どうも節約・投資担当の「つみたてにいさん」です。
株を分析しプロファイルするための資料として作成した「株の健康診断書」を活かして3月の配当権利月銘柄の通信3社「日本電信電話」、「KDDI」、「ソフトバンク」を比較してみたいと思います((“Q(・ω・`)
比較する3社
今回比較する3社は以下の企業です。
【9432】日本電信電話
【9433】KDDI
【9434】ソフトバンク
携帯キャリア3強だけあって、証券コードも順番に並んでいます。それでは個別に健康診断していきたいと思います((“Q(・ω・`)
【9432】日本電信電話
まずは【9432】日本電信電話です。携帯キャリアの「docomo」の親会社ですね。
【9433】KDDI
次に【9433】KDDIです。携帯キャリアの「au」の会社ですね。
【9434】ソフトバンク
最後に【9434】ソフトバンクです。携帯キャリアの「ソフトバンク」の会社ですね。
それではそれぞれ比較してみていきましょう。
それぞれの比較
配当利回りの比較
配当利回りに関しては「ソフトバンク」が一番高く5.88%あります。
ただ配当金の推移をみていると「KDDI」や「日本電信電話」の方が増配傾向にありますね。
また「配当性向」で見ても「KDDI」と「日本電信電話」が40%程度なのに対し、「ソフトバンク」は80%を超えているので「ソフトバンク」に関しては減配リスクがあります。
利回りに関しては「ソフトバンク」ですが、安全性を考えると「KDDI」と「日本電信電話」が良さそうです。
株主優待の比較
「KDDI」は株主優待として「カタログギフト3000円相当」がいただけます。
「日本電信電話」も株主優待を実施していますが「2年目」と「5年目」限定の優待で「dポイント」がそれぞれ「1500ポイント/3000ポイント」がもらえます。
「ソフトバンク」に関しては株主優待はありません。
株主優待の観点で見ると毎年優待がいただける「KDDI」が一番魅力的です。
ミックス係数の比較
「ミックス係数」は、「当期純利益」と「純資産」を掛け合わせることで、現時点の株価の割安性を評価していこうという指標です。
「ミックス係数」の比較では「日本電信電話」が一番割安で「ソフトバンク」が一番割高となります。グレアム基準の「ミックス係数」で合格範囲なのは「日本電信電話」と「KDDI」ということになりますね((“Q(・ω・`)
「ミックス係数」の詳細については【株語入門】「ミックス係数」についてにて確認いただけると幸いです。
かぶもんのタイプ
「日本電信電話」と「KDDI」は年々配当金を増やしてくれている増配株、「ソフトバンク」は配当利回りが高いですが増配傾向にはないので高配当株に分類します。
EPSの比較
EPSに関しては3社とも概ね右肩上がりです。
まとめ
今回は通信株3社を「株の健康診断書」を元に比較した記事を紹介しました。
通信3社の中でも個人的には「日本電信電話」と「KDDI」の魅力が高く、株価が下がるようなことがあれば1株ずつ買い増していきたいと思います。長期株式投資さんの「永久保有したい銘柄17選」に選ばれるだけあって改めて素晴らしいファンダメンタルズだと思いました((“Q(・ω・`)
「株の健康診断書」が少しでも役に立てれば作成した意味はあったとも思えるのでご参考になるようであれば参考にしていただけますと幸いです。
以上、今回は「通信3社を比較してみました」という内容でした。少しでもみなさまの参考になれば幸いです。