どうも節約・投資担当の「つみたてにいさん(@tsumitate_nisan)」です((“Q(・ω・*)
ブログに遊びにきていただきありがとうございます。
現在「つみたてNISA」をこつこつ積み立てつつ、2020年より「高配当・優待・増配株」を中心に日本株のポートフォリオを組んでいます。
今回は2022年11月末時点での配当受取状況を見ていきたいと思います。
配当金って何?
「配当金」って何?という人のために概要から((“Q(・ω・*)
「配当」は簡単に言うと「企業が得た利益を投資してくれた株主にお金(配当金)で還元しますよー」という制度です。「配当金」を受け取るためには証券口座を開き、配当を出している企業の株を権利日までに購入する必要があります。権利日までに対象の株を保有すると権利日から大体3か月後ぐらいに「配当金」をいただくことができます。
図解すると以下のような感じです((“Q(・ω・*)
ちなみに配当金は1株からでも受け取ることができるので、少額からでも配当を受け取れる株主になることは可能です。1株投資の実践方法については口座開設から株の購入方法まで別記事【個別株投資入門】「1株投資」に挑戦してみようにまとめて紹介しているので1株から投資を始めてみようという方は参考にしていただけると幸いです。
なお、企業の経営に影響を与える「議決権行使」をするためには対象の企業の株を「100株」以上保有する必要があります。
「配当」は株を保有しているだけで「配当金」を得られる「不労所得」です。「配当」で得られる利益のことを「インカムゲイン」と言い、値上がり差益で利益を得ることを「キャピタルゲイン」と言います。
「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」の違いについて、有名な優待投資家である桐谷さんの例えがとてもわかりやすく、引用すると「インカムゲイン」はゆっくり収穫を待つ農業のようなもの、「キャピタルゲイン」は獲物を狩る狩猟のようなものにあたります。
ちなみにつみたてにいさんはかつて血気盛んに「狩猟」に向かった結果、獲物に翻弄され、かなり手痛い目にあったので現在は「農業」中心の人です((“Q(・ω・*)笑
「高配当株投資」の参考書としてわかりやすい長期株式投資さんのおすすめの書籍も併せて載せておくので興味のある方は是非見てみてください。
それでは早速、先月の配当受取状況を見ていきたいと思います。
先月の配当受取収入
先月の税引き後の配当収入は「15,579円」で前年同月比過去最高益を更新しました。大きな変動はありますが今年に入ってからは配当収入のない月がない状態をキープできています。
「配当」をいただいた主な企業は以下の企業です。(ありがとうございます!!)
・アルコニックス
・エクセディ
・三栄建築設計
・ビックカメラ
・その他(端株達含む)
「配当」は権利日から大体3か月後に受け取れるので、今月は主に8月・9月に権利日のあった銘柄たちによって「配当金」が構成されています。なお、9月の配当銘柄の一部が少し早めに11月中に届いているのも大きいです(笑)
2022年の累計配当受取額
2022年の累計配当受取額は以下です。
昨年の11月の受取配当は8,433円でしたが、今年は15,579円の配当金を得ることができました。所感としては少しずつながら着実に配当収入が積み上がってきているなーと感じています。今年の累計手取り配当額も昨年の約2倍となったので、残りの期間でどこまで更新できるか楽しみです。配当収入の使い道は基本的には新しい仲間を迎えるための資金としての「再投資」に使っていきたいと思います。
なお、投資開始以来の税引き後累計受取配当額は「241,401円」となりました。
投資を開始してから2年と4カ月。少しずつ着実に積み上がってきましたね。
「継続は力なり。」
これからも少しずつ着実に「配当」を積みあげていきたいと思います((“Q(・ω・*)
先月の新規単元取得銘柄
先月新規で単元を取得した銘柄は1銘柄です。
・愛知電機
【6623】愛知電機
愛知電機は、変圧器や電力制御機器などを取り扱っている会社です。電力プラントの工事から電気を安定的に届ける製品の製造まで、幅広い事業に取り組んでいます。
そのほか、次世代配電自動化システム、バイオガス発電システム、新型の自動電圧調整器、メガソーラー発電用大容量パワーコンディショナの開発に注力し、アジア・アフリカなど海外展開も推し進めています。
愛知電機の指標を株の健康診断書で見てみましょう。
配当に関してはじりじりと増配を行っており、増配率も5年前と比較すると約2倍に配当金が増えています。来期に関しては「160円」と「10円」の増配を予定しており、現時点での配当利回りも「4.7%」と魅力的な水準です。また年1回の株主優待も実施しており、総合利回りは「約6%」と魅力的ですね。なお、現時点の株価はミックス係数や過去5年の指標からみてもかなり割安な水準になります。
EPSも配当と同様右肩上がりな点も安心感がありますね。
2023年は長期保有要件はありませんでしたが、2024年からは【1年以上の継続保有】が条件となると発表があったため今回のタイミングで単元購入に踏み切りました。
1株投資状況と気になる銘柄
なお「SBIネオモバイル証券」の1株投資で集中投資している「全国保証」の貯株率は92%まで貯まっています。単元まで残り「8株」です。なお、直近はかなり株価も上がってきたので、引き続き様子を見つつ3月までに単元化を目指していきたいと思います。
また最近は狙っている銘柄が概ね高くなってしまい手が出しづらい状況が続いているのですが、「日本毛織」が1000円を割ってきたので、現状、1株投資に関しては「日本毛織」を中心に買い増ししています。買い増しを重ねた結果、現在の貯株率は「63%」と約6割近くまで積み上がってきました。
「日本毛織」は「減配しない安定的な配当施策」を掲げている会社で「40年非減配」の実績もあります。また貴重な5月・11月配当の銘柄です。優待を得るためには「2023年5月までに単元の保有を完了してやっと2024年5月に権利が貰える」とかなり先にはなってしまいますが、配当に関してもじりじり増配してくれており、現在株価は優待込みだと4%を超える水準なので今のうちにこつこつ買い集めていきたいと思います。
その他の樹になる銘柄として株式分割で買いやすくなった「沖縄セルラー」(貯株率28%)も少し割高な水準ではありますが、分割後も100株で優待を維持したことで総合利回りは4%以上の水準を維持しています。
配当に関しても21期連続の増配を継続していることから今後の増配にも期待できます。そのため、可能であれば優待権利月である3月末までに単元を目指せるよう様子を見ながら少しずつ買い進めていきたいと思います。
直近の日経平均は26000-28000のレンジ相場であり、11/2のFOMCの影響で米国株が下落しており、引き続き不安定な相場が続きそうですが、1株ずつ配当を積み上げていく投資法においては、市況による株価の下落は買い時となります。これからも焦らないように投資の先輩方から日々学びつつ、自らもこれから投資をはじめられる方の一助となれれば幸いです。
先月の配当管理振り返り
11月末時点での配当管理での税引き前の配当金額は「330,059円」となりました。「NISA」でも幾分か保有しているため月平均の配当に換算すると月額平均配当は概ね「月2.3万円」程度になります。
投資歴も気が付けば3年目となりますが、少しずつ株をつみたててきた結果、我がPFもずいぶん賑やかになってきたなーと嬉しく感じております。
また10月下旬から続々と決算の発表があり、保有する銘柄たちも決算の内容によって明暗が分かれています。幸い「GMOFH」以外は配当維持もしくは増配してくれていることもありこん界の決算シーズンで「8,149円」配当が増えることとなりました。特に「JT」と「エスリード」は保有割合的にも増配のインパクトがあり、配当も含み益も大きく増やすことができました。
増配銘柄の最大の魅力は保有するだけで、配当収入が増加していくことにあります。
これからも可能な限り配当やEPSが右肩上がりの増配銘柄を中心に自分のポートフォリオに組み込んでいくことで増配と福利の力を活かしながら、優待も楽しみつつ投資を継続していきたいと思います。
まとめ
1株でも「配当」は得ることができるので、業績が好調な会社の株価が環境要因で下落しているときに、少しずつ購入することで負けにくい投資が行えると思います。
「配当」を積み上げていくことにより最初は少額の「配当金」であっても、継続していくことで少しずつ「電気代」や「ガス代」、「携帯代」などの固定費を賄えるようになったり、新たな銘柄を購入する資金に充てることもできるようになります。
ちなみに自分が投資を開始した最初の年の年間配当は「3,500円」でした。
月額平均に換算すると「月300円程度」です。
2022年11月末現時点での月額平均配当は「月2.3万円」まで増加しました。
時間を味方につけて優良銘柄の株をこつこつ買って積み上げていくことで「インカムゲイン」が着実に増えていくようになると思います。この手法は同じように少しずつ積み上げていけば誰でも実現できる「再現性」の高い方法と考えています。
なお、過程がないと説得力もないかと思いますので、本当に再現性は高い方法なのか自分の身を使って実験中ではありますが、現時点では少しずつ、着実に配当収入は増えているという実感です。引き続き再現性の高い「一般解」の投資方法か身をもって証明するために引き続きこつこつ投資を継続していきたいと思います。
今回の記事が「日本株の株式投資」に興味のある方々の参考や一助になれば嬉しいです。
以上、今回は「【先月の配当受取状況】2022年-11月-」という記事でした。みなさまの「投資」の参考になれば幸いです。