どうも節約・投資担当の「つみたてにいさん(@tsumitate_nisan)」です((“Q(・ω・*)
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全世界株式と全米株式の投資信託をこつこつ積み立てつつ、2020年より「高配当・優待・増配株」を中心に日本株のポートフォリオを組んでいます。
2025年4月7日。史上3番目の下落幅、歴代11位の下落率である「-2,644円」を記録した歴史的な1日。
日頃から暴落の際の準備や心構えは行っていたものの100%理想的な行動ができていたかというと正直怪しかったと思います。そこで今回の経験を今後に生かすべく、暴落の前段階に準備した事や暴落に遭遇した時に行動して良かったこと、改善点をまとめてみたと言うのが今回の記事内容になります。

暴落の前日譚(4/5~4/6)
まずは暴落当日に至る前日の土日の状況から振り返りたいと思います。
4月5日の日経平均株価は終値-5.81%、前日終値より955円安い3万3,780円で取引を終了しました。また同日の日経平均先物も更なる下落を反映している状況であり、週明け4月7日は更なる下落が予想される展開でした。
そこで暴落の準備として行った事は、現時点で指標面で割安になっている銘柄を確認し、4月6日に下がった時に買い増す銘柄を絞る事を行っています。具体的には週次更新の「「NISAで買いたいリスト」-4月1週目-」の中からクボタ、ホンダ、三菱商事、積水ハウス、三菱UFJ等を中心に買い増すことを検討し、その他の銘柄に関しても指標面割安の銘柄をできる範囲で健康診断していました。

また日経平均株価の立ち位置を測るために、現時点での日経平均加重平均PBRを確認(当時約1.25倍)し、想定される最悪の底を割り出し、余剰資金を証券口座に投下、投入資金を分散投入する準備をしています。(余剰資金投入割合も今回は事前に決めておきました。)
なお、4/2にアスクルに、4/4にジョイフル本田に単元投資したことで事前に用意した余剰資金が想定より少なくなってきていたので枯渇しないように投入割合を練り直しています。

底値を想定し備える点は長期株式投資さんの日経平均加重平均PBRの考え方を参考に準備しています。あとは長期株式投資さんの著書1冊目の第5章や3冊目の暴落に関する項目を一通り読み直して心の準備をしました。


4月7日当日
さて、本番当日の午前9:00。日経平均株価は寄付で33,154円(-626円)から始まり、寄付から僅か20分で急落。9時20分の時点で30,792円(-2,362円)と2024年8月5日の下値を抜けた底値を付け、そこから反発していきました。
今回は朝一の段階から元々コロナ当時よりも指標面で割安になっていたクボタ、ホンダを中心に複数銘柄を1株単位から投資を行っています。また日本フエルトを430円の指値で指していたところ上記の急落で約定し合計300株となりました。
その他マークしていた銘柄は以下の銘柄です。
・平和不動産
・FCC
・都築電機
・加藤産業
・OUG HD
・パイロット
・日清食品
・ニチリン
・OATアグリオ
最終的にこんな感じで落ち着きました。
振り返り(良かった点)
さて、そんな今回の暴落時の行動でよかった点を振り返ります。
・下値余地で指値を指していたことで結果として安く株を買うことができた。
・8月5日を経験していたので少しは冷静に対応する事ができた。
・安くなれば買うという原理原則を実行できた。
・暴落の渦中にINPEX、クボタを単元まで買い増すことができた。
・直近購入したサカタインクス、大日本塗料等複数銘柄を損出し、また特定口座に移管されていた三菱UFJFGを損出しする事でNISA枠に移行。取得単価を下げ、利回りを改善、配当も増やすことができた。
・事前に指標面で安い銘柄を中心に絞って安く買い増すことができた。
・最悪のケースを想定し、余剰資金を切らさないよう動くことができた。
・立ち位置を確認するため、日経平均加重平均PBRを即座に確認した。
振り返り(反省すべき点)
次に暴落時の行動で反省すべき点を振り返ります。
・余力を日頃からもっと用意しておくべきだった。
・アスクル、ジョイフル本田を4月7日より前に段階的に単元投資していたため想定より余力の少ない状態で4月7日を迎える事となった。
・余剰資金を想定より減らしていたことから、今後の下落を警戒し、翌日以降の買いを更に薄く展開するため1株投資のみの戦略に切り替えざるを得なかった。
・現段階では結果として上昇したので更に安くなったのに資金が少ないという事態は回避できたが、そうなる未来も想定するべきだった。(これから更に下がり続けると買いたくても買えないという状況が続くかも!)
まとめ
今回は「2025.04.07暴落体験記録」という記事でした。歴史的な暴落を迎える前の日に自分が準備したことと当日の動き、良かった点、反省点をまとめてみました。
日頃から銘柄分析や心構え、余剰資金の確保を含めて準備しておくことはとても大切なことだなーと改めて感じた1週間でした。精神的にかなり大きな負担になった方もおられるかと思いますが、過去の歴史から株式投資は銘柄の選定を行い、長期で投資を続けることができればリターンはおのずとついてくるかと思います。
今回の暴落中の行動を振り返り、良かった点を活かすようにすれば、次の暴落が起こった時により理想的に動けるようになるかと思いますのでそうできるようにしたいですね。
まだまだ警戒感の残る状況なので更なる下落に警戒しつつも、今回の経験は今後の投資人生にとっても大きな経験値となってくれるかと思いますので引き続き配当や優待を楽しみながら頑張っていきましょう。
以上、今回は「2025.04.07暴落体験記録」という記事でした。みなさまの「投資」の参考になれば幸いです。