どうも節約・投資担当の「つみたてにいさん(@tsumitate_nisan)」です((“Q(・ω・*)
ブログに遊びにきていただきありがとうございます。
現在「つみたてNISA」をこつこつ積み立てつつ、2020年より「高配当・優待・増配株」を中心に日本株のポートフォリオを組んでいます。
今回は今年の総括!2023年6月末時点での配当受取状況を見ていきたいと思います。
配当金って何?
「配当金」って何?という人のために概要から((“Q(・ω・*)
「配当」は簡単に言うと「企業が得た利益を投資してくれた株主にお金(配当金)で還元しますよー」という制度です。「配当金」を受け取るためには証券口座を開き、配当を出している企業の株を権利日までに購入する必要があります。権利日までに対象の株を保有すると権利日から大体3か月後ぐらいに「配当金」をいただくことができます。
図解すると以下のような感じです((“Q(・ω・*)
ちなみに配当金は1株からでも受け取ることができるので、少額からでも配当を受け取れる株主になることは可能です。1株投資の実践方法については口座開設から株の購入方法まで別記事【個別株投資入門】「1株投資」に挑戦してみようにまとめて紹介しているので1株から投資を始めてみようという方は参考にしていただけると幸いです。
なお、企業の経営に影響を与える「議決権行使」をするためには対象の企業の株を「100株」以上保有する必要があります。
「配当」は株を保有しているだけで「配当金」を得られる「不労所得」です。「配当」で得られる利益のことを「インカムゲイン」と言い、値上がり差益で利益を得ることを「キャピタルゲイン」と言います。
「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」の違いについて、有名な優待投資家である桐谷さんの例えがとてもわかりやすく、引用すると「インカムゲイン」はゆっくり収穫を待つ農業のようなもの、「キャピタルゲイン」は獲物を狩る狩猟のようなものにあたります。
ちなみにつみたてにいさんはかつて血気盛んに「狩猟」に向かった結果、獲物に翻弄され、かなり手痛い目にあったので現在は「農業」中心の人です((“Q(・ω・*)笑
「高配当株投資」の参考書としてわかりやすい長期株式投資さんのおすすめの書籍も併せて載せておくので興味のある方は是非見てみてください。
それでは早速、先月の配当受取状況を見ていきたいと思います。
今月の配当受取収入
先月の税引き後の配当収入は「90,284円」で前年同月比の過去最高益を更新しました。大きな変動はありますが、昨年以降、配当収入のない月がない状態をキープできています。
「配当」をいただいた主な企業は以下の企業です。(ありがとうございます!!)
・NTT(NISA)
・KDDI(NISA)
・オリックス(NISA)
・三菱HCキャピタル(NISA)
・稲畑産業
・全国保証
・リコーリース
・立花エレテック
・その他多数
「配当」は権利日から大体3か月後に受け取れるので、今月は主に3月に権利日のあった銘柄たちによって「配当金」が構成されています。
前年同月比との比較
さて前年より配当はどれぐらい増えたのか前年同月比と比較してみたいと思います。
昨年の6月の税引き後の受取配当は68,360円でしたが今年の6月の税引き後の受取配当は90,284円と前年同月比で「132.1%」とプラスになっています。
なお、現時点での前年同月比累計推移では去年より配当が「157.3%」増えています。
月10万円弱の配当収入の威力は大きく労働収入の投下をせずとも配当所得を中心に再投資が行える1カ月となりました。所感としては少しずつながら着実に配当収入が積み上がってきていると感じますね。
2023年の累計配当受取額
2023年の税引き後年間配当受取額は以下です。
今年の税引き後累計受取配当額は「143,624円」、投資開始以来の税引き後累計受取配当額は「452,252円」となりました。
税引き後の累計配当金も45万円を超えてきましたね。(やったー!)
投資を開始してから2年と11カ月。少しずつ着実に配当が積み上がってきました。配当収入の使い道は基本的には新しい仲間を迎えるための資金としての「再投資」に使っていきたいと思います。
「継続は力なり。」
これからも少しずつ着実に「配当」を積みあげていきたいと思います((“Q(・ω・*)♪
6月の新規単元取得銘柄
今月新規で単元を取得した銘柄は0銘柄になります。
・なし
空売りの踏み上げにより5月権利に向け割高な水準まで上昇したタマホームを権利直後に売却し、みずほリースを購入する予定でしたが気が付けばあれよあれよという間に株価が上昇してしまい完全に買うタイミングを逃してしましたOTZ
タマホームは期末一括配当のため、今期の配当は得たものの売却により一時的に配当管理の年間配当は416500円に減少しています。
みずほリースは今の水準でも総合利回りは悪くないので投資しても良いかと悩みましたが、結局の所、中々購入に踏み切れず今は監視を続けているままの状況になります。なお、余剰資金も4月まで低下気味だったので3月配当分と合わせて今は余剰資金の回復に努める時期と思い、相対的に買える銘柄を1株単位でこつこつ買い進めるにとどめています。
今月の投資状況
先月に続き今月も日経平均は非常に強く「31000円台」から「33000円台」まで上昇しています。この2カ月だけで日経平均は約5000円も上昇したことになります。予想していたより早く急ピッチに株価が上がっていくことに戸惑いながら、ディフェンシブ株を中心にコツコツ1株単位に買い進めるにとどめています。
4月以降のトレンドは変わらず、今の日本市場は東証による「PBR1倍割れ改善要求」、ウォーレン=バフェット氏の来日&日本株に注目発言、日本企業の株主還元の高まり、日経平均の加重平均PBRも1.37倍とそこまで過熱感はなく、2024年より新NISA開始による個人投資家人口増加の予想と日本市場で投資を行う上でかなり追い風の材料が揃ってきたなーと感じています。
このままのペースで行くと思ったより早く「日経平均は過去最高の高値を更新してくる日が訪れるのではないか」と歴史的な瞬間に立ち会えることを心のどこかでわくわくしながら、一方で今はもうちょっと待ってほしいなーと思いつつ投資しています。なお、過熱感はなくともこの2カ月の上昇は急ピッチ感はあるので7月は流石に調整してくるかなー、そうなれば買いたい銘柄を買えるかもしれないなーと思い銘柄購入の機会を窺っている状況です。
個人的には2024年の新NISA開始までにある程度割安、増配傾向、できれば株主優待もある企業を中心にPFを拡充していきたいと考えています。なお、直近の日経平均は年初来高値を更新しており、監視銘柄の割安だった増配、高配当、優待株もじりじりと底値を切り上げて上昇している状態で買い辛く、ここで思い切って余剰資金をフル出動しようものなら「焦って買っても良いことはない」という言葉の通りになりかねないので、余剰資金とのバランスを考えつつ1株単位で粛々と資産を積み上げていきたいと考えています。
勿論突如として有事の事態が起こり、コロナショック以来の暴落が訪れる未来もあるかもしれません。そういった事態が訪れた際に買い向かえるよう余剰資金をしっかり確保しながら、相対的に割安な銘柄をこつこつ買い進めるというのが丁度いい温度感なのかもしれませんね。
1株投資状況と気になる銘柄
6月も引き続き保有銘柄や監視銘柄の株価が全面高となっており手が出しづらい状況が続いています。来月配当の積水ハウスが利回り4.2%台まで下落していた局面があったので、2900円以下のタイミングで1株ずつ買い増しを行いなんとか貯株率53%(平均単価2423円)まで増やすことができました。
直近、単元化を目指している沖縄セルラーは貯株率78%(平均単価2851円)まで買い増しを続けてきましたが、直近株価は3000円台を奪還しだんだん買い辛くなってきました。指標面では若干割高寄りなのですが、総合利回りもまだ4%確保できる状況のため1株ずつ拾っていこうと思います。22期連続増配銘柄であり、今後の増配にも期待できる企業なので2800円を割れるようなら積極的に買い増ししてていきたいですね。
今年の目標
今年の目標の進捗状況です。
・月平均の配当3万+優待1万円を目指す(→現状:配当2.8万⇩+優待1.1万円)
・現金余力1.5倍を目指す(→現状:1.6倍⇧)
・日々を楽しみながらも将来のため「節約・貯蓄・投資」の「家計三分の計」を継続する(→現状:継続中)
・普通の会社員でもできた再現性の高い「節約・貯蓄・投資」方法を模索し、資産形成の一助となれるよう精進する(→現状:継続中)
タマホームを売却し、みずほリースを購入する予定でしたが買いそびれてしまったことや今月は株高により単元で購入はできなかったこと、ボーナスが入ったこともあり、現金余力に関しては持ち直すことができました。これからも余剰資金の様子を見ながら少しずつ買える銘柄をPFの仲間に加えて行きたいと思います。
各目標の詳細については過去の記事に書いているのでよろしければお目通しください。
まとめ
毎月記録を残しておくことで、配当の積み上げの記録や振り返るを行うことができますね。
また未経験の方には敷居の高い株式投資も現在では1株から投資することができ、1株からでも「配当」は得られるので業績が好調な会社の株価が環境要因で下落している時に少しずつ購入することで負けにくい投資が行えると思います。
今やNTTも1株「170円」で買えてしまう時代です。(凄い!)
「配当」を積み上げていくことにより最初は少額の「配当金」であっても継続していくことで少しずつ「電気代」や「ガス代」、「携帯代」などの固定費を賄えるようになったり、新たな銘柄を購入する資金に充てることもできるようになります。
ちなみに自分が投資を開始した最初の年、2020年の年間配当は「3,500円」でした。
月額平均に換算すると「月300円」です。
それでもこつこつ投資を続けた結果、2年11カ月たった2023年6月末現時点で月額平均配当は「月2.86万円」、年間の税引き後配当は「34.4万円」まで増加しました。株主優待も含めると年間の不労所得は「約50万円」の規模となります。この金額の不労所得を得られる事は自分にとってはとてもありがたく大きな規模になってきたなーと感じています。
時間を味方につけて優良銘柄の株をこつこつ買って積み上げていくことで「インカムゲイン」が着実に増えていくようになると思います。この手法は同じように少しずつ積み上げていけば誰でも実現できる「再現性」の高い方法と考えています。
なお、資産形成の過程がないと説得力もないかと思いますので、本当に再現性が高い方法なのか今の立ち位置で実験しながら発信中でありますが、現時点では少しずつ、着実に配当収入は増えているという実感です。引き続き再現性の高い「一般解」の投資方法か身をもって証明するために引き続きこつこつ投資を継続していきたいと思います。
今回もやや盛り沢山になってしましたが、今回の記事が「日本株の株式投資」に興味のある方々の参考や一助になれば嬉しいです。
以上、今回は「【今月の配当受取状況】2023年-6月-」という記事でした。みなさまの「投資」の参考になれば幸いです。