランドを語る良い機会となりました。改めて振り返ってみるとこの文章量をXでポストするのは厳しいですね。
「投資は孤独な戦い」と良く言われますが、今ではXを通じて沢山の先輩や仲間たちと共に投資できている感じがしていて、日々楽しみながら投資を続けることができているなーと思うこの頃です。最後までお読みいただきありがとうございます。
今回のブログもそんなXの繋がりで素敵なタグに出会うことができ、選出した銘柄のバックグラウンドについても語りたいと思えたのでラムネさんには感謝しかないですね。素敵なタグをありがとうございました。
みなさまの「名刺代わりの持ち株10選」はどんな銘柄がありますか。選出した銘柄にはどんな思い出や、思い入れがありますでしょうか。個人投資家の数だけ取り上げる銘柄も、思い出も、想い入れもあると思いますし、それが個人投資家として自身を構成する名刺代わりになると言うのも面白いなーと思いました。
以上、今回は「「名刺代わりの持ち株10選」を語りたい」という記事でした。みなさまの「投資」の参考になれば幸いです。