どうも節約・投資担当の「つみたてにいさん(@tsumitate_nisan)」です((“Q(・ω・*)
ブログに遊びにきていただきありがとうございます。
全世界株式と全米株式の投資信託をこつこつ積み立てつつ、2020年より「高配当・優待・増配株」を中心に日本株のポートフォリオを組んでいます。
今回の記事内容はいつもと少し趣向を変えて現在の日本市場についての雑感・懸念などなど雑多に自由に語っていきたいと思います。(ブログなのでね。)思いついたことをまとめただけなのでそういう考えもあるんだなーと気軽に読んでくださいね。
TOB・MBOが増加
まず最初の話題はTOB・MBOの増加です。
直近はTOB・MBOが活発で年々その件数が増えてきています。
| 年 | TOB・MBO件数 |
| 2020年 | 60件 |
| 2021年 | 70件 |
| 2022年 | 54件 |
| 2023年 | 74件 |
| 2024年 | 100件 |
| 2025年 | 112件 |
| 2026年 | 現時点で20件ほど(まだ1ヶ月) |
特に昨年の2025年は、東証の「資本コストや株価を意識した経営」への要請や、アクティビスト(物言う株主)による提案の活発化を受け、TOB・MBOともに過去最多を更新する記録的な一年となりました。
つまり日本市場の株式は今、ハイペースで減少傾向にあります。企業1社の株数が消失するだけでも何千万~何億という株数ですからね。私はこれを椅子取りゲームに例えているのですが、株式市場から個人投資家が座りたいと思っている椅子がどんどんなくなっている状態です。さてさて椅子がなくなるとどうなるか。自身の保有する株式がTOBやMBOされたらどうなるか考えてみるとわかりやすいでしょう。
①MBO・TOB→②売らねば→③待機資金が増えたな(※基本)→④次の株買うか
※ディスカウントTOBは減りますが④への流れは変わらないでしょう。
つまり待機資金は次の銘柄購入に向かう市場への需要圧力となります。
さくっとまとめると市場全体の供給は減っていて、1社あたりに対する需要圧力が高まっているという事ですね。
株主還元強化の潮流の継続とその懸念
次の話題は株主還元強化の潮流の継続です。今回の決算シーズンでも増配・明確な配当方針の導入、自社株買いなど旺盛な株主還元を実感する決算シーズンとなっています。これは既存株主にとってはめちゃくちゃありがたいことですね。私も恩恵を受ける側だとこれほど個人投資家としてハッピーなことはありません。むしろcome on!と言う感じです(笑)
ただ配当性向の引き上げによる増配は逆を言えば将来の増配余力の消失を意味し、自社株買いは市場の株数の減少を意味することになります。つまり既存株主にとってはハッピーでもこれから買い向かいたい投資家にとっては購入するハードルが上がる(値上げ)と同義という事ですね。
増配について少し補足しておくと主に3つの要素があると思うのでまとめておきます。
①業績成長に伴う増配(健全でよろしい)
②配当性向引き上げに伴う増配(伸びしろの消費。界王拳みたいなやつ)
③自社株買い→EPS上昇に伴う増配(市場の株数の減少。カルピスの濃度が上がって甘くなるみたいな感じ)
つまり①以外の増配は②であれば今後の増配余力を先行で消化することになるので、今後の増配は①または③が主に担う事となります。②の増配はある程度天井(概ね60~70%程度)が決まっておりそこに近づくと②は使えなくなる=②による今後の増配は期待し辛くなるということですね。
直近だとショーボンドHDや上組が配当性向を60%に引き上げて大幅増配したことが記憶に新しいですね。これも先に乗っていれば取得単価に対する配当利回りが大きく上昇するので嬉しいですが、これから買い向かう投資家にとっては大きな値上げとなってしまいます。
なぜなら「市場は健全な高利回りを放置しない」からですね。(私の名言だと思っている)
③の場合は既存株主にとっては保有するだけで価値が上がるので嬉しい(なんかカルピス甘くなってない?みたいな感じ。)ですが、新規で買いたい投資家にとっては簡単に言い換えればこれも買いたい株価が値上げするのと同じ状況となります。(短期需給が絡むと話がややこしいので一旦そこは取っ払って述べています。)
ここでも市場の株数の減少が出てきましたね。
一方の投資需要はどうか?
次の話題は投資需要についてです。今はインフレにより現金が目減りしていっています。例えばキッチンペーパー4ロールの値段は5年前は128円だったのに今は218円になっています。つまり1000円で買えるキッチンぺーパーは7個から4個に減っている=キッチンペーパーに対する現金の価値はほぼ半減しているというお話です。つまり5年前に1000個12.8万円で買えたキッチンペーパーは今は1000個21.8万円ださないとかえないのです。(一気に1000個買う家庭はないと思いますが説明の過程で差がわかりやすいように金額を大きくしてみました。)
これはキッチンペーパーだけでなくあらゆる食品、日用品などにも同じことがいえると思います。(なぜかキッチンペーパーの値段が印象に残っているので今回取り上げましたが何でもよいです(笑))
上記の背景を踏まえてお金を現金で保有すると貯金しててもお金が減っている状態になります。昔で言えばお米を倉庫にしまっていたら虫に食べられて減っているみたいな感じかもしれません。インフレはお金食べちゃう虫です。
それであればインフレに強い株式を保有しようという流れになりますよね。他にも不動産とかもありますが投資金額が大きく気軽に買えません。株式であれば1株150円でNTTが自販機でも買えます。(買えません。)
また国もNISA等でそれを後押ししているので、個人的には早いか遅いかの違いでいずれは株式は国民の資産として根付いていくものと考えます。
そうするとどうなるか?株式需要が増えます。さて一方で今までの話だとTOB・MBOや自社株買いで市場株数は減少しています。需要は増え、供給が減少しつつあるという事ですね。つまり椅子取りゲームのように座れる椅子が減りつつあるという事を私は強く警戒しています。
需要が高まり、供給が減るとどうなるか?
さてつらつらと思ったことをこれまで書いてきましたが、需要が高まり、供給が減るとどうなるか?→椅子取りゲームの争奪戦になります。
個人的には直近の異常なる株高もこの要因が1つにあるのではないかと考えています。
株式需要の高まり+市場株数の減少=株価上昇
【翻訳】欲しい人が多いけど物が減ってるからメルカリとかで値段がつり上がっていくみたいな感じ。
ということですね。
今の日本株市場を見ていると代表的にはメガバンクや総合商社は以前の配当利回り4~5%から2%前半となってしまっており、指標面やリターンを考えると相当買い辛い状況になってきています。個人的には今は熱くて触れないレベルですね。火傷しそう。そのほかのものを見ても株価は上昇し、利回りは低下しつつあります。
暴落は過熱感のある時にやってきます。指標面が割高であるほど下落の衝撃が大きいです。イメージするならジェットコースターで上昇期間が長いとその分下降局面で高低差で大きく加速します🎢そんな感じです。気分的には🎢この感じです。
また今は均衡を保っている株主優待実施数も「企業のキャパを超える株主数の増加→改悪または廃止→次の銘柄に需要が集中→キャパを超え改悪または廃止」と言った優待族にとって最悪のシナリオとなる連鎖的優待の廃止もディストピアとしては想定しないといけないかもしれません。(現状はこれはそこまで懸念していませんが需要が企業に集中し、許容を超える場合は起こりうると考えています。)
2年前の「【予想】日本株投資の未来予想図」でもここら辺の話をまとめましたが近未来と言ってももう少し先の未来を想定していました。ただ今は想定以上のスピードで割と懸念していた未来は現在進行形でこうなってきているのではないかとやや恐怖を感じています。
じゃあ資産形成期の我々はどうすればよいのか?
色々と懸念を書いてきましたが結局資産形成期の私たちはどうすればよいのか?ということに尽きるかと思います。市場の流れに逆らうことはできません。私たちは市場の海月です。
その上で個人的に意識する事は以下のような点だと思います。
・暴落時の待機資金は意識しつつも少しでも早く、1株でも多く株式を保有する。
・とは言え割高で買ってもリターンは小さいので割安なものを適宜買い付ける。
・PBR1倍割れ、還元余力(財務鉄壁・配当性向低い)のある銘柄に先に乗るという戦術を併用する。
つまり指標面やのびしろなどに留意しつつも「Just keep Buying」と言う方針は変わりません。
個人的にはこうなる未来を想定しつつ、ここ数年「少しでも多くのびしろのある割安な株式を保有すること」を念頭に可能な限り株式を買い続けてきました。しかしながら私もまだまだ投資歴6年目の資産形成期の投資家です。そのような中で割と株不足の未来は想定より早くすぐそこまで来ているんだなということに警戒感を持ちつつも焦らずできる範囲で割安に、少しでも多く株数を集めていきたいと改めて思います。
まとめ:株式の需要は高まり続けるので先に乗る
今回は「【雑記】ある個人投資家の日本株市場の雑多記録」という記事内容でした。
MBO・TBO・自社株買いにより市場の株数は減少し、配当性向引き上げに伴う還元強化はその弊害として将来ののびしろを消化しつつある。そのような中、株式需要は社会的な背景から今後も高まるので企業の株が割安なうちにしっかり株式を集めておきたいねというのが今回の雑記の結論になります。改めて株式投資は先行者受益だなと思います。
また入金力も必要です。我が家は給与収入だけで言えば夫婦共働きで手取りは40万円に満たないので決して多い方ではないと思います。それでも生活の質を落とさずに支出をいかに減らすかという事にフォーカスして投資を続けてきました。今もその姿勢は変わっていません。のびしろのあるうちにできる限り株数を集めて後はやりたい事がお金に縛られない世界で過ごせるようにしたいものですね。
みなさまの「日本株市場に関する感想」はどのような感じでしょうか。みなさまの「日本株市場に関する感想」もX等でお聞かせいただければ参考になります🌱
今回の記事が日本株投資に興味のある方々の参考や一助となれば嬉しいです。
以上、今回は「【雑記】ある個人投資家の日本株市場の雑多記録」という記事でした。みなさまの「投資」の参考になれば幸いです。


