どうも節約・投資担当の「つみたてにいさん(@tsumitate_nisan)」です。
ブログに遊びにきていただきありがとうございます。
現在、収入を「生活費・貯蓄・投資」の三分割にすることで資産増を加速させる「家計三分の計」を提唱し、自ら実践しています。
なお、自身の給与収入は平均年収より少ないレベルです。
収入が少ない分、家計改善のブラッシュアップと試行錯誤を繰り返し、現在では手取り収入の5割~6割を貯蓄と投資に回せるようになってきています。「4分の1天引き貯金」提唱の本田静六氏の倍以上のスピードで日々頑張っています(笑)
そのため自身の家計の記録である「家計三分の計」のログを残すことで、自身の振り返りができるだけでなく、これから資産形成される誰かのお役に立てるかもしれないと思ったことがきっかけで始めたのがこの【今月の家計三分の計】の記事になります。
ちなみにつみたてにいさんの考え方のベースとして「平均年収以下のサラリーマンが資産形成をするためには人並み以上に生活費を圧縮しなければならない。しかしながら今の生活も大切なので生活の質は下げず、再現性が高い節約方法で大きな支出は抑え、小さな部分については概ね目をつむることとする。」という方針を取っています。
もし誰かしらの節約や資産形成の参考になる部分があればログを残す意味があったなーと思えるのでそうなれるように頑張りたいと思います。
それでは早速、2023年5月の「家計三分の計(家計の内訳)」をみていきたいと思います。
【前提】「家計三分の計」って?
まずは前提です。つみたてにいさんの提唱する「家計三分の計」とは家計の元となる【収入】を「生活費」・「貯蓄」・「投資」の3つの目標値を設定し分けることで着実な資産形成を目指していきましょうという家計改善策です。
例えば手取り月収が20万円、「家計三分の計」の設定を「生活費:貯蓄:投資」=「60:20:20」とした場合は「生活費12万円:貯蓄4万円:投資:4万円」を目指すことになります。
このサイクルをきちんと1年間継続することができれば「手取り年収の40%を貯蓄と投資に振り分けること」ができるというシンプルな方法です。
生活費を抑えるためには「支出の見直し」が不可欠です。
「支出」をコントロールすることで、余力が生まれ、蓄財の仕組み作りができるようになります。実践する中で「再現性の高い方法」のノウハウも少しずつ貯まってきたので少しでも参考になる部分があればという思いから、自身の方法論を「家計三分の計」のポータルサイトに少しずつではありますがまとめています。
まだ「支出」の見直しをしておらず、「支出」のコントロールの方法について悩んでおられる方や、「家計の見直し」についてどこから手を付けたらよいかわからない方にとっては参考にしていただける部分もあるかと思いますので、少しでも皆様の参考になれば幸いです((“Q(・ω・*)
なお、現在進行形で少しずつ、まとめている段階なのでコンテンツの充実まで、今しばらくお待ちいただけると幸いです。
今月の支出の内訳
それでは我が家の今月の支出の内訳をみていきたいと思います。
今月は今年1年分のふるさと納税を行ったためその他の支出が大きかったのですが、幸いタマホーム(超割高水準&期末一括配当だったため権利後PTSで売却)・アルテリアネットワークス(TOBのため)の売却益など臨時収入も15万円近く入ったことで相対的に生活費に関しては割と低く抑えることができました。ここにきてやっとふるさと納税を消化できたという感じです(笑)
ちなみにふるさと納税の内訳は以下となります。
・金芽米(9㎏)5月下旬着
・はえぬき(15㎏)6月下旬着
・つや姫(10㎏)9月下旬着
・鰻(2尾)
・桃(6~8玉)
・ハンバーグ(20個)
直近の家計圧縮術
「食費」に関しては「家庭内自炊率」を向上させたことにより、外食費が軽減、「1カ月3万程度」まで圧縮することに成功しています。基本的に自分がお休みの日や早く帰れる日は自分が料理を作り、奥さんがお休み・早く帰れる日は奥さんが料理を作ってくれます。
野菜やお肉はお休みの日に1週間分まとめ買いしています。野菜に関しては国産だけど形が不揃い、傷がある等の理由でスーパーなどの陳列に向かない野菜(いわゆるB級品)なども取り扱っている野菜屋さんで購入しています。形が不揃いでも調理すればおいしい国産のお野菜ですからね。そこではトマト3㎏「398円」、じゃがいも1袋「100円」、ニラ1束「20円」等で売られており、近くのスーパーと比べると「違う国に来たんじゃないか?」と思うぐらいに野菜の値段が違います。ただし自分でしっかり目利きしないと傷んでいるものを掴むリスクも高いため、自己投資として野菜の見分け方の本を買って少しでも良い野菜を選ぶようにしています。この点は個別株投資にも似ているなと思ったりもします。
創意工夫をして支出を抑えていますが、社会的な潮流は物価高となっており、流石に少しずつ生活費の上昇を肌で感じる状況にはあるのですが、将来のため引き続き「食費3万円」目安を目標に家計コストを抑えていきたいと思います。
またクレジットカードの修行も完了し、現状心地よい「最適解のクレカ経済圏」を構築しています。メインカードとして修業を完了した「JQCARDエポスゴールド」は実質常時「2.25%還元~」の「ウエル活特化型カード」として「Tポイント防衛ライン」を構築、支払の切込み隊長のメインクレジットカードとして月1万円までは常時5%還元の「Visa LINE Payクレジットカード(P+)」を導入したことで2023年はポイント還元の恩恵をより大きく受けられる見通しです。
また今月は三井住友「olive」に登録しました。三井住友ゴールド(NL)の100万円修行を終えているので、「Oliveフレキシブルペイ ゴールド」を年会費永年無料で作成しています。
自身が導入しているクレジットカードに関しては過去の記事で詳しく紹介しているので節約の参考になりそうであればご確認ください。
なお、つみたてにいさんが活用している「最新のクレジットカードの活用術」を図にまとめてみたので参考になりそうであればご活用ください。
現状主力カードとして1万円までは5%還元の①LINEPAYクレジットカード(P+)を使用し、1万円を超えたら②JQ CARD エポスゴールドを主力として使用することで高還元でTポイントの確保を行っています。またサブとして三井住友ゴールドNL・楽天カード・イオンセレクトゴールドを要所要所で有効活用することでポイント還元を最大化しています。
「日用品費」に関しては「ウエル活」の恩恵が大きく、我が家では日用品の大部分と食品の一部はTポイントだけで賄えている状態のため、突発的な支出を除いて極力現金は使わない仕組みを構築しています。「JQCARDエポスゴールド」による「Tポイント防衛ライン」が完成したことで、最近は「Tポイント」を集約しやすい状態を維持できているため、来月も可能な限り「ウエル活」にまとめ買いすることで「日用品費・食費」の圧縮に努めたいと思います。
また「ウエルシア」に売っていないものはマツキヨでQUOカードを使うなど「株主優待」を駆使することで現金余力を確保するようにしています。株主優待は支出をセーブするためのブレーキと現金余力を生み出すためのアクセルの両方の働きをしてくれます。
ちなみにマツキヨで使う基本戦略としてマツキヨアプリクーポンで10%オフにしてからQUOカードを使うと、QUOカードの価値が1.1倍になるのでおすすめですね。QUOカード活用術については別記事でも書いているのでよろしければご参考までに。
その他の支出は概ね「お小遣い」か「プレゼント代」ですが、すでにある程度圧縮している状況なので現状維持に努めたいと思います。
今月の「家計三分の計」の内訳
支出を振り返ったところで今月の「家計三分の計」の結果の内訳です。
自身の「家計三分の計」の目標配分は「生活費:55%・貯蓄:15%・投資:30%」に設定しており、今月の収入に対するそれぞれの割合は、生活費(+雑費)「49%」、貯蓄「17%」、投資「34%」でした。今月はふるさと納税の支出(雑費)が多かったのですが、株の売却益などの臨時収入も多かったので上手くカバーすることができました。
ふるさと納税は楽天お買い物マラソンとの兼ね合いでまとめて行うため、支出が大きくなるのですが、前述の理由により理想配分の「生活費:55%」に対し、今月は「49%」なのでなんとか目標を達成したかんじですね。
支出の見直しを繰り返した結果、今ではポイ活やキャンペーンにうまく乗り、クレジットカードのルートを構築し「日用品費」の大部分を「Tポイント」で賄えるようになってきたこと、自炊率を向上させたことで「食費」を大きく削減できたこと、給与収入以外に配当収入を確保できるようになってきたこと、株主優待を駆使することで「生活の質を落とさず、支出を抑えることがキープできていること」などが挙げられます。
それでも物価高の影響を肌で感じてきており、先月よりも食費や日用品費は上がってきています。この間、ツナ缶が498円だったのを見て目が飛び出るかと思いました。去年は特売で198円だったのに…。(←主夫目線)
今月は大きな支出がありましたが、給与以外の臨時収入があったことで今回も目標値内に抑えることができました。引き続き自ら設定した「家計三分の計」のバランスを見ながら「生活の質は落とさず、支出を抑えること」を目標に家計改善を進めていきたいと思います((“Q(・ω・*)
2023年の「家計三分の計」の推移
さいごに2023年の「家計三分の計」の推移です。
ふるさと納税の大きな支出がありましたが、今月は臨時収入も大きかったことで目標を達成することができました。6月は長期株式投資さんの本の出版記念イベント&チームラボを見に久しぶりに東京へ旅行に行く予定なので旅行費として大きな支出が頻発する予定です。
また最近は様々な商品の物価高を肌で感じる状況になってきているので、現状の生活費を今の水準で抑え続けることは難しくなることが想定されますが、それでも将来の生活が少しでも楽になるように今できることを可能な限り工夫を凝らしながら「貯蓄・投資」の割合を確保できるよう引き続き努力していきたいと思います。
まとめ
「支出」をコントロールし「生活費」を抑えることができれば、「貯蓄」や「投資」に回す「余力」を確保できるようになります。自身が試行錯誤しながら実践しているノウハウについては「家計三分の計」のポータルサイトにまとめているので参考になる部分があれば幸いです。
「収入」をすぐに増やすことは難しいですが、「支出」をコントロールし、生み出した種銭を使って「蓄財」(貯蓄)を行い、「貯蓄」がある程度確保できれば「配当収入」や「資産」を増やすための「投資」を行うことができるようになります。
物価高によりインフレも進みはじめ、現金価値も相対的に目減りする中、ますます投資が必須の時代となっていくことでしょう。
最初の投資であれば投資信託(株の詰め合わせセットのようなもの)で全世界株式か米国株式(S&P500)あたりを買っておけば問題ないでしょう。
投資に慣れてきたら日本の個別株投資で高配当株や増配株を交えてこのサイクルを繰り返すことで「配当収入」も積み上がり、結果、徐々に今の生活も楽になっていきます。
最初は少額の「配当金」であっても、継続していくことで少しずつ「電気代」や「ガス代」、「携帯代」などの固定費を賄えるようになり、新たな銘柄を購入する資金に充てることもできるようになります。
なお、知識や経験がない状態でいきなり大きな金額を「投資」に投入することは、リスクが非常に高いので、投資信託であれば毎月一定額で投資する「ドルコスト平均法」で、日本の個別株投資であれば最初は少額から投資できる「1株投資」をおすすめします。少額から始めることでリスクを抑えながら経験も配当も積むことができるのでおすすめです。
「1株投資」のはじめ方については別の記事にまとめているので、これから「投資」をはじめようかなと考えている方は参考にしていただけると幸いです。
ちなみに自分が投資を開始した最初の年の年間配当は「3,500円」でした。
月額平均の配当金に換算すると「300円」です。
そこからこつこつ投資を継続した結果、現在では月の平均すると「月2.9万円の配当金」(年間35万円)と「月1万円の株主優待」(年間12万円程度)を得られるようになりました。
合算すると「年間50万円弱の不労所得」を得られている状態となりました。
これは平均年収以下である自分にとってはとても大きな収入です。
家計の支出をコントロールし、捻出した余剰資金を使って時間を味方に少しずつ「投資」を続けることで「インカムゲイン」(不労所得)は着実に増えていきます。皆様の資産形成において少しでも参考となる部分があれば参考にしていただけると嬉しいです(^^)
以上、今回は「今月の家計三分の計】2023年-5月-」という記事でした。今回の記事が少しでもみなさまの参考になれば幸いです。