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「株の健康診断書」をつくってみた

どうも節約・投資担当の「つみたてにいさん」です。

株を分析しプロファイルするための資料として「株の健康診断書」を作成してみました。今後、個人的に株を分析する補助資料としてちょこちょこ使っていこうと考えているものなので今回は「株の健康診断書」の取扱説明書的な記事を書いていきたいと思います。

つみたてにいさん
つみたてにいさん
なお、特定銘柄を推奨するわけではなく、あくまで個人的な資産運用の一例であり参考になるような部分があればに参考にしてみよーぐらいの気軽さで読んでいただければ幸いです。笑

はじめに

まずはじめに今回「株の健康診断書」を作成するきっかけについて述べていきたいと思います。投資歴も3年となり自分でも色々分析する際に、もう少し情報をコンパクトにまとめられる方法で残したいと思うようになりました。たまたま健康診断で健康診断書を見たときに株の健全性と人間の健康状態って意外と親和性があるんじゃね?と思い「株の健康診断書」があれば株の健全性が一目でわかるんじゃないかとExcelで試行錯誤し作成してみました。

そして完成した「株の健康診断書」がこれです。(ジャジャーン!)

初めて作ったにしてはなんとか1枚にまとめられたかなーとは思いますが、まだまだブラッシュアップする余地はたくさんあると思うのでとりあえず【株の健康診断書Ver.1.0】と命名しておきます(笑)

それでは「株の健康診断書」のポイントについて説明していきたいと思います。

黄色の項目:基本情報

まず背景色が黄色い情報はその株の基本情報の項目です。

上から順にみていきましょう。

証券コード

「証券コード」とは、証券コード協議会が公開株式や公募債券、その他上場証券について、識別のために付与しているコード番号のことをいいます。一般には、株式の銘柄コードのことを「証券コード」と呼ぶ場合が多いです。

株式の銘柄コード(4桁)は、原則として業種別に与えられる番号が決まっていて、1300番台(水産・農業)、1500番台(鉱業)、1600番台(鉱業(石油/ガス開発))、1700番台~1900番台(建設)、2000番台(食品)、3000番台(繊維・紙)、4000番台(化学・薬品)、5000番台(資源・素材)、6000番台(機械・電機)、7000番台(自動車・輸送機)、8000番台(金融・商業)、9000番台(運輸・通信・放送・ソフトウェア)となっているようです。なお、近年は番号が不足してきたこともあり、新規上場株には、業種に関係なく2000~4000番台が与えられることが多くなっているようです。

会社名

その企業の名前です。

株価

プロファイル時の株価(時価)です。まとめて分析したときなど、繁栄まで若干のタイムラグがあるときもあります。

時価総額

各銘柄の時価総額は通常、「株価×発行済株式数」で計算されます。簡単に言うと時価総額はその企業の規模を示しているものです。

定義はいろいろありますが、一般的には時価総額1000億円未満の銘柄が「小型株」、時価総額1000億円以上3000億円未満が「中型株」、時価総額3000億円以上を「大型株」と呼ぶようです。

業種

対象企業がどのような業種の企業か書いています。業種はセクターとも呼ばれています。

緑色の項目:優待・配当関連

次に緑色の項目です。緑色の項目は主に大好物な人が多いであろう対象企業の「配当」や「優待」に関する情報をまとめています。

優待月

株主優待の権利月がいつになるか記載しています。

配当月

配当金の権利月がいつになるか記載しています。

配当利回り

株価に対し、1年間でどれだけの配当を受けることができるかを示す数値(割合)です。一般的には3%以上が「高配当株」の部類になると思いますが、個人的には「3.5%」を1つの配当基準としています。

優待利回り

株価に対し、1年間でどれだけの価値の優待を受けることができるかを示す数値(割合)です。

総合利回り

株価に対し、1年間でどれだけの配当・優待を受けることができるかを示す数値(割合)です。個人的には「総合利回り5%以上」を1つの買い基準としています。

優待内容

どのような株主優待がもらえるかについて記載しています。日本株最大の魅力といっても過言ではない株主優待。市場再編後も多くの企業が継続し続けてくれることを望みます。

オレンジの項目:指標関連

オレンジ色の項目は主に「指標」に関する項目をまとめています。

PER

「PER」は第2回の株語入門で紹介した用語で、株価が1株あたりの純利益(EPS)の何倍になっているのかを表す指標です。

PER(株価収益率)

「PER」の詳細については第2回【株語入門】「PER」についてにて説明したので割愛します。「PER」の詳細を確認したい場合は以下の記事を参考に見てもらえると幸いです。

PBR

使用する用語その②は「PBR」です。

「PBR」は第3回の株語入門で紹介した用語で、「現在の株価が1株当たりの企業の純資産の何倍の値段がつけられているか」を見る投資の尺度でした。つまり「PBR」は会社が持っている純資産から株価を判断するものさしです。

PBR(株価純資産倍率)

※ちなみに画像の例ではBPSよりPBRが小さいので1倍以下=「割安」ですね。

「PBR」の詳細については第3回【株語入門】「PBR」についてにて説明したので割愛します。「PBR」の詳細を確認したい場合は以下の記事を参考に見てもらえると幸いです。

ミックス係数

「ミックス係数」は、「当期純利益」と「純資産」を掛け合わせることで、現時点の株価の割安性を評価していこうという指標です。

「ミックス係数」の詳細については【株語入門】「ミックス係数」についてにて確認いただけると幸いです。

配当金及び配当性向の推移

今年の予想を含む直近5年間の配当金及び配当性向の推移です。

その他の項目

最後にその他の項目です。

かぶもんのタイプ

対象の企業がどういうタイプの株なのかについて個人的に分析した結果を画像付きで載せています(笑)

EPSの推移

今年の予想を含む直近5年間のEPSの推移です。

「EPS」の詳細については【株語入門】「https://kimamanoyuu.com/kabugo-01/1315/EPS」についてにて確認いただけると幸いです。

診断チェックリスト・配点・総合評価

健康診断の肝の部分です(笑)

個人的に該当するものは良いと思う項目を暫定11項目記載しています。チェックリストになっており該当する1項目=1点として合計点数を算出して総合評価を決めています。

総合評価の基準は以下です。

該当する項目が多いほど個人的に魅力度の高い銘柄になります。

減配有(該当しない場合は非表示)

上部の空欄は対象銘柄が減配している場合は、「減配有」のマークが点灯されます。

今回のサンプルでは表記がないので非表示にしています。

長期保有

対象銘柄の優待に長期保有特典がある場合に「長期保有」のマークが点灯されます。

今回のサンプルでは「長期保有」の優待がある銘柄なので表示しています。

まとめ

今回は「株の健康診断書」の取扱説明書の記事を紹介しました。

数値を入力したらグラフが自動的に作成され、チェックリストを入力すれば配点も自動で入るようにしたので作成には時間はかかりましたが、今後の分析の補助資料として活躍してくれることを祈るばかりです。また「株の健康診断書」が少しでも役に立てれば作成した意味

数値を入力したらグラフが自動的に作成され、チェックリストを入力すれば配点も自動で入るようにしたので作成には時間はかかりましたが、今後の分析の補助資料として活躍してくれることを祈るばかりです。また「株の健康診断書」が少しでも役に立てれば作成した意味があったと思えるのでご参考になるようであれば参考にしていただけますと幸いです。

つみたてにいさん
つみたてにいさん
株の分析資料として「株の健康診断書」をどんどん活用していきたいと思うので参考になりそうであれば幸いです。
つみたてねえさん
つみたてねえさん
早くいろんな銘柄を分析してまとめてみたいね!

以上、今回は「株の健康診断書」の取扱説明書の紹介でした。少しでもみなさまの参考になれば幸いです。

ABOUT ME
つみたてにいさん
幼馴染のクリエイター気侭之優とともに本ブログ「気侭之 優のフリ→ト→ク」を運営する2級FP技能士。 2020年8月より株式投資を開始。節約と投資により3年半で金融資産600万円→2000万円突破。年間配当は税引き前75万円、年間の総不労所得は税引き前90万円到達。保有する優待株は100銘柄超。投資スタイルは全世界投信と日本株の長期二刀流。「節約・貯蓄・投資」の「家計三分の計」を軸に、お得情報や投資情報など一般的な会社員にもできた再現性が高いと思った情報をお届けしたいと思います。家計軍師として読者の皆様の家計改善や資産形成のお役に立てる献策ができるよう日々精進します((“Q(・ω・*)♪

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