どうも節約・投資担当の「つみたてにいさん(@tsumitate_nisan)」です。
ブログに遊びにきていただきありがとうございます。
最近は日経平均も堅調ですね。最近は暴落らしい暴落も来ていないので感覚も鈍っていますが、暴落は必ずと言っていいほど数年単位でやってくるものです。
とは言え、つみたてにいさんもこの世界にやってきたのがコロナショック以降のため、暴落らしい暴落はウクライナショックしか経験したことがありません。市場が堅調な時こそ暴落が起こった際の備えをしておきたいですね。
暴落が来た際には買い増しをしていくことになるかと思いますが、単元で既に保有している場合、優待銘柄に関しては単元以上買い増ししていくことでどうしても優待利回りの低下つまり「お得さの減少」が気になってしまいます。(私だけかも。。笑)
そのため、どうせ買い増すなら株数を増やすことで「株主優待もパワーアップして優待の恩恵もより受けられるようにした方がお得」だとおもいませんか?
そこで今回は暴落が発生した際に単元以上でも買い増ししやすい100株でも高配当かつ株主優待もあり、さらに100株以上の優待も魅力的で買い増ししやすい連続増配銘柄を3つ紹介したいと思います((“Q(・ω・*)♪
ちなみにつみたてにいさんはいずれの銘柄も単元で確保している銘柄になるので、暴落が来た際には優待のパワーアップを兼ねてじっくり買い増していきたい銘柄の候補になります。
稲畑産業
最初の銘柄は証券コード【8098】の稲畑産業です。
稲畑産業は、主にプリンタのインクやトナーの原料や合成樹脂を製造、アジアで広域に展開している化学専門商社です。インク原料にとどまらず液晶パネルの部品や太陽光電池の部品、ゴム製品の原料、包装フィルムに至るまで多種多様な部品を製造し販売しています。
株の健康診断書
稲畑産業の健康診断結果です。総合利回りは4.25%以上、ミックス係数も4.31と割安な水準です。配当も5期連続増配と年々増配を重ねており、中期経営計画では2023年まで累進配当政策を掲げ、総還元性向は概ね50%を目安に利益還元を行う予定のようなのでまだ余力はありそうですね。
個人的には、こういう増配銘柄を中心に仲間に加えてポートフォリオと言う名のパーティを強化していきたいですね。
次に現段階での過去5年のPER・PBRレンジです。
PER的には「2100円」を割れたら、PBR的には「1300円」を割れたらとりあえず底値目安と考えておくと暴落時に判断しやすいかもしれないですね。
優待内容
稲畑産業の株を100株保有していると株主優待として「QUOカード(500円相当)」がもらえます。優待権利月は9月の年1回です。また所有株数が増えるほど、長期で持つほど優待もパワーアップしていきます。暴落が来た際には少しずつ買い増ししていき、取得単価を切り下げつつ200株、300株と目指していきたいですね。
保有年数/株数 | 100株 | 200株 | 300株 |
6カ月未満 | 500円 | 500円 | 500円 |
6カ月以上3年未満 | 1000円 | 2000円 | 3000円 |
3年以上 | 2000円 | 3000円 | 5000円 |
「複数の保有条件に当てはまる場合は、株主様に有利な条件を採用しています」と公式に書かれているので単元収取後は取得単価より下がったり、暴落が来たりした際は次の段階を目指して少しずつ集めていくという戦略も面白いかもしれません((“Q(>ω<*)
リコーリース
続いての銘柄は証券コード【8566】のリコーリースです。
リコーリースは、リース事業や金融サービス事業を展開している会社です。コピー機のリースからスタートして、今では医療機器、印刷機械・工作機械、車両、輸送機器など様々な商材を取り扱っています。一方の金融サービスでは、集金代行、ビジネスローン、医療コンサルティングなどといった支援活動をしています。中小向け提案力に定評があり、みずほリースとも提携しています。
株の健康診断書
リコーリースの健康診断結果です。総合利回りは4.27%以上、ミックス係数も4.94と割安な水準です。配当も年々増配しており、日本の増配歴ランキングでは第5位の23年連続増配を行っています。また2026年までに配当性向を「35%」まで引き上げる目標を掲げています。EPS(1株純利益)も年々上昇しており今後の増配も期待できそうな有望銘柄です。
次に現段階での過去5年のPER・PBRレンジです。
PER・PBR的に「3000円~3100円」まで下がればとりあえず底値目安と考えておくと暴落時に買い増しの判断をしやすいかもしれないですね。
優待内容
リコーリースの株を100株保有していると株主優待として「QUOカード(2000円相当)」がもらえます。優待権利月は3月の年1回です。また所有株数が増えるほど、長期で持つほど優待もパワーアップしていきます。ちなみに300株保有すると「QUOカード」から「カタログギフト」になりますが、「QUOカード」を選択することもできるので「QUOカード派」の方にも「カタログギフト派」の方にも集めやすい銘柄でないでしょうか。
保有年数/株数 | 100株 | 300株 |
1年未満 | 2000円 | 5000円 |
1年以上3年未満 | 4000円 | 8000円 |
3年以上 | 5000円 | 10000円 |
長瀬産業
次の銘柄は証券コード【8012】の長瀬産業です。
長瀬産業は、創業180年の大手化学品商社です。染料や合成樹脂など「化学品」の輸入・販売をおこなっている商社です。1832年に創業し江戸時代から続く同社は、幅広い分野の製品を取り扱うほか、製造・加工・研究開発にも取り組んでいます。
近年は、事業の拡大とグローバル化を進めていて、国内と海外の売上が同じくらいにまで成長しています。
株の健康診断書
長瀬産業の健康診断結果です。総合利回りは4.25%以上と高利回りです。ミックス係数も7.74と割安水準ですね。13期連続増配を行っていることからから増配での株主還元をしっかり意識した会社であり、2022年まではじりじりと増配を続けていた印象ですが、直近はW増配を発表し増配率も33%と還元姿勢の高さがより際立ってきた印象になるので今後の配当に関しても期待が持てそうです。
次に現段階での過去5年のPER・PBRレンジです。
PER・PBR的に「1300円~1600円」まで下がればとりあえず底値目安と考えておくと、暴落時に買い増しを行う判断基準として機能しやすいかもしれないですね。
優待内容
長瀬産業の株を100株以上かつ6カ月以上保有していると株主優待として「NAGASE優待カタログ(1500円相当)」がもらえます。優待権利月は3月の年1回です。また所有株数が増えるほど、保有期間が長いほど優待がパワーアップします。
保有年数/株数 | 100株 | 300株 |
6カ月未満 | なし | なし |
6カ月以上3年未満 | 1500円 | 5000円 |
3年以上 | 3000円 | 10000円 |
まとめ
今回は「【日本株】総合利回り4%以上!暴落時に買い増ししたい銘柄3選」という内容でした。
今回紹介した銘柄は以下の銘柄です。
銘柄/単元利回り | 株価 | ミックス係数 | 配当利回り | 優待利回り | 総合利回り |
稲畑産業 | 2942円 | 7.11 | 4.08% | 0.17% | 4.25% |
リコーリース | 3980円 | 4.94 | 3.77% | 0.50% | 4.27% |
長瀬産業 | 2233円 | 7.74 | 3.58% | 0.67% | 4.25% |
いずれの銘柄も株主優待があり、割安、高配当、連続増配と個人的に好きな条件がある程度揃っている銘柄になります。
基本戦略として100株を目指して優待・増配・高配当銘柄を幅広く保有することを個人的にはおすすめしますが、単元収集後も今回紹介した銘柄のように連続増配銘柄かつ100株以上の優待もパワーアップする銘柄があれば暴落した際に買い増ししていきやすいですね。また面白そうな銘柄や特徴のある銘柄があれば記事にしたいと思います。
1株投資について詳しく知りたいという人は過去の記事を参考にしていただければ幸いです。
以上、今回は「【日本株総合利回り4%以上!暴落時に買い増ししたい銘柄3選」という内容でした。少しでもみなさまの参考になれば幸いです。