どうも節約・投資担当の「つみたてにいさん(@tsumitate_nisan)」です((“Q(・ω・*)
ブログに遊びにきていただきありがとうございます。
全世界株式と全米株式の投資信託をこつこつ積み立てつつ、2020年より「高配当・優待・増配株」を中心に日本株のポートフォリオを組んでいます。
以前まとめた「新NISAの成長投資枠で買いたい「監視銘柄リスト」-36選-」(今は40銘柄ある(笑))は日々株価の変動=指標の変動があります。基本的に週次で更新する事で監視銘柄の買い時を見つけられたらいいなと言うのが今回の記事内容になります。


今回は2月3週目段階の記事となります。
今週の日経平均株価
今週の日経平均株価は「38,907円→39,149円」と、5営業日で+241円 (0.62%)上昇した1週間でした。
なお、10月以降の日経平均は38000円~40000円のレンジ相場です。引き続き上がっても下がっても良いように準備しておきたいものですね。
日経平均加重平均PER・PBR
日経平均の立ち位置を確認するコーナーです。
現時点での日経平均加重平均PERは「15.37倍」、PBRは「1.41倍」と概ねフェアバリュー〜やや割高の水準です。
なお、2024年暴落時の最高値から8/5の下値までの推移は以下となります。
【日経平均の最高値→現在】
2024年7月11日→2024年8月5日
日経平均:42,224円→31,458円(下落率:-25.5%)
加重平均PER:17.58倍→13.01倍
加重平均PBR:1.57倍→1.15倍
「山高ければ谷深し」が起こった昨年。
暴落が起こるためには事前に株価が「割高」になっている必要があります。油断しないよう引き続き週次で指標をチェックすることで日経平均株価の今の立ち位置を定点観測していきたいと思います。
銘柄リスト-その①-
まずは銘柄リストその①です。

この中で理想の配当利回り近辺で推移している銘柄はアステラス製薬・クボタ・INPEX・日本電信電話の4銘柄です。
アステラス製薬は決算後に株価を下落させたものの現在は株価を幾分戻しています。それでも配当利回りは4.97%とかなりの高利回りです。
クボタは本決算を受けて株価を下落させており過去5年平均のPER・PBRは割安水準、過去5年の配当利回りも2.66%と銘柄の利回りで見ると高水準です。12月権利銘柄ではありますが、安値圏で推移しているので少しずつ単元化を目指したいと思います(現在65株)
自動販売機で買えちゃう(価格帯の)日本電信電話は配当利回りも「約3.54%」とまずまずであり、まだ1株単位の投資であれば買い易いですね。
INPEXは本決算でまさかの累進配当を導入し下限配当が90円(中計2025-2027)となりました。配当利回りも4.74%と魅力的な水準ですね。(現在83株)
引き続き割安なタイミングや、来期の増配を見越して投資したり、取得単価と勘案しながら投資できる水準を見極めていきたいところですね。
銘柄リスト-その②-
銘柄リストその②です。

この中で理想配当利回り水準で推移している銘柄は三菱商事の1銘柄です。
ブリヂストンは2/17に本決算を控えており、2026年の目標配当250円に向けて2025年は230円程度の配当を出してくれるのではないかと読んでいますが、どうなるか注目したい所ですね。
信越化学工業はじりじりと株価を下げてきており、過去5年のPER・PBRは概ねフェアバリュー、配当利回り2.24%となっています。できれば配当利回り3%辺りを目安にチャンスがあれば狙いたいと思います。
大和ハウス工業は株主優待拡充を発表、100株保有の場合は1000円相当→2000円相当、更に3年以上だと4000円相当にアップしました。魅力的なのですが株価が高く、利回りも2.9%程度と低い状況なので今はぐっとこらえて様子見しています。
三大商社の中では三菱商事の利回り面と指標面で頭一つ抜けており、配当利回りも3.97%ととなっています。自身のPFの商社株の割合はいずれも単元未満であり、いずれは3社とも単元以上保有したいと思いますが前のめりになり過ぎないよう気を付けながら投資を続けていきたいと思います。遂に単元まで折り返し地点となりました。(現在50株)
また三井物産、伊藤忠商事もじりじりと株価を下げてきており利回りはそれぞれ3.58%、3.08%と上がってきていますね。もう少し利回りが高まれば1株ずつ投資したいと思います。
銘柄リスト-その③-
銘柄リストその③です。

理想配当利回り付近の銘柄は三菱HCC、芙蓉総合リース、全国保証、トヨタ、ホンダ、キッコーマン、アサヒGHDの7銘柄になります。
アサヒGHDは本決算にてDOE4%以上を目指した累進配当採用を発表し、配当も52円へと増配しています。仮にDOE4%となれば配当は70円程度(その場合4.3%)と上昇が見込めるので長い目で見て累進高配当銘柄として未来の高配当株として先回りで集めていくというのも1つの視点かもしれません。
キッコーマンも利回り自体は1.43%と高くありませんが、現在の株価水準は過去5年のPER・PBRレンジで見ても底値水準であり、魅力的な水準です。
自動車関連の監視銘柄に関してもトヨタは配当利回りが3.21%、ホンダは配当利回りが4.63%と引き続き高い水準ですね。ホンダはまだ36株なので今週、少しずつ集めていきたいと思います。
全国保証はあと2回とは言え株主優待がある事と来期の増配分を視野に入れるとかなり魅力的な水準かなと思います。配当利回りは3.6%と過去を見ても高水準であり、今期中に単元化できれば2026年3月期の計画配当通りの243円と考えた場合の配当利回りは4.4%近くとなっています。優待を加味した来期の総合利回りは約5.3%と過去の利回りから考えても比較的高い水準ですね。
銘柄リスト-その④-
最後に銘柄リストその④です。

この中で理想配当利回り付近で推移している水準の銘柄はヤマハ発動機、電源開発、日清食品HDの3銘柄です。
ヤマハ発動機は本決算にて来期の配当は据え置きとなりました。株価の下落により配当利回りも4.17%まで上がってきています。
三井不動産は様子を見ながら現在1株ずつ買い増しを行っております。(現在56株)
日清食品HDは決算を受けて更に株価を下落させており過去5年のPER・PBRレンジを見ても底値水準、配当利回りも2.32%まで上がってきています。余力があればそろそろめちゃくちゃ買いたいのですが、余力を勘案すると資金的に買うのが厳しいところです。(余力大事!)
全体感としては大型株を中心に引き続き高値圏ではありますが、一部銘柄に関してはコロナ禍よりも株価・指標面を下げている銘柄もあり、銘柄によっては積極的に買いたい水準になっています。特に食料品株はここでは紹介していませんが、明治HD、森永乳業などほかにも魅力的な水準の銘柄が多い印象ですね。
今年も引き続きPFのバランスや余力を勘案しながら、着実にPFを肉付けしていきたいですね(“Q(・ω・*)♪
まとめ
今回は自身の「新NISA」-成長投資枠で買いたい銘柄-40選-の定点観測(2月3週目)の記事でした。
「新NISAで買いたい銘柄リスト」や「保有株で含み損に転じたら新NISA枠に移行する銘柄リスト」など「この銘柄はこうする!」ということをあらかじめ決めておくとスムーズに動けるかと思いますね。
なお、成長投資枠の日本株へ投資は「損益通算できない」点から投資難易度は特定口座よりぐーんと上がると考えているので、中・小型株や実験的な銘柄は特定口座の範囲までとして、「新NISA」枠ではより堅実な投資対象(大型株の増配株)を中心に投資をしていくことを意識したいです。
みなさまは「新NISA」の成長投資枠はどのように投資されますか。正解はないので自分なりに考えて納得できる水準で資産を育てていきたいですね🌱
この辺のプランは投資家の感性や人生設計によって「新NISA」活用プランが完成するところになるかと思いますが、今回の記事が「新NISA」の活用に興味のある方々の参考や一助となれば嬉しいです。
以上、今回は「「新NISAで買いたいリスト」-2月3週目-」という記事でした。みなさまの「投資」の参考になれば幸いです。