どうも節約・投資担当の「つみたてにいさん」です。
今回は2022年1月に取得した株主優待を紹介してみたいと思います。
1月に取得した優待たち
1月に取得した銘柄は以下の銘柄です。
- なし
…以上、今回は1月に取得した株主優待という内容でした。少しでもみなさまの参考になれば幸いです。
流石にここでブログを終了するのも味気ないので、今回は直近嬉しかったニュースの銘柄と悲しかったニュースの銘柄について取り上げたいと思います。
嬉しかったニュース
増配を発表した銘柄
まずは直近の決算で「増配」を発表した銘柄たちです。
「増配」とは前年より「配当金」を「増やしますよ」ということです。
つまりその株を持っているだけで前年よりも配当金が多くいただけるということなので、入ってくるお金が増えるということです。
個人的には「増配」と「優待」が組み合わさった「増配優待銘柄」が大好物です。その上で「長期保有特典」があれば長く持ち続けることでその会社をもっと応援したくなりますね。
そんな「増配」を発表してくれた直近の銘柄たちがこちらです。
- タマホーム:110円 → 115円
- ヒューリック:39円 → 40円
- バルカー:95円 → 105円
なお、決算後タマホームは一度「2800円」ぐらいまで株価が一気に上昇したので喜んでいたのも束の間、一瞬で元の「2300-2200円台」に戻ってきてしまいました。(く…癖が強いんじゃ…OTZ)
自社株買いを発表した銘柄
次は「自社株買い」を発表した銘柄です。
通常企業は株式を発行し、投資家に買ってもらうことで設備投資など事業資金を調達しています。「自社株買い」とは、その逆で企業が発行している自社の株を自社で買い戻すことを言います。
「自社株買い」を行うメリットとして「株主への還元」が挙げられます。なぜ自社の株を買うと株主への還元につながるかというと、「自社株買い」を行うことで、会社の発行済株式総数が減少します。発行済株式数が減るということは、1株あたりの株式の価値が高まることになり、株価が上りやすくなるために株主への還元となるのです。
例えば、市場に出回っている人気アーティストの商品が限定1万個販売され、欲しい人が1万人以上いたとします。その後、販売元の会社が買い戻したことで市場に出回っている数を8000個に減らしたことで、1個当たりの価値がさらに高まる(需要>供給)ということです。(これは良い例えになっているのだろうか(笑))
株も人気投票みたいなところがあるので他の例えだとオークションに例えて考えるとわかりやすいかもしれません。「欲しい人が多いほど、また出回っている数が少ないほど値上がりする」ところはオークションも株も似ていると思います。
前置きが長くなりましたが、「自社株買い」が行われると上記理由により1株当たりの価値が高まり株価は上がりやすくなります。そんな銘柄が以下です。
- ビッグカメラ:発行済株式数の3.4%
- KDDI:発行済株式数の3.03%
なお、ビックカメラは含み損が大きい銘柄なので、一刻も早く買値より高値に戻ることを祈りつつ、戻らなくても長期保有優待が魅力的なので握り続ける予定。(戻って!!笑)
悲しかったニュース
嬉しいこともあれば、悲しいこともあるのが株式市場。
というわけで今度は悲しかった保有銘柄について書いていきます。
株主優待を改悪した銘柄
まずは「株主優待」を改悪した銘柄たちです。
「株主優待」は魅力的ではありますが、そこだけにとらわれてしまうと大きな落とし穴にはまることになります。改悪や廃止があった場合、自分なりの損切のラインを定めて撤退するか握り続けるか決断しなければなりません。そんな銘柄たちが以下の銘柄。
- JIA:優待改悪(1年未満:1,000円相当 → 500円相当)etc
- ひろぎんHD:優待改悪(2500円相当→500円相当)
ひろぎんHDは優待の神様である桐谷さんおすすめの銘柄でもあり、個人的も継続は難しくとも今年の優待は取れるものと考えていたので優待の1カ月前での改悪は正直衝撃的でした。
持ち続けるか悩みましたが取得単価での総合利回りから勘案しても5%を切っているので利があるうちに一度資金を引き揚げる判断を個人的に行い泣く泣く撤退しています。
ひろぎんの電撃改悪により今年の優待で「シャインマスカット」をいただく目算が狂ってしまいました(泣)引き上げた資金でどの銘柄に投資するか改めて考え直したいと思います。
一方のJIAの株価は2022年の開幕とともに怒涛の下落を見せており、絶賛気絶中です。(嵐よ早く過ぎ去って…なんなら嵐の中で輝いて)
優待に関しては「保有別の金額」という改悪があったため、直近の廃止はないものと考えたいですが、有事の際は引き際をどう見極めるか今から検討したいと思います。
まとめ
個別株はその名の通り1つの会社に投資するウェイトが高くなってしまうことから運用リスクは投資信託と比較するとどうしても高くなってしまいます。株の有名な格言として「卵は一つの篭(かご)に盛るな」という言葉があるように、1社(1つの籠)に資産(卵)の大半をいれてしまうと、有事の際に資産が大きくダメージを受けることになってしまいます。
その点、増配株・優待株投資は「期待する複数の会社(籠)に最低単元(卵)を分散して投資できるメリット」があり、「1つの籠がダメになった場合も、他の籠があることで資産を守りやすいということ」ですね。
また、有事の際(暴落時)も配当金や優待をいただくことで比較的に精神を安定して保有することができます。さらには「増配」があると保有しているだけでもらえる配当金が増えていくというメリットも享受することができますね。
直近だと、決算発表にてタマホームが5円の増配、トーセイが9円の増配、ヒューリックが2円の増配がありました。それぞれの優待取得最低単元を保有している場合、保有しているだけで去年よりの配当金が「2000円」増えることになります。また増配があると株価が上がりやすいという好循環に乗ることもできます。「優待や配当」をいただきつつ、「増配」によりさらに配当金が増えていくと株主としてこの会社に投資していてよかったなーと感じますね。
一方で「優待」の廃止や「改悪」があればその精神的主柱とも言える優待大黒柱は脆くもぽっきりへし折られてしまうことになるので、身の振り方を即検討する必要があります。
このように会社によっては大きな割合の配当金をいただけたり、優待がいただけたりするのが個別株投資の醍醐味ですが、その反面コロナショック等の暴落が来た場合は資産が大きく目減りする可能性もあります。投資は自己責任なので損失は最低限に抑えられるよう日頃からきちんと業績の推移を確認し、チャート分析をした上でじっくり買い時を考えてから余裕資金の範囲で保有検討するようにしましょう。
以上、今回は1月に取得した株主優待という内容でした。少しでもみなさまの参考になれば幸いです。