どうも節約・投資担当の「つみたてにいさん(@tsumitate_nisan)」です((“Q(・ω・*)
ブログに遊びにきていただきありがとうございます。
現在「つみたてNISA」をこつこつ積み立てつつ、2020年より「高配当・優待・増配株」を中心に日本株のポートフォリオを組んでいます。
今回は今年の総括!2023年1月末時点での配当受取状況を見ていきたいと思います。
配当金って何?
「配当金」って何?という人のために概要から((“Q(・ω・*)
「配当」は簡単に言うと「企業が得た利益を投資してくれた株主にお金(配当金)で還元しますよー」という制度です。「配当金」を受け取るためには証券口座を開き、配当を出している企業の株を権利日までに購入する必要があります。権利日までに対象の株を保有すると権利日から大体3か月後ぐらいに「配当金」をいただくことができます。
図解すると以下のような感じです((“Q(・ω・*)
ちなみに配当金は1株からでも受け取ることができるので、少額からでも配当を受け取れる株主になることは可能です。1株投資の実践方法については口座開設から株の購入方法まで別記事【個別株投資入門】「1株投資」に挑戦してみようにまとめて紹介しているので1株から投資を始めてみようという方は参考にしていただけると幸いです。
なお、企業の経営に影響を与える「議決権行使」をするためには対象の企業の株を「100株」以上保有する必要があります。
「配当」は株を保有しているだけで「配当金」を得られる「不労所得」です。「配当」で得られる利益のことを「インカムゲイン」と言い、値上がり差益で利益を得ることを「キャピタルゲイン」と言います。
「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」の違いについて、有名な優待投資家である桐谷さんの例えがとてもわかりやすく、引用すると「インカムゲイン」はゆっくり収穫を待つ農業のようなもの、「キャピタルゲイン」は獲物を狩る狩猟のようなものにあたります。
ちなみにつみたてにいさんはかつて血気盛んに「狩猟」に向かった結果、獲物に翻弄され、かなり手痛い目にあったので現在は「農業」中心の人です((“Q(・ω・*)笑
「高配当株投資」の参考書としてわかりやすい長期株式投資さんのおすすめの書籍も併せて載せておくので興味のある方は是非見てみてください。
それでは早速、先月の配当受取状況を見ていきたいと思います。
先月の配当受取収入
先月の税引き後の配当収入は「789円」で前年同月比過去最高益を更新しました。大きな変動はありますが、昨年以降、配当収入のない月がない状態をキープできています。
「配当」をいただいた主な企業は以下の企業です。(ありがとうございます!!)
・萩原工業、ファースト住建など端株たち
「配当」は権利日から大体3か月後に受け取れるので、今月は主に9月に権利日のあった銘柄たちによって「配当金」が構成されています。
2022年の累計配当受取額
2022年の累計配当受取額は以下です。
昨年の12月の受取配当は637円でしたが、今年は789円の配当金を得ることができました。所感としては少しずつながら着実に配当収入が積み上がってきているなーと感じています。毎年1月の配当収入は一番少ない月になるので来年は4桁になるように銘柄を見極めを最優先にしながら配当月収の平均化を行いたいなと思います。
今年の税引き後累計受取配当額は「789円」、
投資開始以来の税引き後累計受取配当額は「309,417円」となりました。
累計の配当金も30万円の大台を突破しました。(やったー!)
投資を開始してから2年と6カ月。少しずつ着実に積み上がってきましたね。配当収入の使い道は基本的には新しい仲間を迎えるための資金としての「再投資」に使っていきたいと思います。
「継続は力なり。」
これからも少しずつ着実に「配当」を積みあげていきたいと思います((“Q(・ω・*)
1月の新規単元取得銘柄
先月新規で単元を取得した銘柄は2銘柄です。
・サンフロンティア不動産
・ニッケ
余剰資金倍増計画を前にさっそく株をかって余剰資金を減らすという…OTZ
本当はもう少し待機する資金に回す予定だったのですが…反省し次に活かします(笑)
【3201】日本毛織(ニッケ)
日本毛織は、衣料の繊維素材を扱う国内トップクラスの毛織物メーカーになります。最近では商業施設・スポーツ施設の運営などアミューズメント事業にも取り組んでおり多角化しています。街づくり・暮らしづくりをテーマに不動産や学童・介護にまで分野を広げ、事業展開をすすめています。
株主還元に関しても40年以上非減配、じりじり増配傾向という安心感のある会社です。10月後半から下落基調となっており、割安な水準となっていたので1株ずつ買い増しを行い、最終的に「985円」で単元化することができました。(…ちょっと早く集め過ぎたかも(反省))
そんなニッケの指標を株の健康診断書で見てみましょう。
配当に関しては40年以上非減配、じりじり増配傾向と素晴らしいですね。来期に関しては「30円」と据え置きの予定ではありますが、現時点での配当利回りも「3%以上」と概ね高配当株の水準です。年1回の株主優待も実施しており、1年以上の継続保有要件はありますが1000円相当のQUOカードも貰えます。その場合の総合利回りは「4%以上」と個人的に及第点の水準になりますね。なお、現時点の株価は過去5年の指標からみて割安な水準になります。
EPSも配当と同様じりじり右肩上がりな点も安心感がありますね。
【8934】サンフロンティア不動産
サンフロンティア不動産は、不動産再生事業や賃貸・売買仲介などをおこなっている会社です。特に不動産再生事業に力を入れており、都心オフィスビル事業として都心5区(千代田・中央・港・新宿・渋谷区)を中心に「東京都心部の中小型オフィスビル」に特化したリノベーションを手がけており、地域にあった付加価値をつけることで、稼働率のアップ・高収益化をおこなっています。
昨年夏頃から監視していましたが、株価が上がってしまって買い損ねてしまい悔しい思いをしていました。下がるのを待ち続けた結果、今年に入って株価が1100円を割ってきたので優待を廃止した東京個別指導学院を資金の足しにして購入に踏み切りました。
そんなサンフロンティア不動産の指標を株の健康診断書で見てみましょう。
配当に関してはじりじりと配当を増やしてくれて言っており、今期の配当は「44円」、現時点での配当利回りも「4.26%」と魅力的な水準です。また年1回の株主優待も実施しており、自社関連のホテルの宿泊や食事に使える1000円相当の割引券がいただけます。優待を加味した総合利回りは「約5.18%」と魅力的な水準ですね。また300株で「5000円相当」、500株で「10000円相当」と優待利回りも上昇し、500株以上のに関しては3年継続保有することで優待利回りが2倍になるのもポイント高いです。なお、現時点の株価は過去5年の指標やミックス係数からみてもかなり割安な水準になります。
株価が下がれば買い増しを継続し、優待利回りを上げるという戦略が取れるのも本銘柄を長期保有する大きなメリットかと思います。
1株投資状況と気になる銘柄
なお「SBIネオモバイル証券」の1株投資で集中投資していた「日本毛織」の貯株率は100%となり単元化できたので次なる銘柄の買い増しを継続しています。
最近は狙っている銘柄が概ね高くなってしまい手が出しづらい状況が続いているのですが、現状、1株投資に関しては「積水ハウス」(貯株率41%)、「JPX」(貯株率50%)を中心に買い増ししています。「積水ハウス」は2400円を割り込む場合に買い増しを行い、「JPX」に関してはひとまずは2000円以下の安値圏で推移する場合は、3月末の単元化を目指していきたいと思います。
「日本毛織」は「減配しない安定的な配当施策」を掲げている会社で「40年非減配」の実績もあります。また貴重な5月・11月配当の銘柄です。優待を得るためには「2023年5月までに単元の保有を完了してやっと2024年5月に権利が貰える」とかなり先にはなってしまいますが、配当に関してもじりじり増配してくれており、現在株価は優待込みだと4%を超える水準なので今のうちにこつこつ買い集めていきたいと思います。
その他の気になる銘柄として先月挙げていた「沖縄セルラー」(貯株率33%)は株価が割高水準を更新しているので、12月上旬以降買い増しすることができていません。優待確保のため3月末までに集めたかったですが、高値掴みになりかねないため欲望をコントロールしています(買いたい…(o゚□゚)o笑)
配当に関しても21期連続の増配を継続していることから今後の増配にも期待できます。そのため、株価が買いたい水準まで下落するようであれば優待権利月である3月末までに単元を目指せるよう様子を見ながら少しずつ買い進めていきたいと思います。
その他狙っている銘柄としては、長瀬産業が1960円を割るタイミングで買いたいと思いつつ余剰資金を考えて買えないOTZという状態が続いているのである程度余剰資金が貯まり、良いタイミングで購入したいと狙っております(“Q(・ω・*)キラリ
2022年の総括
2022年の日経平均は概ね「26000円-28000円」のレンジ相場でしたが、日銀の実質の利上げによって2023年は株式市場にとっては向かい風の局面となりそうです。実際に現在の株価もその懸念から26000円と直近のレンジの下限で推移しています。
なお、優良銘柄が市況によって株価を下げる時が来れば、1株ずつ配当を積み上げていく投資法においては「買い時」となります。
今月は少し買い急ぎ過ぎてしまったため、現金余力が相対的に減少してしまいました。現金余力が乏しくなってしまった点は今年の大きな反省点です。
暴落は必ずどこかのタイミングで訪れており、暴落が来た時に買う余力がないというのは、千載一遇のチャンスを逃すことを意味します。そのため現金余力もしっかり確保しながらバランスよく投資を継続し、投資の先輩方から日々学びつつ、自らもこれから投資をはじめられる方の一助となれるよう精進していきたいと思います。
今年の目標
最後に12月に続き今年の目標を書いていきたいと思います。
月平均の配当3万円+優待1万円を目指す
2022年12月末現時点での月額平均配当は「月2.4万円」まで増加しました。
なお月額平均優待は「月0.8万円」だったので、現在のところ「月2.4万円の配当と月0.8万円の優待」を受け取っている状態です。総合的にみると投資をしたことで現時点で「月3.2万円」の恩恵を株式投資から受けている状態です。
来年は「月3万円の配当」と「月1万円の優待」を目標に頑張りたいと思います。
今後も「増配・高配当・優待株」を味方に堅実な資産形成を行っていきたいと思います。
現金余力1.5倍を目指す(暴落保険)
今年は貯金や収入から株式への資産投入を多く行ったことで、株式保有率は大いに上昇した半面、PFの現金比率が相対的に下がってしまいました。
現金余力が少ないということは暴落の際に買い増しするための資金が乏しいという事を意味し、いざというときに買い場に参入できないという長期投資における致命的な状況となってしまいます。
そのため、2023年は銘柄を買い集めたい気持ちを我慢し、買い増しする速度を減速することで、現金余力を現在の1.5倍程度にすることで、暴落が来た際に、買いたい銘柄を安く買い増しできるように備えていきたいと思います。
現金余力の拡充は暴落の際の「暴落保険」となるので、その時に動けるよう今のうちに備えたいと思います。
日々を楽しみながらも将来のため「節約・貯蓄・投資」の「家計三分の計」を継続する
いちFP技能士として将来に備えて資産形成を行うのは今の時代必要不可欠と考えています。
2022年は物価高やインフレを肌で強く実感する1年とも言えました。
しかしながら節約偏重となるばかりに「今の生活を犠牲にしてしまう」のは本末転倒と考えています。「死ぬ前に一番お金持ちになっていても意味がない」という言葉の通り、「若い今の時間も大切な時間」です。そのため、日々を楽みながら節約し、「貯蓄・投資」の余力を作る!というコンセプトの「家計三分の計」を継続することで「資産形成」と「今の生活も楽しむ」両方のマインドを2023年も両立していきたいと思います。
資産形成を進めたことで「株主優待」で日々を楽しみながら節約する術も広がったと思います。
普通の会社員でもできた再現性の高い「節約・貯蓄・投資」方法を模索し、資産形成の一助となれるよう精進する
FP2級技能士の資格を取得したものの今の自分は「普通の会社員」です。
自分の職種はFPとは無縁の職種だったので3年前までは「何も知らない会社員」でした。
金融知識が乏しく、学習する機会もなかったのですが、コロナショックを契機に「金融知識が必須の時代は近い」と思い立ち、「節約→ポイ活→FP→投資」と変遷しながら勉強を続けてきました。何もわからないところから試行錯誤した結果が「現在の自分」に繋がっており、今でも日々、様々な諸先輩方から学び、自分なりに解釈し消化できるよう努めています。
3年前の予感は概ね的を得ていたと言え、2023年からは金融教育が高校の授業に取り入れられ、きたる2024年から開始される「新NISA」の「非課税枠」が大幅拡充したことが話題になったようにこれからはより個人の自助努力による「資産形成」が必須の時代になっていくのは明白と言えそうです。
そんな「一億総資産形成社会」が近づく中で、「今の自分に何ができるか」を考えた結果、自らが試行錯誤しながら、実証し、再現性の高いと思った方法を1つでも多く共有することで、関わる人の「資産形成」の一助になりたいという事でした。
超長期的な目標というより1つの夢物語にはなりますが、「教員免許」と「FP技能士」の資格を持っているので、将来、学校教育の現場で未来を担う後進に「堅実な資産形成」を行うためのノウハウを伝えることができたらいいなと漠然と考えています。
そのためには自らが堅実な資産形成を行う「再現性の高いモデルケース」になる必要があります。
そのことから2023年はより一層、普通の会社員でもできた再現性の高い「節約・貯蓄・投資」方法を模索し、自ら堅実な資産形成を続けることで「資産形成」をされる方の一助となれる情報を発信していけるよう頑張りたいと思います。
再現性の高い方法を1つでも紹介していくことで、これから資産形成される方の一助になれればいちFP技能士として冥利につきるというものです。
まとめ
1年の総括も含めたことや、今月は新規単元化銘柄が多かったこともありかなりのボリュームになってしまいました(汗)
1株でも「配当」は得ることができるので、業績が好調な会社の株価が環境要因で下落しているときに、少しずつ購入することで負けにくい投資が行えると思います。
「配当」を積み上げていくことにより最初は少額の「配当金」であっても、継続していくことで少しずつ「電気代」や「ガス代」、「携帯代」などの固定費を賄えるようになったり、新たな銘柄を購入する資金に充てることもできるようになります。
ちなみに自分が投資を開始した最初の年の年間配当は「3,500円」でした。
月額平均に換算すると「月300円」です。
それでもこつこつ投資を続けた結果、2023年1月末現時点での月額平均配当は「月2.4万円」、年間配当は「約30万円」まで増加しました。
時間を味方につけて優良銘柄の株をこつこつ買って積み上げていくことで「インカムゲイン」が着実に増えていくようになると思います。この手法は同じように少しずつ積み上げていけば誰でも実現できる「再現性」の高い方法と考えています。
なお、過程がないと説得力もないかと思いますので、本当に再現性は高い方法なのか自分の身体を使って実験中ではありますが、現時点では少しずつ、着実に配当収入は増えているという実感です。引き続き再現性の高い「一般解」の投資方法か身をもって証明するために引き続きこつこつ投資を継続していきたいと思います。
今回の記事が「日本株の株式投資」に興味のある方々の参考や一助になれば嬉しいです。
以上、今回は「【先月の配当受取状況】2023年-1月-」という記事でした。みなさまの「投資」の参考になれば幸いです。