【投資】8月に取得した株主優待

どうも節約・投資担当の「つみたてにいさん」です。

ここ数カ月、海運業の指標である「バルチック海運指数」や「世界コンテナ運賃指数（FBX）」が暴騰していることから、「海運株」に注目しています。新型コロナに伴う生活様式の変化から輸送需要が高水準で推移しており、もし2007年頃の相場が再現されることになれば大相場になりそうですね。

さて話を本題に戻しましょう。2021年8月27日は8月の優待銘柄の「権利付最終日」でした。「権利付最終日」は日本語ですがわかりやすく翻訳すると「8月の優待銘柄の優待をGETするためには8月27日まで対象銘柄を所持する必要があるぜ」ということです。

今回は株主優待の激戦月「【投資】8月に取得した株主優待」について紹介したいと思います。

8月に取得した株主優待

8月に取得した株主優待は6銘柄です。

企業名	株主優待	年間配当（税引前）
【8267】イオン	イオンオーナーズカード	36円
【3048】ビックカメラ	買物優待券（1000円相当）	15円
【7513】コジマ	優待買物割引券 （1000円相当）	10円
【3086】J.フロントリテイリング	優待買物割引カード（10％割引）	18円
【8233】高島屋	優待買物割引カード（10％割引）	24円
【3548】バロックジャパンリミテッド	クーポン（2000円相当）	38円

なお、それぞれの株は100株ずつしか保有していません。理由としては100株ずつ保有するのが利回りとして一番良く、リスク分散もできるからです。

それでは今回の銘柄が出揃ったところでそれぞれの銘柄について軽く紹介していきたいと思います。

【8267】イオン

最初の銘柄は 【8267】イオン です。

「イオン」は「イオンモール」など日本国内外300余の企業で構成される大手流通グループ「イオングループ」を統括する会社です。子会社には「ミニストップ」や「ウェルシア」などがあります。

「イオン」の株を100株以上持っていると年に2回「オーナーズカード」をもらえます。なお、正確には持ち続けている場合は所持しているカードの有効期限が伸びるので都度新しく送られてくるわけではありません。

お買い物でキャッシュバック

「イオン」での買い物の金額のうち保有株数に応じて一定割合を後日キャッシュバックしてもらえます。

日常のお買い物が「イオン」で買うことができる場合は、日々の生活費を抑えることに貢献してくれます。また「20日・30日」の5％オフとも併用できるので100株でも「8％」還元となりかなりお得ですね。

1000円で映画が見れる

イオンにある映画館「イオンシネマ」で「オーナーズカード」を提示することで1000円で映画を見ることができます。また「オーナーズカード」を提示することで「ジュースかポップコーンのいずれかをもらうこと」ができるので1回映画を見るだけでも飲食代あわせて1200円ぐらいお得になりますよ。

なお「4DX」等元々の値段が高い鑑賞券は1000円にはなりませんが、割引は利きます。

その他にも 「オーナーズカード」があると様々な恩恵をイオンで受けることができます。詳細については過去の記事でも紹介しているので気になる方は確認してみてください。

【3048】ビックカメラ

次の銘柄は 【3048】ビックカメラ です。

「ビックカメラ」をお勧めするポイントは以下の内容です。

配当金がもらえる

「ビックカメラ」も配当金がもらえます。

1株当たり年間「15円」、配当利回りは「1.4％」ほどです。

買物優待券が年2回貰える（100株以上）

「家電」や「日用品」、「ゲーム」など「家電量販店」で買い物する機会は何かとあります。

「ビックカメラ」の株主優待はというと保有している株数に応じて「ビックカメラ」、「コジマ」、「ソフマップ」で使える買物優待券が年に2回貰えます。

「ビックカメラ」をお勧めする理由としては「8月」のみではありますが、100株を1年以上保有していると買物優待券が追加でもらえるという長期保有特典があることです。

つまり100株を2年以上保有していると、年間「5000円」（2月2000円/8月3000円）相当の買物優待券がもらえるので、日々の生活で使用したり、「家電」などの大きな買い物をするときの足しにしたりと何かと便利です。また「長期保有優待」があると株を長期で持ちたくなりますね。100株を2年以上もつ場合の総合利回りは現時点でなんと「5.8％」にもなります。

なお、買物優待券には「有効期限」が設定されていて、5月に送付されたものは11月末、8月に送付されたものは翌年の5月末までの期限となっています。使い忘れのないように気を付けましょう。

【7513】オオシマ （コジマだよ！！）

次の銘柄は【7513】オオシマ です。（コジマだよ！！）

冗談はおいておいて、「コジマ」はビックカメラ傘下の家電量販店です。「ビックカメラ」の傘下だけに株主優待も「ビックカメラ」とかなり似た内容になります。「コジマ」の株主優待は保有している株数に応じて「コジマ」や「ビックカメラ」、「ソフマップ」で使える買物優待券が年1回貰えます。

「コジマ」の株主優待は「ビックカメラ」と同様、100株以上を1年以上の期間保有していると長期保有優待として買物優待券が追加でもらえます。

つまり100株を2年以上保有していると、8月に「3000円」相当の買物優待券がもらえるので、日々の生活で使用したり大きな買い物をするときの足しにしたりと何かと便利です。こちらも「ビックカメラ」と同様長期保有優待があるので株を長く持ちたくなりますね。なお、2年以上所有している場合の総合利回りは現時点で「6％」とこちらもかなりの高還元銘柄となります。

「コジマ」だけでなく、「ビックカメラ」や「ソフマップ」でも使えるので「ビックカメラ」の株主優待と併用できるのもつみたてにいさん的にポイント高いです。

【3086】J.フロントリテイリング

次の銘柄は【3086】J.フロントリテイリング です。

「J.フロントリテイリング」と言われてピンとくる方は少ないかもしれないので言い換えると、関西以西と中部地区でそれぞれトップシェアの百貨店であった「大丸」と「松坂屋」が経営統合してできた会社です。

株主優待は、「大丸・松坂屋」で使える優待買物割引カード（10％割引）などがもらえます。 優待買物割引カード は「株主本人」または「株主の家族」が利用できます。 優待買物割引カードの上限金額は所有株数によって変わります。

また、優待買物割引カードの提示でパルコ各店の直営ギャラリーでの有料文化催事に無料で入場することができます。（一部の有料文化催事は、ご優待の対象外となる場合あり。）

この株主優待は自分用というよりは、両親が百貨店で買い物をする機会が多いため、「両親へのプレゼント用の株主優待」になります。喜んでくれたらうれしいなーと思いつつ首を長くして株主優待の到着を待ちたいと思います。

【8233】高島屋

次の銘柄は 【8233】高島屋 です。

「J.フロントリテイリング」と同様こちらの株主優待の内容は、「高島屋」などで使える優待買物割引カード（10％割引：1枚）です。「優待買物割引カード」は、「株主本人」または「株主の家族」が利用できます。こちらも 「J.フロントリテイリング」と同様、優待買物割引カードの上限金額は所有株数によって変わります。

また、「優待買物割引カード」を提示することで、高島屋各店で開催されている有料文化催に3人まで無料で入場することもできます。これも嬉しい特典ですね。

この株主優待も 「J.フロントリテイリング」 と同様、自分用というよりは両親が百貨店で買い物をする機会が多いため、「両親へのプレゼント用の株主優待」になります。

今年の3月に「三越伊勢丹」の優待カードをプレゼントしたため、これで「三越伊勢丹」・「大丸・松坂屋」・「高島屋」の個人的「百貨店の三種の神器」をゲットしたことになります。少しでも役に立てれば嬉しいと思います。

【3548】バロックジャパンリミテッド

最後の銘柄は 【3548】バロックジャパンリミテッド です。

「バロックジャパンリミテッド」でピンとこない人もいるかもしれないので、取り扱っているブランドを紹介すると「MOUSSY」や「SLY」、「SHEL’TTER」、「AZUL」など婦人服のブランドを展開している会社です。

「バロックジャパンリミテッド」 の株主優待は「店舗・通販サイトで使えるクーポン」が年に2回貰えます。もらえるクーポンは所有株数によって変動します。

素直に申し上げます。紳士の自分は婦人服を着ることはありません。（ほんとだよ）

そのため株主優待をどのように活かすか全く決めかねています。（何故買ったし！？）

なお、この銘柄の特筆すべき点は株主優待の利回り（4.98%）と配当の利回り（4.73%）を合わせると現段階の株価でみると総合利回りが「約10％」になります。（100株所有の場合）

高配当株の配当利回りが「３％以上」と言われている現在、優待と配当のバランスが良く、ここまで総合利回りの良い銘柄は中々ないと思います。なお、優待の使い道は届くまでに考えたいと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は自身が8月に取得した株主優待銘柄を６つ紹介いたしました。それぞれ日常で恩恵を受けやすい銘柄であり、株主優待で出費を抑えつつ、配当金で再投資したり、日常の支出に充てることで家計のスリム化を図ることができます。家計のスリム化によって新たに生み出された剰余金は貯蓄に回したり、新たな「高配当株」や「株主優待」銘柄に投資したりすることで長期的にお金が貯まりやすいサイクルを作っていけると考えているので参考になりそうであれば活用していただけると幸いです。

なお、株式投資は自己責任です。株で元本より増えることもあれば、元本割れすることもある金融商品のため、購入のタイミングや売却のタイミングは自分で考えて投資するようにしましょう。ちなみに権利付最終日の翌日は株価が下落しやすいため、来週月曜日にどこまで下落するか祈るのみです。OTZ（笑）

以上、今回は【投資】8月に取得した株主優待という内容でした。参考になれば幸いです。