どうも節約・投資担当の「つみたてにいさん(@tsumitate_nisan)」です((“Q(・ω・*)
ブログに遊びにきていただきありがとうございます。
全世界株式と全米株式の投資信託をこつこつ積み立てつつ、2020年より「高配当・優待・増配株」を中心に日本株のポートフォリオを組んでいます。
以前まとめた「新NISAの成長投資枠で買いたい「監視銘柄リスト」-36選-」(今は40銘柄ある(笑))は日々株価の変動=指標の変動があります。基本的に週次で更新する事で監視銘柄の買い時を見つけられたらいいなと言うのが今回の記事内容になります。
今回は2月1週目段階の記事となります。
今週の日経平均株価
今週の日経平均株価は「40,127円→39,572円」と、5営業日で-555円 (-1.38%)下落した1週間でした。
なお、10月以降の日経平均は38000円~40000円のレンジ相場です。引き続き上がっても下がっても良いように準備しておきたいものですね。
日経平均加重平均PER・PBR
日経平均の立ち位置を確認するコーナーです。
10/13時点の日経平均加重平均PERは「16.09倍」、PBRは「1.46倍」とやや割高水準です。
なお、2024年暴落時の最高値から8/5の下値までの推移は以下となります。
【日経平均の最高値→現在】
2024年7月11日→2024年8月5日
日経平均:42,224円→31,458円(下落率:-25.5%)
加重平均PER:17.58倍→13.01倍
加重平均PBR:1.57倍→1.15倍
「山高ければ谷深し」が起こった昨年。
暴落が起こるためには事前に株価が「割高」になっている必要があります。油断しないよう引き続き週次で指標をチェックすることで日経平均株価の今の立ち位置を定点観測していきたいと思います。
銘柄リスト-その①-
まずは銘柄リストその①です。
この中で理想の配当利回り近辺で推移している銘柄はアステラス製薬・クボタ・INPEX・日本電信電話の4銘柄です。
コマツは決算を受けて上昇してしまいました。
クボタは直近の底値から株価を戻していますが過去5年平均のPER・PBRは割安水準、過去5年の配当利回りも2.56%の高水準です。12月権利銘柄ではありますが、安値圏で推移しているので少しずつ単元化を目指したいと思います(現在65株)
自動販売機で買えちゃう(価格帯の)日本電信電話は配当利回りも「約3.41%」とまずまずであり、まだ1株単位の投資であれば買い易いですね。
INPEXも配当利回り4.6%と魅力的な水準です。それぞれ減配リスクは留意する必要はありますが、1株ずつ集めるには魅力的な水準かと思います。(現在83株)
引き続き割安なタイミングや、来期の増配を見越して投資したり、取得単価と勘案しながら投資できる水準を見極めていきたいところですね。
銘柄リスト-その②-
銘柄リストその②です。
この中で理想配当利回り水準で推移している銘柄は三菱商事の1銘柄です。
信越化学工業はじりじりと株価を下げてきており、過去5年のPER・PBRは概ねフェアバリュー、配当利回り2.17%となっています。できれば配当利回り3%辺りを目安にチャンスがあれば狙いたいと思います。
三大商社の中では三菱商事の利回り面と指標面で頭一つ抜けており、配当利回りも4.02%ととなっています。自身のPFの商社株の割合はいずれも単元未満であり、いずれは3社とも単元以上保有したいと思いますが前のめりになり過ぎないよう気を付けながら投資を続けていきたいと思います。遂に単元まで折り返し地点となりました。(現在50株)
銘柄リスト-その③-
銘柄リストその③です。
理想配当利回り付近の銘柄は全国保証、トヨタ、ホンダ、アサヒGHDの4銘柄になります。
アサヒGHDは優待がなくなって以降、株価をじりじり降下させており過去5年のPBRレンジは底値水準まで下がってきていますね。配当利回りも3%間近となっています。
自動車関連の監視銘柄に関してもトヨタは配当利回りが3.03%、ホンダは配当利回りが4.8%と引き続き高い水準ですね。ホンダはまだ33株なので今週、少しずつ集めていきたいと思います。
全国保証はあと2回とは言え株主優待がある事と来期の増配分を視野に入れるとかなり魅力的な水準かなと思います。配当利回りは3.57%と過去を見ても高水準であり、今期中に単元化できれば2026年3月期の計画配当通りの243円と考えた場合の配当利回りは4.4%近くとなっています。優待を加味した今期の総合利回りは約5.3%と過去の利回りから考えても比較的高い水準ですね。
銘柄リスト-その④-
最後に銘柄リストその④です。
この中で理想配当利回り付近で推移している水準の銘柄は電源開発、日清食品HDの2銘柄です。
三井不動産は様子を見ながら現在1株ずつ買い増しを行っております。1200円台でコツコツ集めていたので直近の上昇でかなり買い辛くなってきました。(現在40株)
日清食品HDは過去5年のPER・PBRレンジを見ても底値水準であり、配当利回りも2%超まで下がってきています。余力があればめちゃくちゃ買いたいのですが、余力を勘案すると資金的に今買うのは中々厳しいところです。(辛い💦)
全体感としては大型株を中心に引き続き高値圏ではありますが、一部銘柄に関してはコロナ禍よりも株価・指標面を下げている銘柄もあり、銘柄によっては積極的に買いたい水準になっています。
今年も引き続きPFのバランスや余力を勘案しながら、着実にPFを肉付けしていきたいですね(“Q(・ω・*)♪
おまけ
昨日(2月1日)サンワード証券様主催のWEBセミナーに講師として講義をしてまいりました。お申込いただいた方は最終的に120名を超えたということで沢山の方にご参加いただき本当にありがとうございました。
講演内容は「少額からはじめる高配当・優待株投資」という内容で概要としては「今なぜ投資が必要なのか」という背景から少額から始められる1株投資のメリットについて、また現在では単元でも買い易い価格帯の優良銘柄があるという内容で説明を行い、全体としては「少額から余裕を持って投資を行えば『株式投資は怖くない』」という主旨でお話させていただきました。また既に投資を始められている方向けに「1株投資を使った『裏技』についてお話」させていただきました。
受講者にとって少しでも有益なお話ができるよう今の自分にできる精一杯の資料の構成を考え、資料完成後もつみたてねえさんや友人に講義を聞いてもらい、その感想を受けて再修正を行うと言う作業を繰り返して最終的な資料を作成しています。講義時間も何度かリハーサルを行って時間を測り40分~50分程度を目安に調整しましたが、本番では「少しゆっくりめに話す」という事を意識したため(本番では想定より早口になる事が多いため)若干時間を超えて55分となりました。
今までも投資の師であり、大先輩の投資家さんでもある長期株式投資さんのイベントで幸いにも何度か講義を聞かせていただく機会がありましたが、今回、お話しする立場となって改めてその難しさを実感しました。自身は教員免許を保有し、塾や学校で教えていた経験があるので、多少なりともその経験を活かせると思っていたのですが、時間管理や講義内容、司会担当者とのアドリブ対応など拙い部分もあったかと思います。改めて大先輩はやっぱり凄いなと思いました。(オンライン講義の機材(マイク等)もどういう機材を使われているか事前に聞いておけばよかったかも。)
それでも講義後には証券会社様から「アンケートにも大変わかりやすく勉強になりましたとのお声を多くいただいております。」とご報告いただき、ほっと胸をなでおろしました。受講いただいた方にとって今回のお話がこれからの資産形成のお役に少しでも立てるという事であればそれはこの上なく嬉しい事です。
また、今回のセミナー開催にあたって事前にアドバイスや応援のコメントをいただいた大先輩の長期株式投資さんや紫宝さん、同期の介護士マンさん、ポメまるさんをはじめ、沢山の方から応援のお言葉をいただき大変励みになりました。
Xで仲良くしていただいているみなさまには感謝しかありません。改めて本当にありがとうございます。この場を借りてお礼申し上げます。
以前より漠然とした大きな夢の1つとして将来は教員免許や投資経験を活かして、学校教育の場で外部講師として金融教育に携わる事で生徒たちが「将来の不安を減らし、今も楽しく生きる」という未来を描けるようなお手伝いができればいいなと考えておりましたが、今回の機会で少しそれも叶ったのかなと思ったりします。
その大きな夢の実現のためにも模範となる堅実な投資を自身がしっかり行わなければいけないと思うので、引き続き学び楽しみながら知識や経験を血肉とし、日々精進していきたいと思います。
まとめ
今回は自身の「新NISA」-成長投資枠で買いたい銘柄-40選-の定点観測(2月1週目)の記事でした。
「新NISAで買いたい銘柄リスト」や「保有株で含み損に転じたら新NISA枠に移行する銘柄リスト」など「この銘柄はこうする!」ということをあらかじめ決めておくとスムーズに動けるかと思いますね。
なお、成長投資枠の日本株へ投資は「損益通算できない」点から投資難易度は特定口座よりぐーんと上がると考えているので、中・小型株や実験的な銘柄は特定口座の範囲までとして、「新NISA」枠ではより堅実な投資対象(大型株の増配株)を中心に投資をしていくことを意識したいです。
みなさまは「新NISA」の成長投資枠はどのように投資されますか。正解はないので自分なりに考えて納得できる水準で資産を育てていきたいですね🌱
この辺のプランは投資家の感性や人生設計によって「新NISA」活用プランが完成するところになるかと思いますが、今回の記事が「新NISA」の活用に興味のある方々の参考や一助となれば嬉しいです。
以上、今回は「「新NISAで買いたいリスト」-2月1週目-」という記事でした。みなさまの「投資」の参考になれば幸いです。