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【今月の配当受取状況】2023年-9月-

どうも節約・投資担当の「つみたてにいさん(@tsumitate_nisan)」です((“Q(・ω・*)

ブログに遊びにきていただきありがとうございます。

現在「つみたてNISA」をこつこつ積み立てつつ、2020年より「高配当・優待・増配株」を中心に日本株のポートフォリオを組んでいます。

今月で株式投資を始めてから3年1カ月となります。

今までの投資履歴や長期保有PFは過去の記事にまとめているので気になる方は併せてご確認くださいませ。

投資手法の変遷と現時点での長期保有PF どうも節約・投資担当の「つみたてにいさん(@tsumitate_nisan)」です。 ブログに遊びにきていただきありがと...

それでは早速2023年9月末時点での配当受取状況を見ていきたいと思います。

つみたてにいさん
つみたてにいさん
「配当受取状況」の個人的進捗ログです。参考になりそうであれば資産形成の参考にしていただければ幸いです。

配当金って何?

「配当金」って何?という人のために概要から((“Q(・ω・*)

配当とは、企業が株主に利益を分配することです。企業が利益または余剰を得るとき、それは株主への配当として利益の一部を支払うことができます。分配されなかった金額は、事業に再投資されたものとみなされます。当年度の利益および前年度の利益剰余金は分配可能です。
企業は通常、資本から配当を支払うことを禁じられています。

参照元:ウィキペディア

「配当」は簡単に言うと企業が得た利益を投資してくれた株主にお金(配当金)で還元しますよー」という制度です。「配当金」を受け取るためには証券口座を開き、配当を出している企業の株を権利日までに購入する必要があります。権利日までに対象の株を保有すると権利日から大体3か月後ぐらいに「配当金」をいただくことができます。

図解すると以下のような感じです((“Q(・ω・*)♪

ちなみに配当金は1株からでも受け取ることができるので、少額からでも配当を受け取れる株主になることは可能です。1株投資の実践方法については口座開設から株の購入方法まで別記事【個別株投資入門】「1株投資」に挑戦してみようにまとめて紹介しているので1株から投資を始めてみようという方は参考にしていただけると幸いです。

【投資】「1株投資」に挑戦しよう どうも節約・投資担当の「つみたてにいさん」です(("Q(・ω・*) 今回は「家計三分の計」を用いた資産形成の記事として【...

なお、企業の経営に影響を与える「議決権行使」をするためには対象の企業の株を「100株」以上保有する必要があります。

「配当」は株を保有しているだけで「配当金」を得られる「不労所得」です。「配当」で得られる利益のことを「インカムゲイン」と言い、値上がり差益で利益を得ることを「キャピタルゲイン」と言います。

「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」の違いについて、有名な優待投資家である桐谷さんの例えがとてもわかりやすく、引用すると「インカムゲイン」はゆっくり収穫を待つ農業のようなもの、「キャピタルゲイン」は獲物を狩る狩猟のようなものにあたります。

ちなみにつみたてにいさんはかつて血気盛んに「狩猟」に向かった結果、獲物に翻弄され、かなり手痛い目にあったので現在は「農業」中心の人です((“Q(・ω・*)笑

「高配当株投資」の参考書としてわかりやすい長期株式投資さんのおすすめの書籍も併せて載せておくので興味のある方は是非見てみてください。

【投資】最近読んだおすすめの書籍 どうも節約・投資担当の「つみたてにいさん」です。 今回は最近読んだ書籍「オートモード」で月に18.5万円が入ってくるど素人サラ...

それでは早速、先月の配当受取状況を見ていきたいと思います。

今月の配当受取収入

先月の税引き後の配当収入は「23,505円」で前年同月比の過去最高益を更新しました。大きな変動はありますが、昨年以降、配当収入のない月がない状態をキープできています

「配当」をいただいた主な企業は以下の企業です。(ありがとうございます!!)

GMOFHD

日本たばこ産業(JT)

ヒューリック

東海カーボン

JIA

・その他端株(花王・INPEX・ヤマハ発動機・クボタ・大塚HD)

「配当」は権利日から大体3か月後に受け取れるので、6月権利の銘柄が多く含まれています。そのため今月は主に6月に権利日のあった銘柄たちによって「配当金」が構成されていますね。

前年同月比との比較

さて前年より配当はどれぐらい増えたのか前年同月比と比較してみたいと思います。

昨年の9月の税引き後の受取配当は15,254でしたが今年の9月の税引き後の受取配当は23,505円前年同月比で「154.1%」(約1.5倍)と堅調に増加しています。

なお、現時点での前年同月比累計推移では去年より配当が「162.9%」と約1.6倍のペースで増えています

なお、現在の月の税引き後平均配当は月3万円なのですが、概ね今回+αぐらいのキャッシュが入ってくると考えると今の自分の労働収入から考えるととても大きいですね。所感としては少しずつながら着実に配当収入が積み上がってきて嬉しいなーと感じますね。

つみたてにいさん
つみたてにいさん
毎月3万円使ったとしてもお給料は減らないのは大きいです。(基本的に再投資に使うので生活の変化はないですけどね)

2023年の累計配当受取額

2023年の税引き後年間配当受取額は以下です。

今年の税引き後累計受取配当額は「223,496円」、投資開始以来の税引き後累計受取配当額は「532,124円」となりました。

税引き後の累計配当金もついに53万円を超えてきましたね。(やったー!)

つみたてにいさん
つみたてにいさん
私の累積配当金は「53万」です。(フリーザ風)

株式投資を開始してから3年1カ月。少しずつ着実に配当が積み上がってきました。配当収入の使い道は基本的には新しい仲間を迎えるための資金としての「再投資」に使っていきたいと思います。

「継続は力なり。」

これからも少しずつ着実に「配当」を積みあげていきたいと思います((“Q(・ω・*)♪

つみたてにいさん
つみたてにいさん
こちらも「つみたてNISA」と同様、「配当金」をこつこつ積みあげてていきたいと思います。

9月の新規単元取得銘柄

今月新規で単元を取得した銘柄は1銘柄になります。

・ウィルグループ【3月一括配当・3月優待】

つみたてにいさん
つみたてにいさん
システム情報のMBOがあり売却の必要が出てきたため、代わりに監視銘柄に入れていたウィルグループをPFに追加しています。

【6089】ウィルグループ

ウィルグループは、スマホ販売やオペレーターなど軽作業員の人材派遣や業務請負をおこなってる会社です。販売・コールセンター・軽作業の3つを主力とし、そのカテゴリに特化したスペシャリストとして、高品質のサービスを提供しています。また海外ではシンガポールやオセアニア地域で人材派遣・人材紹介サービスを展開しています。

一般派遣と業務請負の良い部分を取り入れた独自戦略「ハイブリッド派遣」を導入しており、社員と派遣スタッフがチームとなって業務に取り組むことで、さまざまなニーズに対して柔軟に対応できる仕組みとなっています。

ウィルグループは3月一括配当・優待銘柄であり、長期保有要件が緩い銘柄のため1株だけホールドして今年3月までのPF組み入れを意識して監視銘柄に入れていました。8月に組み込んだシステム情報のMBO発表に伴い、急遽持ち株を売却する必要が出てきたため想定より早く今回のPF追加となりました。現状、今期配当は据え置きですが、2024-2026年の新中計で累進配当を明記しており、それ以前も配当は非減配で増配傾向、長期保有のインセンティブのある株主優待もあり総合利回りも4.5%程度確保できたことから楽しみながら長期保有できそうだなと思い、9月30日に取得単価「1098円」でPFに追加しました。

権利後のシステム情報の配当・優待廃止は悲しかったですが、1カ月前に699円で取得した株を930円で売却する事ができるので「+原資2万円で配当額2倍以上の累進配当の銘柄をPFに組み込むことができた」と考えると悪くない取引かなーと思います。

本当は1000円の辺りのレンジ下限付近まで待ちたかったのですが、上記経緯もあり今の水準でもある程度納得できたので単元化しました。さらに下がるようなら「損出し」で再取得により取得単価を下げるか、1株ずつ買い増しし単価を下げるかのいずれかの戦略をとる予定です。

そんなウィルグループの指標を「株の健康診断書」で見てみましょう。

EPSは2022年までは綺麗な右肩上がりで推移しており2023年はやや横ばい、2024年は少し落ち込む予想です。配当利回りに関しては株価下落に伴いコロナショック振りの過去最高水準となっています。配当に関しても4期連続増配を行っていますが、今期は「44円」の据え置き予想となっています。ミックス係数はやや割安水準であり、過去5年のPER・PBRは割安水準です。

株主優待は3月にQUOカードが貰え、長期保有するほど額面も上昇しその内容は「ハーフ日本取引所」みたいな優待内容になります(笑)3年後を見据えると長期最大総合利回りは6%に近い水準となります。ちなみに200株になると「日本取引所」と同等の優待内容となり利回りは変わらずスライドします。(1000円→MAX4000円)現在の総合利回りは4.5%弱と現状の利回りを考えるとまずまずの水準であり、長期で持つと5.8%を超える水準になるので株価の回復と引き続きの増配に期待しながら単元保有し、さらに下がれば様子を見て200株まで追加したいと考えています。

今月の投資状況

今月の日経平均は8月の所感と変わらず「31300円←→33750円」の間で調整するレンジ相場と言った感じでした。まぁ5月・6月の2カ月だけで日経平均は約5000円も上昇しているので一旦調整というのも無理はないですね。

つい半年前までは利回り5%以上の銘柄がごろごろしており「今の市場は高配当株がごろごろ野菜のスープカレー並みにごろごろしている凄い時代になったものだ」と感じていたのですが(←)、4月からの株価上昇により利回り水準が全体的に低下してしまいごろごろ高配当は何処へやら、中々買い増しし辛い状況が続いていますね。

なお、4月以降のトレンドの土台は変わらず、今の日本市場は東証による「PBR1倍割れ改善要求」、ウォーレン=バフェット氏の来日&日本株に注目発言、日本企業の株主還元の高まり、日経平均の加重平均PBRも1.35倍とそこまで割高感もなく、2024年より新NISA開始に伴う個人投資家人口増加の予想など日本市場で投資を行う上でかなり追い風の材料が揃っている印象です。またそれを反映するかのように日本株の底堅さを感じますね。

個人的には2024年の新NISA開始までにある程度割安、増配傾向で、できれば長期保有のインセンティブの株主優待もある企業を中心にPFを拡充していきたいと考えています。なお、直近の日経平均は高値圏で推移しており、監視銘柄の割安だった増配、高配当、優待株もじりじりと底値を切り上げて上昇している状態で買い辛く、ここで思い切って余剰資金をフル出動しようものなら「焦って買っても良いことはない」という言葉の通りになりかねないので、余剰資金とのバランスを考えつつ基本は1株単位で粛々と資産を積み上げていきたいと考えています。何事もバッファは大切。

勿論突如として有事の事態が起こり、コロナショック以来の暴落が訪れる未来もあるかもしれません。そういった事態が訪れた際にきちんと買い向かえるよう余剰資金をしっかり確保しながら、チャンスが来るまでは相対的に割安な銘柄を1株単位からこつこつ買い進めるというのが今のところの丁度いい温度感なのかもしれませんね。

1株投資状況と気になる銘柄

9月も引き続き保有銘柄や監視銘柄の株価が全面高となっており手が出しづらい状況が続いています。その中でもアステラス製薬は依然として利回り3.2%程度と過去平均で見ると割と高い利回りを保っており、全国保証も利回り3.5%前後という過去から見ると高い配当利回り水準を保ったまま5000円前後を行き来しています。買える銘柄は減ったけど探せば買える水準の銘柄はあります。全体的には買い辛いもののなんだかんだ1株単位だと買う物はあるという印象ですね。

それでも全体的にはかなり買い辛くなってきていますが、直近SHOEIが好決算と増配発表後に大きく下落し9月一括配当ということもあり、8月中旬以降はSHOEIを中心に1株単位で買い増しを行っていました。余剰資金のバランス的に9月までに単元化することはできませんでしたが、一括配当・優待の反動でさらに安くなるようなら引き続き1株ずつ様子を見て買い増していきたいと思います。次は10月の権利ですが、先月に先回りとしてアイケイケイHDなどをPFに迎え入れたことから昨対比での受取配当は増える見込みです。引き続きバリュエーションと取得単価ベースの利回りや価格を気にしながら配当を少しずつ増やしていけるよう集めていきたいと思います。

今年の目標

今年の目標の進捗状況です。

・月平均の配当3万+優待1万円を目指す(→現状:配当3.13万⇧+優待1.1万円⇨)

・現金余力1.5倍を目指す(→現状:1.2倍⇩)

・日々を楽しみながらも将来のため「節約・貯蓄・投資」の「家計三分の計」を継続する(→現状:継続中⇨)

・普通の会社員でもできた再現性の高い「節約・貯蓄・投資」方法を模索し、資産形成の一助となれるよう精進する(→現状:継続中⇨)

年間の不労所得に関しては目標に到達したので余剰資金の回復の方に比重を置きつつ、チャンスが来れば少しずつ買い向かうスタンスで引き続きPFの仲間を充実させていきたいと思います。

各目標の詳細については過去の記事に書いているのでよろしければお目通しください。

【先月の配当受取状況】2023年-1月- どうも節約・投資担当の「つみたてにいさん(@tsumitate_nisan)」です((“Q(・ω・*) ブログに遊びに...

まとめ

毎月記録を残しておくことで、配当の積み上げの記録や振り返るを行うことができますね。

また未経験の方には敷居の高い株式投資も現在では1株から投資することができ、1株からでも「配当」や「優待」を得ることもできるので業績が好調な会社の株価が環境要因で下落している時に少しずつ購入することで負けにくい投資が行えると思います。

今やNTTも1株「180円」とエナドリ感覚で自販機で買えてしまう時代です。(←違う!w)

「配当」を積み上げていくことにより最初は少額の「配当金」であっても継続していくことで少しずつ「電気代」や「ガス代」、「携帯代」などの固定費を賄えるようになったり、新たな銘柄を購入する資金に充てることもできるようになります。

ちなみに自分が投資を開始した最初の年、2020年の年間配当は「3,500円」でした。

月額平均に換算すると「月300円」です。

それでもこつこつ投資を続けた結果、3年1カ月たった2023年9月末現時点で月額平均配当は「月3.1万円」、年間の税引き後配当は「37.5万円」まで増加しました。株主優待も含めると年間の不労所得は「約52万円」の規模となります。この金額の不労所得を得られている状況は平均年収以下のサラリーマンの自分にとっては大変ありがたく、雪玉を転がすように少しずつ不労所得が大きな規模になってきたなーと感じています。

時間を味方につけて優良銘柄の株をこつこつ買って積み上げていくことで「インカムゲイン」が着実に増えていくようになると思います。この手法は同じように少しずつ積み上げていけば誰でも実現できる「再現性」の高い方法と考えています。

なお、資産形成の過程がないと説得力もないかと思いますので、本当に再現性が高い方法なのか今の立ち位置で実験しながら発信中でありますが、現時点では少しずつ、着実に配当収入は増えているという実感です。引き続き再現性の高い「一般解」の投資方法か身をもって証明するために引き続きこつこつ投資を継続していきたいと思います。

今回もやや盛り沢山になってしましたが、今回の記事が「日本株の株式投資」に興味のある方々の参考や一助になれば嬉しいです。

つみたてにいさん
つみたてにいさん
時間を味方にして少しずつ分散しながらこつこつ積み上げていけば、「継続は力なり」でいずれは大きな助けとなると思います。
つみたてねえさん
つみたてねえさん
怖いイメージがある「投資」も少しずつ少額から始めることで、大きく資産を減らすリスクを軽減できると思います。

以上、今回は「【今月の配当受取状況】2023年-9月-」という記事でした。みなさまの「投資」の参考になれば幸いです。

ABOUT ME
つみたてにいさん
幼馴染のクリエイター気侭之優とともに本ブログ「気侭之 優のフリ→ト→ク」を運営する2級FP技能士。 2020年8月より株式投資を開始。節約と投資により3年半で金融資産600万円→2000万円突破。年間配当は税引き前75万円、年間の総不労所得は税引き前90万円到達。保有する優待株は100銘柄超。投資スタイルは全世界投信と日本株の長期二刀流。「節約・貯蓄・投資」の「家計三分の計」を軸に、お得情報や投資情報など一般的な会社員にもできた再現性が高いと思った情報をお届けしたいと思います。家計軍師として読者の皆様の家計改善や資産形成のお役に立てる献策ができるよう日々精進します((“Q(・ω・*)♪

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