どうも節約・投資担当の「つみたてにいさん(@tsumitate_nisan)」です。
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株を持っていることで受けられる恩恵は様々あり、世の中にはほぼ株主優待だけで生活している「優待の神様」も存在します。株主優待を活用することでお金を使わずに生活できるのはある意味最強にコスパの良い生き方です。
しかしながら、そんな「優待の神様」も最初は株を持っていなかった訳で、誰しも始めたての頃というのは存在するもの。今回はそんな憧れの「優待生活」への入門編の記事として個人的におすすめの「優待銘柄5選」を紹介したいと思います。
個人的おすすめ優待銘柄5選
個人的におすすめの銘柄は以下の5選です。(2021年7月現在)
銘柄名 | 理由 |
【8591】オリックス | 高配当+年に1回の「カタログギフト」が嬉しい! |
【8267】イオン | 「オーナーズカード」はお得がいっぱい! |
【3048】ビックカメラ | 家電枠その1。「買物優待券」や隠れ優待も嬉しい! |
【2730】エディオン | 家電枠その2。高配当+1円単位で使えるギフトカードも! |
【9433】KDDI | 高配当+年に1回の「カタログギフト」が嬉しい! |
それではさっそく詳細についてチェックしていきましょう。
【8591】オリックス
世の中には何千という上場している会社があるのでどれがおすすめかといわれると中々難しいのですが、ベスト1を強いて挙げるとすれば「オリックス」です。
「オリックス」は金融、エネルギー事業など様々な事業を展開している会社です。
「やる気MAX!ORIX!」の会社と言うと聞いたことがあるのではないでしょうか。
そんな「オリックス」をお勧めするポイントは以下の3点です。
- 4%を超える高配当。(2021年は100株で年間7800円の配当金予想)
- 100株以上保有で「株主カード」がもらえる。
- 100株以上保有しているとカタログギフト「ふるさと優待」がもらえる。
それではそれぞれポイントをみていきましょう♪
4%を超える高配当
事業がうまくいったお礼として、利益の一部を還元する行為を配当と言います。配当金とは、会社が得た利益の一部を株主へ支払うお金のことです。株価に対し3%以上の配当金がある銘柄を「高配当銘柄」と言います。
オリックスは配当金が4%を超えているので「高配当銘柄」です。「オリックス」の株を100株所有していると今年は年間「7800円」の配当金をもらえます。(税引前)
またオリックスは「増配」銘柄でもあるため、今後も配当金が増えていく可能性が高い株主思いの会社です。
ちなみに2020年は1株あたり「76円」だったので、去年より1株あたり「2円増配」しています。
株主カードがもらえる(100株以上)
「オリックス」の株を100株持っていると「株主カード」がもらえます。
「株主カード」は様々な場所で提示することで割引や優待を受けることができます。
例えば、京都水族館・すみだ水族館・新江ノ島水族館の入場料金が10%OFFになったり、対象の旅館やホテルに割引価格で泊ることができたりします。
割引の対象は幅広いため、詳細については「オリックス」の公式ページでチェックしてみてください。
https://www.orix.co.jp/grp/company/ir/individual/investment/index.html
カタログギフトがもらえる(100株以上)
ここまででも株主への還元が「やる気!MAX!」でありがたいのですが、「オリックス」の株を3月末まで100株以上保有していると6月頃にカタログギフト「ふるさと優待」が送られてきます。このカタログギフトは長期保有しているとグレードアップします。簡潔にまとめると…
・3年未満の株主は5000円相当のカタログギフトから1品選べる。
・3年以上の株主は10000円相当のカタログギフトから1品選べる。
ということです。
各地域のカタログギフトは商品数が140品近くあり、見ているだけでも目移りしてしまってなかなか1品選ぶことができないのはぜいたくな悩みというものですね。このカタログギフトで普段買えないようなおいしいものを食べたりすることができるので幸福度の高い優待です。
「ふるさと優待」の中身が気になる方は「オリックス」の公式ページを確認してみてください。
https://www.orix.co.jp/grp/company/ir/individual/investment/index.html
以上、最初のおすすめは株主への還元も「やる気!MAX!なORIX!」でした。
【8591】オリックスのチャート
最後にオリックスのチャートを見てみましょう。チャートとは株価の値動きをまとめたものです。
新型コロナウィルスの影響で一時は1500円を割り込み大きく下落しましたが、現在はコロナショック前の水準に持ち直しています。最近は大体1750円~2000円を行き来している感じですね。
【8267】イオン
次の株主優待銘柄は「イオン」です。
「イオン」は「イオンモール」など日本国内外300余の企業で構成される大手流通グループ「イオングループ」を統括する会社です。子会社には「ミニストップ」や「ウェルシア」などがあります。
おそらく誰しも1度は「イオンモール」に訪れたことはあるのではないでしょうか。
そんな「イオン」をおすすめするポイントは以下の1点です。
- 「オーナーズカード」がもらえる。
「オーナーズカード」がもらえる。(100株以上)
「イオン」の株を100株以上持っていると年に2回「オーナーズカード」をもらえます。なお、正確には持ち続けている場合は所持しているカードの有効期限が伸びるので都度新しく送られてくるわけではありません。
この「オーナーズカード」を持っていると様々な恩恵を受けることができます。
お買い物でキャッシュバック
「イオン」での買い物の金額のうち保有株数に応じて一定割合を後日キャッシュバックしてもらえます。
・100株~499株で「3%」
・500株~999株で「4%」
・1000株~2999株で「5%」
・3000株以上で「7%」
日常のお買い物が「イオン」で買うことができる場合は、日々の生活費を抑えることに貢献してくれます。また「20日・30日」の5%オフとも併用できるので100株でも「8%」還元となりかなりお得ですね。
1000円で映画が見れる
イオンにある映画館「イオンシネマ」で「オーナーズカード」を提示することで1000円で映画を見ることができます。また「オーナーズカード」を提示することで「ジュースかポップコーンのいずれかをもらうこと」ができるので1回映画を見るだけでも飲食代あわせて1200円ぐらいお得になりますよ。
なお「4DX」等元々の値段が高い鑑賞券は1000円にはなりませんが、割引は利きます。
イオンの飲食店や特定店舗で割引を受けられる
「オーナーズカード」を提示することでイオン内の飲食店イオンイーハートで10%割引を受けることもできます。またその他店舗でも割引価格で利用することが出来ます。
詳細は「イオン」の公式ページでチェックしてみてください。
https://www.aeon.info/ir/stock/benefit/card/
イオンラウンジを利用できる(できない)
イオンに設置されている「イオンラウンジ」で休憩したり、イオンのお菓子や飲み物を無料でいただくこともできました。過去形になっているのは理由があって、現在は新型コロナウィルスの影響で「イオンラウンジ」は閉鎖しているので利用できません。コロナが収束し「イオンラウンジ」が復活する日を待ち望んでいます。
「家族カード」も貰える
お得たっぷりな「オーナーズカード」には「家族カード」もついてくるので家族で2枚まで使うことができます。夫婦で映画を1000円で見たり、それぞれ「オーナーズカード」を使って買い物をすることもできるので、生活の充実度があがるのでうれしいですね。
以上のように「オーナーズカード」1枚で、様々な特典が受けられます。なお高配当ではありませんが、配当金(2021年は「36円」の予想)ももらえるので非常にお得な株主優待銘柄です。
これらの優待を「イオン」で駆使した場合の還元例を具体例を交えてみていきましょう。
- 月に1回映画を家族2人で見に行く。(2,400円×12カ月=28,800円)
- イオンで「食品・日用品」を月2万円購入する。(2万円×0.03×12カ月=7,200円)
- 配当金が年間「3600円」(税引前)
→上記のケースだと「年間:39,600円」と「年間4万円弱」もお得になりますね♪
なお上記の還元例より多く映画を見たり、「食品・日用品」を購入する金額が多くなる場合は、さらに還元率が上がることとなります。(信じられん…まだ上がっているだと‥)
【8267】イオンのチャート
最後にイオンのチャートを見てみましょう。
新型コロナウィルスの影響で2020年3月に下落したものの、その後は高値を更新しています。
現在は3000円前後を行き来していますが、割高な水準ではあるので入るタイミングは見極めたいですね。
【3048】ビックカメラ
次は「ビーック、ビック、ビック、ビックカメラ♪」でおなじみの家電量販店「【3048】ビックカメラ」です。
そんな「ビックカメラ」をお勧めするポイントは以下の2点です。
- 配当金がもらえる。
- 年2回「買物優待券」がもらえる。
配当金がもらえる
「ビックカメラ」も配当金がもらえます。
1株当たり「15円」、配当利回りは「1.4%」ほどです。
買物優待券が年2回貰える(100株以上)
「家電量販店」で買い物する機会は何かとあります。
「ビックカメラ」では保有している株数に応じて「ビックカメラ」で使える買物優待券が年2回貰えます。
【2月】
・100株:2,000円相当
・500株:3,000円相当
・1000株:5,000円相当
・10000株:25,000円相当
【8月】
・100株:1,000円相当
・500株:2,000円相当
・1000株:5,000円相当
・10000株:25,000円相当
「ビックカメラ」をお勧めする理由としては「8月」のみではありますが、100株を1年以上保有していると買物優待券が追加でもらえることです。
【継続保有期間1年以上】
・1,000円相当を追加(8月のみ)
【継続保有期間2年以上】
・2,000円相当を追加(8月のみ)
つまり100株でも2年以上保有していると、年間「5000円」(2月2000円/8月3000円)相当の買物優待券がもらえるので、日々の生活で使用したり大きな買い物をするときの足しにしたりと何かと便利です。長期保有優待があると長く株を持ちたくなりますね。この場合の総合利回りは現時点でなんと「5.7%」程度にもなります。
なお、買物優待券には「有効期限」が設定されていて、5月に送付されたものは11月末、8月に送付されたものは翌年の5月末までの期限となっています。使い忘れのないようにしましょう。
【3048】ビックカメラのチャート
最後にビックカメラのチャートを見てみましょう。
こちらもコロナショックで一時は1000円を大きく割り込みましたが、現在は1100円~1300円あたりを推移しています。1100円を少し割ったあたりなら個人的には買いたくなる位置です。
【2730】エディオン
つぎは「エ・ディ・オン♪」でおなじみの家電量販店「エディオン」です。
そんな「エディオン」をお勧めするポイントは以下の2点です。
- 高配当銘柄。(2021年7月12日現在利回り4.1%)
- 年に1回「エディオンギフトカード」がもらえる。
高配当銘柄
「エディオン」の配当利回りは現在のところ「4%」です。つまり配当だけでも「高配当」の銘柄と言えます。
エディオンギフトカードがもらえる(100株以上)
「家電量販店」で買い物する機会は何かとあります。
「エディオン」では保有している株数に応じて「エディオン」で使えるエディオンギフトカードが年1回貰えます。
【3月】
・100株:3,000円相当
・500株:10,000円相当
・1000株:15,000円相当
・2000株:20,000円相当
・5000株:25,000円相当
・10000株:50,000円相当
「エディオン」をお勧めする理由としては100株・1000株を1年以上保有していると追加でギフトカードの金額が増えることです。
【継続保有期間1年以上】
・100株:1,000円相当を追加
・1000株:2,000円相当を追加
こちらも長期保有優待があるので、例えば100株を1年以上保有している場合は「4000円」相当の「エディオンギフトカード」がもらえます。「エディオンギフトカード」はカードにチャージされている金額を1円単位で利用できるので、とても使い勝手の良い優待です。
【2730】エディオンのチャート
最後にエディオンのチャートを見てみましょう。
こちらもコロナショックで一時は1000円を大きく割り込みましたが、現在は1000円~1300円あたりを推移しています。1100円を少し割ったあたりなら個人的には買いたくなる位置です。
【9433】KDDI
最後は携帯キャリア「au」でおなじみの「KDDI」です。
そんな「KDDI」をお勧めするポイントは以下の2点です。
- 高配当銘柄。(2021年は1株あたり125円の予想)
- 100株以上保有しているとカタログギフト「カタログギフト」がもらえる。
高配当銘柄
「KDDI」の最初のおすすめポイントは「高配当銘柄」であり「増配銘柄」ということです。
100株保有している場合は年間で「12,500円」の配当金を得ることができます。(税引前)
また「KDDI」は20期連続で「増配」しており、今後も配当金が上がる可能性が高い銘柄です。ちなみに2015年は1株当たり「56.6円」だったのでこの6年で配当金が2倍以上増えています。
カタログギフトがもらえる(100株以上)
「KDDI」は「高配当」、「増配」銘柄な上、1年に1回カタログギフトをもらうことができます。2021年は「au PAY マーケット 商品カタログギフト」で各都道府県の食品を1品選べるというものでした。また「オリックス」同様、長期で持ち続けると優待がパワーアップします。
【100株】
・5年未満の株主は3000円相当のカタログギフトから1品選べる。
・5年以上の株主は5000円相当のカタログギフトから1品選べる。
【1000株】
・5年未満の株主は5000円相当のカタログギフトから1品選べる。
・5年以上の株主は10000円相当のカタログギフトから1品選べる。
都道府県ごとのカタログギフトは見ているだけでも目移りしてしまってなかなか1品選ぶことが出来ないのはぜいたくな悩みというものですね。このカタログギフトで普段買えないようなおいしいものを食べたりすることができるので幸福度の高い優待です。また「増配銘柄」なので持ち続けやすいのも嬉しいですね。
カタログギフトの中身が気になる方は「KDDI」の公式ページを確認してみてください。
https://www.kddi.com/corporate/ir/individual/stockholder/
【9433】KDDIのチャート
最後にKDDIのチャートを見てみましょう。
コロナショックや菅総理の「携帯料金値下げしてくださーい!」発言を受けて3000円を割り込むことが何度かありましたが、現在は3400円~3700円を推移しています。業績は9期連続で過去最高益を更新する見通しのため、もし3000円を割るようなことがあったらチャンスかもしれません。
カタログギフトに始まりカタログギフトに終わる。最後のおすすめは「KDDI」でした。
まとめ
いかがだったでしょうか。
上記の5銘柄を所有している場合、「家電」や「ゲーム」は「エディオン」のギフトカードや、「ビックカメラ」の買物優待券を利用することで出費を補うことができ、「映画」・「日用品」・「食料品」は「イオン」のオーナーズカードを利用するで各種費用を抑えられ、「オリックス」と「KDDI」があればそれぞれ年に1回「カタログギフト」を選ぶ楽しみもあるので、個人的に長期に保有して楽める銘柄達だと思います。また上記の5銘柄を100株ずつ保有している場合、配当金も年間「3万円弱(税引前)」得ることができるので再投資したり、配当金で少し贅沢をしたり、生活の足しにしたり選択肢も増えますね。
なお、個別株はリスク高めの投資ではあるので元本を割ってしまうこともありえます。なるべく安いタイミングで入手することでリスクを抑えておきたいですね。また将来の業績が思わしくない場合は、下落し続ける可能性があるため保有し続けるか考えなければいけません。もちろん手放すと優待は無くなってしまうので個人的にはそうならないことを祈りたいところです。
以上、今回は「「優待生活」入門個人的おすすめ5選」という記事でした。
みなさまの参考になれば幸いです。