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【今月の配当受取状況】2023年-4月-

どうも節約・投資担当の「つみたてにいさん(@tsumitate_nisan)」です((“Q(・ω・*)

ブログに遊びにきていただきありがとうございます。

現在「つみたてNISA」をこつこつ積み立てつつ、2020年より「高配当・優待・増配株」を中心に日本株のポートフォリオを組んでいます。

今回は今年の総括!2023年4月末時点での配当受取状況を見ていきたいと思います。

つみたてにいさん
つみたてにいさん
「配当受取状況」の個人的進捗ログです。参考になりそうであれば資産形成の参考にしていただければ幸いです。

配当金って何?

「配当金」って何?という人のために概要から((“Q(・ω・*)

配当とは、企業が株主に利益を分配することです。企業が利益または余剰を得るとき、それは株主への配当として利益の一部を支払うことができます。分配されなかった金額は、事業に再投資されたものとみなされます。当年度の利益および前年度の利益剰余金は分配可能です。
企業は通常、資本から配当を支払うことを禁じられています。

参照元:ウィキペディア

「配当」は簡単に言うと企業が得た利益を投資してくれた株主にお金(配当金)で還元しますよー」という制度です。「配当金」を受け取るためには証券口座を開き、配当を出している企業の株を権利日までに購入する必要があります。権利日までに対象の株を保有すると権利日から大体3か月後ぐらいに「配当金」をいただくことができます。

図解すると以下のような感じです((“Q(・ω・*)

ちなみに配当金は1株からでも受け取ることができるので、少額からでも配当を受け取れる株主になることは可能です。1株投資の実践方法については口座開設から株の購入方法まで別記事【個別株投資入門】「1株投資」に挑戦してみようにまとめて紹介しているので1株から投資を始めてみようという方は参考にしていただけると幸いです。

【投資】「1株投資」に挑戦しよう どうも節約・投資担当の「つみたてにいさん」です(("Q(・ω・*) 今回は「家計三分の計」を用いた資産形成の記事として【...

なお、企業の経営に影響を与える「議決権行使」をするためには対象の企業の株を「100株」以上保有する必要があります。

「配当」は株を保有しているだけで「配当金」を得られる「不労所得」です。「配当」で得られる利益のことを「インカムゲイン」と言い、値上がり差益で利益を得ることを「キャピタルゲイン」と言います。

「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」の違いについて、有名な優待投資家である桐谷さんの例えがとてもわかりやすく、引用すると「インカムゲイン」はゆっくり収穫を待つ農業のようなもの、「キャピタルゲイン」は獲物を狩る狩猟のようなものにあたります。

ちなみにつみたてにいさんはかつて血気盛んに「狩猟」に向かった結果、獲物に翻弄され、かなり手痛い目にあったので現在は「農業」中心の人です((“Q(・ω・*)笑

「高配当株投資」の参考書としてわかりやすい長期株式投資さんのおすすめの書籍も併せて載せておくので興味のある方は是非見てみてください。

【投資】最近読んだおすすめの書籍 どうも節約・投資担当の「つみたてにいさん」です。 今回は最近読んだ書籍「オートモード」で月に18.5万円が入ってくるど素人サラ...

それでは早速、先月の配当受取状況を見ていきたいと思います。

今月の配当受取収入

先月の税引き後の配当収入は「3,876円」で前年同月比過去最高益を更新しました。大きな変動はありますが、昨年以降、配当収入のない月がない状態をキープできています

「配当」をいただいた主な企業は以下の企業です。(ありがとうございます!!)

セルシス

・TOKYO BASE

・その他端株たち(主に積水ハウス)

「配当」は権利日から大体3か月後に受け取れるので、今月は主に12月-1月に権利日のあった銘柄たちによって「配当金」が構成されています。

前年同月比との比較

さて前年より配当はどれぐらい増えたのか前年同月比と比較してみたいと思います。

昨年の4月の税引き後の受取配当は1,558円でしたが、今年の4月の税引き後の受取配当は3,876円でした。

前年同月比で「248.8%」配当金が増えたことになります。(約2.5倍!)

要因としては積水ハウスの株価が12月-1月に買いたい水準に下落していたのでコツコツ買い増しし続けたことが1月の配当を大きく押し上げることに貢献しています。その後の増配により取得単価ベースで配当利回りは5%を超えています。積水ハウスはまた7月権利前に下落するようであればタイミングを見て買い増ししていきたいと思います。

現時点での前年同月比累計推移でも去年より配当が「180.5%」増えています。

所感としては少しずつながら着実に配当収入が積み上がってきているなーと感じています。

2023年の累計配当受取額

2023年の税引き後年間配当受取額は以下です。

今年の税引き後累計受取配当額は「38,846円」、

投資開始以来の税引き後累計受取配当額は「347,474円」となりました。

税引き後の累計配当金も35万円が射程圏内に入りました。(やったー!)

投資を開始してから2年と9カ月。少しずつ着実に積み上がってきました。配当収入の使い道は基本的には新しい仲間を迎えるための資金としての「再投資」に使っていきたいと思います。

「継続は力なり。」

これからも少しずつ着実に「配当」を積みあげていきたいと思います((“Q(・ω・*)

つみたてにいさん
つみたてにいさん
こちらも「つみたてNISA」と同様、「配当金」をこつこつ積みあげてていきたいと思います。

4月の新規単元取得銘柄

今月新規で単元を取得した銘柄は3銘柄でした。

・ファースト住建

・長瀬産業

・GSIクレオス

今回は少し余剰資金を捻出し過ぎましたOTZ

【8917】ファースト住建

ファースト住建は、兵庫県を中心に不動産事業をおこなっている会社です。戸建分譲事業をメインとし、用地仕入れ・商品企画・販売戦略に注力。住宅の設計・施工・販売に関しては、外部に委託することで、良質で低価格な住宅を提供しています。2018年アオイ建設(相模原市)を子会社化し、2022年にはKHC<1451>と業務提携を開始しています。

そんなファースト住建の指標を「株の健康診断書」で見てみましょう。

配当に関してはここ7年ぐらいは「43円」で安定していますが、一方で増配を積極的に行う会社ではないですね。なお、PBRは0.4倍とかなりの割安水準であり、自己資本比率も高く配当性向も低いいため「PBR1倍割れ是正対策」として株主還元を高めてくれたら嬉しいなーと淡い期待を抱いています(笑)。なお、現時点での配当利回りも「3.8%」とまずまずの水準です。また1年以上の長期保有要件はありますが、年2回の株主優待も実施しており、その場合の総合利回りは「約4.7%」と十分な利回りとなります。

また、現時点の株価も過去5年の指標からみても割安な水準になります。4月・10月の貴重な高配当、優待銘柄であり、前々から虎視眈々と狙っていた銘柄なので、株価がある程度欲しいライン(1100円台前半)まで下がってきたので直近は5株ずつ端株購入し4月の権利前に単元化することができました。

【8012】長瀬産業

長瀬産業は、染料や合成樹脂など「化学品」の輸入・販売をおこなっている化学品専門商社のトップの会社です。1832年に創業し元々は京都西陣の染料販売業でした。現在では機能素材、加工材料、電子、自動車、エネルギー生活関連の5事業を展開しており、幅広い分野の製品を取り扱うほか、製造・加工・研究開発にも取り組んでいます。近年は、事業の拡大とグローバル化を進めており、海外売上高比率は約7割まで成長しています。

こちらの企業の株価は概ね1950円から2100円の狭いレンジを形成しており、狙い目のタイミングはいくつもありましたが、余剰資金の関係もあり中々購入に踏み切ることができませんでした。直近またレンジの下限まで下がってくるタイミングがあったこと、それ以上下がっても300株まで買い増しを継続すれば株主優待もパワーアップすることを知っていたのでお試し買いとして100株保有に踏み切りました。配当も連続増配を行っており、決算も控えていることから恐らく増配してくれるのではと言う期待も少し入っています(笑)。前々から狙っていた銘柄だったのでこれからは優待と配当を楽しみつつ長期保有したいと思います。

そんな長瀬産業の指標を株の健康診断書で見てみましょう。

配当に関しては13期連続増配の右肩上がりで申し分ありません。現時点での配当利回りは「2.8%程度」と少し物足りない水準になりますが、来期は5/12の決算次第ですが「65円」ぐらいの配当は出してくれるのではと個人的に期待しています。半年以上の長期保有要件はありますが、年1回の株主優待も実施しており、総合利回りであれば「3.5%」とまずまずの水準となります。

また、現時点の株価は過去5年の指標からみても割安な水準になりますね。

【8101】GSIクレオス

GSIクレオスは、衣類繊維を販売している繊維&工業製品商社の会社です。肌着・靴下・アウター用の素材を中心に、糸の選別から生地の作成まで、幅広い業務をおこなっています。また、機能性や独自性の高い素材でも、自社で開発できる体制を強化しており、素材を提供するだけに留まらず、顧客のコンセプト段階から、共同で商品を作り上げていく企画力が同社の強みです。

権利落ち後にじりじりと株価が下降しており1500円で買おうと待ち構えていたのですが、直近、ボルト・ナット製造の竹中製作所(大阪府東大阪市)と共同開発したカーボンナノチューブ複合樹脂塗膜「ナノテクト」がサウジアラビア国営石油会社のサウジアラムコに採用されることが正式決定し4月6日に株価が1538円から1938円まで急騰してしまいました(;ワ;)ぐぬぬ…

その後株価が1800円前後まで下がってきたので、以前からPFへ組み入れたいと狙っていたこと、時価総額世界3位の企業にカーボンナノチューブ複合樹脂被膜の「ナノテクト」が正式採用され将来性にも期待できること、当時の総合利回りで4.5%程度確保できることを総合的に勘案し、利回りを享受しつつ長期的な成長にも期待できると考え100株保有に踏み切りました。

本銘柄に関しては「十分に割安となったタイミングで購入すると」いう本来の自分の核となる投資ができていない銘柄なので「焦って買っても良いことはない」という教訓通りにならないか少し不安はありますが、上がれば判断は正しかったと安堵し、下がった時は今後の反省としてしっかり活かしていきたいと株価の上下に関わらず優待と配当を楽しみつつ長期保有したいと思います。

そんなGSIクレオスの指標を株の健康診断書で見てみましょう。

配当に関しては7期連続増配の右肩上がりで申し分ありません。現時点での配当利回りは「3.8%程度」と十分な水準になります。来期は5/15の決算次第ですが「75円」ぐらいの配当は出してくれるのではと個人的に期待しています。半年以上の長期保有要件はありますが、年1回の株主優待も実施しており、総合利回りであれば「4.3%」と中々の水準となります。

なお、現時点の株価は過去5年の指標からみても割高な水準になります。

今月の投資状況

今月の日経平均は底堅く、4月末には年初来高値の28856円まで上昇しています。海外投資家も3週連続買い越しとかなり日本市場にお金が入ってきている状況です。

というのも、今の日本市場は東証による「PBR1倍割れ改善要求」、ウォーレン=バフェットの来日&日本株に注目発言、日本企業の株主還元の高まり、日経平均の加重平均PBRも過熱感なし、2024年より新NISA開始による個人投資家人口増加の予想と日本市場で投資を行う上でかなり追い風の材料が揃ってきたなーと感じています。

4月後半の決算もありがたいことに保有株の減配より増配の割合の方が大きく「保有するだけで配当が増える」という増配株の恩恵や株主還元姿勢の高まりを肌で感じています。

近い将来「日経平均は30年来の高値を更新してくるのではないか」と歴史的な瞬間に立ち会える状況の訪れに心のどこかでわくわくしながら期待しつつ投資しています。

個人的には2024年の新NISA開始までにある程度割安、増配傾向でできれば株主優待もある企業を中心にPFを拡充していきたいと考えています。なお、直近の日経平均は年初来高値を更新しており、監視銘柄の割安、高配当、優待株もじりじりと底値を切り上げて上昇している状態で買い辛く、ここで思い切って余剰資金をフル出動しようものなら「焦って買っても良いことはない」という言葉の通りになりかねないので、余剰資金とのバランスを考えつつ粛々と資産を積み上げていきたいと考えています。

勿論何か有事の事態が起こり、コロナショック以来の暴落が訪れる未来もあるかもしれません。そのためそういった事態が訪れた際に買い向かえるよう余剰資金をしっかり考えながら、相対的に割安な銘柄をこつこつ買い進めるというのが丁度いい温度感なのかもしれませんね。

1株投資状況と気になる銘柄

4月は概ね保有銘柄や監視銘柄の株価が全面高となっており手が出しづらい状況が続いているのですが、4月権利のファースト住建や決算で利回りが3.5%程度になったアステラス製薬(貯株率10%)をちょこちょこ買っています。また沖縄セルラー(貯株率35%)も指標面的にはまだ強く買いたい水準ではないのですが、決算によりPERレンジの過熱感も少し抑えられたので気持ち程度に買い増しを再開しています。22期連続増配のため今後の増配にも期待できるので2800円を割れるようなら積極的に買い増ししてていきたいと思います。

今年の目標

今年の目標の進捗状況です。

・月平均の配当3万+優待1万円を目指す(→現状:配当2.7万⇧+優待1万円)

・現金余力1.5倍を目指す(→現状:0.7倍⇩)

・日々を楽しみながらも将来のため「節約・貯蓄・投資」の「家計三分の計」を継続する(→現状:継続中)

・普通の会社員でもできた再現性の高い「節約・貯蓄・投資」方法を模索し、資産形成の一助となれるよう精進する(→現状:継続中)

配当に関しては新規に単元化した銘柄が3銘柄あったことが大きく貢献しています。一方で生活防衛費を除いた現金余力は大きく減少し現金余力昨対比1.5倍がかなり遠のいてしまいました。いつも株を購入していて感じるのは割安で魅力的な銘柄を見つける度に買ってしまうととても余力が追い付かないので、しっかり吟味して購入していくように気を引き締めていきたいと思います。ちなみに直近もNECキャピタルソリューションを我がPFに組み入れるべく虎視眈々とねらっていますが余力のことを考えて我慢しています。(そうこう言っているうちにじりじり上がってきており攻めあぐねています。)購入する場合は手持ちの銘柄をバーターとして整理することでこれ以上余剰資金が減らないよう調整したいと思います。

各目標の詳細については過去の記事に書いているのでよろしければお目通しください。

【先月の配当受取状況】2023年-1月- どうも節約・投資担当の「つみたてにいさん(@tsumitate_nisan)」です((“Q(・ω・*) ブログに遊びに...

まとめ

1株でも「配当」は得ることができるので、業績が好調な会社の株価が環境要因で下落しているときに、少しずつ購入することで負けにくい投資が行えると思います。

「配当」を積み上げていくことにより最初は少額の「配当金」であっても、継続していくことで少しずつ「電気代」や「ガス代」、「携帯代」などの固定費を賄えるようになったり、新たな銘柄を購入する資金に充てることもできるようになります。

ちなみに自分が投資を開始した最初の年、2020年の年間配当は「3,500円」でした。

月額平均に換算すると「月300円」です。

それでもこつこつ投資を続けた結果、2023年4月末現時点での月額平均配当は「月2.7万円」、年間の税引き後配当は「32.9万円」まで増加しました。ここから2週間、通期見通しが並び立つ決算シーズンなので保有株の増配に期待したいと思います。

時間を味方につけて優良銘柄の株をこつこつ買って積み上げていくことで「インカムゲイン」が着実に増えていくようになると思います。この手法は同じように少しずつ積み上げていけば誰でも実現できる「再現性」の高い方法と考えています。

なお、資産形成の過程がないと説得力もないかと思いますので、本当に再現性が高い方法なのか実験中&発信中ではありますが、現時点では少しずつ、着実に配当収入は増えているという実感です。引き続き再現性の高い「一般解」の投資方法か身をもって証明するために引き続きこつこつ投資を継続していきたいと思います。

今回はちょっと盛り沢山になってしましたが、今回の記事が「日本株の株式投資」に興味のある方々の参考や一助になれば嬉しいです。

つみたてにいさん
つみたてにいさん
時間を味方にして少しずつ分散しながらこつこつ積み上げていけば、「継続は力なり」でいずれは大きな助けとなると思います。
つみたてねえさん
つみたてねえさん
怖いイメージがある「投資」も少しずつ少額から始めることで、大きく資産を減らすリスクを軽減できると思います。

以上、今回は「【今月の配当受取状況】2023年-4月-」という記事でした。みなさまの「投資」の参考になれば幸いです。

ABOUT ME
つみたてにいさん
幼馴染のクリエイター気侭之優とともに本ブログ「気侭之 優のフリ→ト→ク」を運営する2級FP技能士。 2020年8月より株式投資を開始。節約と投資により3年半で金融資産600万円→2100万円達成。年間配当は税引き前66万円、年間の総不労所得は税引き前80万円到達。保有する優待株は100銘柄超。投資スタイルは全世界投信と日本株の長期二刀流。「節約・貯蓄・投資」の「家計三分の計」を軸に、お得情報や投資情報など一般的な会社員にもできた再現性が高いと思った情報をお届けしたいと思います。家計軍師として読者の皆様の家計改善や資産形成のお役に立てる献策ができるよう日々精進します((“Q(・ω・*)♪

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