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【今月の配当受取状況】2023年-5月-

どうも節約・投資担当の「つみたてにいさん(@tsumitate_nisan)」です((“Q(・ω・*)

ブログに遊びにきていただきありがとうございます。

現在「つみたてNISA」をこつこつ積み立てつつ、2020年より「高配当・優待・増配株」を中心に日本株のポートフォリオを組んでいます。

今回は今年の総括!2023年5月末時点での配当受取状況を見ていきたいと思います。

つみたてにいさん
つみたてにいさん
「配当受取状況」の個人的進捗ログです。参考になりそうであれば資産形成の参考にしていただければ幸いです。

配当金って何?

「配当金」って何?という人のために概要から((“Q(・ω・*)

配当とは、企業が株主に利益を分配することです。企業が利益または余剰を得るとき、それは株主への配当として利益の一部を支払うことができます。分配されなかった金額は、事業に再投資されたものとみなされます。当年度の利益および前年度の利益剰余金は分配可能です。
企業は通常、資本から配当を支払うことを禁じられています。

参照元:ウィキペディア

「配当」は簡単に言うと企業が得た利益を投資してくれた株主にお金(配当金)で還元しますよー」という制度です。「配当金」を受け取るためには証券口座を開き、配当を出している企業の株を権利日までに購入する必要があります。権利日までに対象の株を保有すると権利日から大体3か月後ぐらいに「配当金」をいただくことができます。

図解すると以下のような感じです((“Q(・ω・*)

ちなみに配当金は1株からでも受け取ることができるので、少額からでも配当を受け取れる株主になることは可能です。1株投資の実践方法については口座開設から株の購入方法まで別記事【個別株投資入門】「1株投資」に挑戦してみようにまとめて紹介しているので1株から投資を始めてみようという方は参考にしていただけると幸いです。

【投資】「1株投資」に挑戦しよう どうも節約・投資担当の「つみたてにいさん」です(("Q(・ω・*) 今回は「家計三分の計」を用いた資産形成の記事として【...

なお、企業の経営に影響を与える「議決権行使」をするためには対象の企業の株を「100株」以上保有する必要があります。

「配当」は株を保有しているだけで「配当金」を得られる「不労所得」です。「配当」で得られる利益のことを「インカムゲイン」と言い、値上がり差益で利益を得ることを「キャピタルゲイン」と言います。

「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」の違いについて、有名な優待投資家である桐谷さんの例えがとてもわかりやすく、引用すると「インカムゲイン」はゆっくり収穫を待つ農業のようなもの、「キャピタルゲイン」は獲物を狩る狩猟のようなものにあたります。

ちなみにつみたてにいさんはかつて血気盛んに「狩猟」に向かった結果、獲物に翻弄され、かなり手痛い目にあったので現在は「農業」中心の人です((“Q(・ω・*)笑

「高配当株投資」の参考書としてわかりやすい長期株式投資さんのおすすめの書籍も併せて載せておくので興味のある方は是非見てみてください。

【投資】最近読んだおすすめの書籍 どうも節約・投資担当の「つみたてにいさん」です。 今回は最近読んだ書籍「オートモード」で月に18.5万円が入ってくるど素人サラ...

それでは早速、先月の配当受取状況を見ていきたいと思います。

今月の配当受取収入

先月の税引き後の配当収入は「14,494円」で前年同月比を初めて下回りました。大きな変動はありますが、昨年以降、配当収入のない月がない状態をキープできています

「配当」をいただいた主な企業は以下の企業です。(ありがとうございます!!)

バロックジャパン

アダストリア

イオンモール

Jフロントリテイリング

ビックカメラ

高島屋

・JPX

・その他端株たち

「配当」は権利日から大体3か月後に受け取れるので、今月は主に2月-3月に権利日のあった銘柄たちによって「配当金」が構成されています。

前年同月比との比較

さて前年より配当はどれぐらい増えたのか前年同月比と比較してみたいと思います。

昨年の4月の税引き後の受取配当は17,237円でしたが、今年の4月の税引き後の受取配当は14,494円でした。

前年同月比で「89.4%」と今年初めて前年同月比マイナスとなりました。

要因としては3月銘柄の購入費用として、2月・8月銘柄を売却したことが挙げられます。2月・8月の配当は現状減る予定になりますが、その分3月・9月の配当が増える見込みなので全体的には増加する見込みになります。

なお、現時点での前年同月比累計推移では去年より配当が「162.3%」増えています

所感としては少しずつながら着実に配当収入が積み上がってきているなーと感じますね。

2023年の累計配当受取額

2023年の税引き後年間配当受取額は以下です。

今年の税引き後累計受取配当額は「53,340円」、投資開始以来の税引き後累計受取配当額は「361,968円」となりました。

税引き後の累計配当金も36万円を超えてきましたね。(やったー!)

投資を開始してから2年と10カ月。少しずつ着実に配当が積み上がってきました。配当収入の使い道は基本的には新しい仲間を迎えるための資金としての「再投資」に使っていきたいと思います。

「継続は力なり。」

これからも少しずつ着実に「配当」を積みあげていきたいと思います((“Q(・ω・*)

つみたてにいさん
つみたてにいさん
こちらも「つみたてNISA」と同様、「配当金」をこつこつ積みあげてていきたいと思います。

5月の新規単元取得銘柄

今月新規で単元を取得した銘柄は2銘柄になります。

・NECキャピタルソリューション

・RIZAPグループ

【8793】NECキャピタルソリューション

NECキャピタルソリューションは、NECグループの金融子会社として1978年に創業した会社です。NECの情報通信機器リースが主力で、さまざまな企業や官公庁向けに、ICT機器・機械設備のリース業を展開しています。決済代行などの金融サービスにも力を入れ、業務効率化をサポートしています。

信用格付けに関しては「A-」と三菱HCキャピタルやみずほリースなどと比べると低い格付けなのですが、直近の増配率から株主還元姿勢の高まりを感じたこと、業績も過去最高予想で指標面や配当と優待を併せた総合利回りを見ても投資妙味があると考えたことを踏まえ、決算後の5月1日にヤマダHDとイオンモールをバーターに購入しました。

現時点での結果論にはなりますが、ヤマダHDは472円辺りで、イオンモールは1850円辺りで下落前に売却できたのでまた株価が買いたい水準まで下がり、資金が調えば買い戻したいと思います。

そんなNECキャピタルソリューションの指標を「株の健康診断書」で見てみましょう。

配当に関してはここ2017年までは「44円」と固定であり、2018年以降は「50円」、「55円」、「60円」と緩やかに増配傾向となっています。その後の上昇率から2022年より配当による還元に大きく力を入れているのが見て取れますね。現状3期連続増配、増配率も5年で2倍以上となっています。また、PBRは0.55倍とかなりの割安水準であり、「PBR1倍割れ是正対策」としてより一層の株主還元を期待したいですね(笑)。現時点での配当利回りも「4.64%」と十分な水準です。また年1回の株主優待も実施しており、1年目の総合利回りは「5.35%」、2年目以降の総合利回りは「5.71%」と十分な利回りとなります。

また、現時点の株価もPERでみると過去5年の指標からみても割安な水準になります。決算後に健康診断の再診を行って購入に踏み切った銘柄なので判断基準をもって投資しておくのが良いかもしれません。

【2928】RIZAPグループ

RIZAPグループは、パーソナルトレーニングジム「RIZAP」を運営している会社です。健康と美容をテーマにした事業を展開していて、ダイエット健康食品や美容機器の販売などもおこなっています。また最近では運動初心者向けコンビニジムの「chocoZAP」に力を入れており現在479店舗になっています(2023年3月)。

その他、日用雑貨や衣類を扱う会社をグループ傘下に置き、ライフスタイル事業にも注力しています。ちなみにホットプレートで有名なBRUNOもRIZAPグループの傘下になります。

RIZAPグループは、札証単独上場銘柄であり証券会社によっては購入できない銘柄になります。元々購入する予定はなかったのですが、近所にコンビニジムの「chocoZAP」が新しくでき、奥さんが一緒に通いたいと言い出したので「どうせ通うならお得に通いたい。ファンダメンタル的には購入を検討しない銘柄だけど、株価も手ごろで1年で元が取れるなら買うか」と夫婦で単元ずつ購入しました。「chocoZAP」で元が取れることを祈るばかりです(笑)

そんなRIZAPグループの指標を「株の健康診断書」で見てみましょう。

配当に関しては2021年以降「無配」であり、業績もかなり厳しい状況です。過去5年のPERは赤字が多く算出不能、PBRに関しても6.1倍とかなりの割高水準になります。

本来は手を出すべきではない指標なのですが、前述した優待目当ての購入であり、2023年9月の記念優待と合わせた今年の年間優待利回りは「105.06%」と1年で元が取れる状況です。個人的には株価が安いので怪我をした際のリスクも限られているという前提にはなりますが優待に振り切った投資であり、優待に魅力を感じない場合はお勧めできない銘柄になります。

今月の投資状況

今月の日経平均は非常に強く、「セルインメイ」と言う言葉は何処へやら「28856円」から「31000円台」まで上昇しています。「31000円台」というのは1990年7月以来の高値水準であり、今まさに歴史的な転換点に立ち合おうとしているかもしれないと思うと歴史好きの自分としては非常にわくわくします。海外投資家も7週連続買い越しとかなり日本市場にお金が入ってきている状況です。

4月以降のトレンドは変わらず、今の日本市場は東証による「PBR1倍割れ改善要求」、ウォーレン=バフェット氏の来日&日本株に注目発言、日本企業の株主還元の高まり、日経平均の加重平均PBRも過熱感なし、2024年より新NISA開始による個人投資家人口増加の予想と日本市場で投資を行う上でかなり追い風の材料が揃ってきたなーと感じています。

近い将来「日経平均は30年来の高値を更新してくるのではないか」と歴史的な瞬間に立ち会える状況の訪れに心のどこかでわくわくしながら期待しつつ投資しています。

また5月の決算に関しても増配や自社株買いが多く、株主還元姿勢の高まりを肌で実感した月となりましたね。決算発表の結果、税引き後の配当は「21,551円」増加し、税引き後の年間配当は約42万6500円配当と優待を併せた税引き後の年間の総不労所得は約48万円となりました。これは平均収入以下の自分にとっては非常に大きな不労所得になります。

個人的には2024年の新NISA開始までにある程度割安、増配傾向でできれば株主優待もある企業を中心にPFを拡充していきたいと考えています。なお、直近の日経平均は年初来高値を更新しており、監視銘柄の割安、高配当、優待株もじりじりと底値を切り上げて上昇している状態で買い辛く、ここで思い切って余剰資金をフル出動しようものなら「焦って買っても良いことはない」という言葉の通りになりかねないので、余剰資金とのバランスを考えつつ粛々と資産を積み上げていきたいと考えています。

勿論何か有事の事態が起こり、コロナショック以来の暴落が訪れる未来もあるかもしれません。そのためそういった事態が訪れた際に買い向かえるよう余剰資金をしっかり確保しながら、相対的に割安な銘柄をこつこつ買い進めるというのが丁度いい温度感なのかもしれませんね。

1株投資状況と気になる銘柄

5月も引き続き保有銘柄や監視銘柄の株価が全面高となっており手が出しづらい状況が続いているのですが、沖縄セルラー(貯株率58%、取得単価2810円)が最近徐々に過熱感がなくなり下落基調となってきました。とはいえ指標面ではまだ割高寄りなのですが、総合利回りも4%を超えてきたので1株ずつ拾っています。22期連続増配銘柄であり、今後の増配にも期待できる企業なので2800円を割れるようなら積極的に買い増ししてていきたいと思います。

またタマホームが空売りの踏み上げ、配当取りに向けてかなり割高な水準まで上昇していたので権利確定後にPTSで売却しました。こちらもまた割安水準(3000円前後)になれば11月までに買い戻したいと思いますが、下落した現在も高値圏であり、11月まで期間もあるのでゆっくりチャンスを待ちたいと思います。

またチャンスがあればタマホームを売却した資金を主力として「みずほリース」が3930円辺りまで下がってくれば購入したいなーと虎視眈々と狙っています(“Q(・ω・*)♪

今年の目標

今年の目標の進捗状況です。

・月平均の配当3万+優待1万円を目指す(→現状:配当2.9万⇧+優待1.1万円)

・現金余力1.5倍を目指す(→現状:0.8倍⇧)

・日々を楽しみながらも将来のため「節約・貯蓄・投資」の「家計三分の計」を継続する(→現状:継続中)

・普通の会社員でもできた再現性の高い「節約・貯蓄・投資」方法を模索し、資産形成の一助となれるよう精進する(→現状:継続中)

先月GSIクレオス、ファースト住建、長瀬産業と大きく買い増したことで生活防衛費を除いた現金余力を大きく減らしてしまったのですが、5月の決算によって増配してくれた会社が多かったこともあり配当の増加に大きく貢献してくれています。今月は新規の資金で大きく銘柄を購入することもなかったので現金余力に関してはやや持ち直すことができました。

各目標の詳細については過去の記事に書いているのでよろしければお目通しください。

【先月の配当受取状況】2023年-1月- どうも節約・投資担当の「つみたてにいさん(@tsumitate_nisan)」です((“Q(・ω・*) ブログに遊びに...

まとめ

1株でも「配当」は得ることができるので、業績が好調な会社の株価が環境要因で下落しているときに、少しずつ購入することで負けにくい投資が行えると思います。

「配当」を積み上げていくことにより最初は少額の「配当金」であっても、継続していくことで少しずつ「電気代」や「ガス代」、「携帯代」などの固定費を賄えるようになったり、新たな銘柄を購入する資金に充てることもできるようになります。

ちなみに自分が投資を開始した最初の年、2020年の年間配当は「3,500円」でした。

月額平均に換算すると「月300円」です。

それでもこつこつ投資を続けた結果、2023年4月末現時点での月額平均配当は「月2.9万円」、年間の税引き後配当は「35.3万円」まで増加しました。

時間を味方につけて優良銘柄の株をこつこつ買って積み上げていくことで「インカムゲイン」が着実に増えていくようになると思います。この手法は同じように少しずつ積み上げていけば誰でも実現できる「再現性」の高い方法と考えています。

なお、資産形成の過程がないと説得力もないかと思いますので、本当に再現性が高い方法なのか実験中&発信中ではありますが、現時点では少しずつ、着実に配当収入は増えているという実感です。引き続き再現性の高い「一般解」の投資方法か身をもって証明するために引き続きこつこつ投資を継続していきたいと思います。

今回はちょっと盛り沢山になってしましたが、今回の記事が「日本株の株式投資」に興味のある方々の参考や一助になれば嬉しいです。

つみたてにいさん
つみたてにいさん
時間を味方にして少しずつ分散しながらこつこつ積み上げていけば、「継続は力なり」でいずれは大きな助けとなると思います。
つみたてねえさん
つみたてねえさん
怖いイメージがある「投資」も少しずつ少額から始めることで、大きく資産を減らすリスクを軽減できると思います。

以上、今回は「【今月の配当受取状況】2023年-5月-」という記事でした。みなさまの「投資」の参考になれば幸いです。

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つみたてにいさん
幼馴染のクリエイター気侭之優とともに本ブログ「気侭之 優のフリ→ト→ク」を運営する2級FP技能士。 2020年8月より株式投資を開始。節約と投資により3年半で金融資産600万円→2100万円達成。年間配当は税引き前66万円、年間の総不労所得は税引き前80万円到達。保有する優待株は100銘柄超。投資スタイルは全世界投信と日本株の長期二刀流。「節約・貯蓄・投資」の「家計三分の計」を軸に、お得情報や投資情報など一般的な会社員にもできた再現性が高いと思った情報をお届けしたいと思います。家計軍師として読者の皆様の家計改善や資産形成のお役に立てる献策ができるよう日々精進します((“Q(・ω・*)♪

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