どうも節約・投資担当の「つみたてにいさん(@tsumitate_nisan)」です((“Q(・ω・*)
ブログに遊びにきていただきありがとうございます。
現在「つみたてNISA」をこつこつ積み立てつつ、2020年より「高配当・優待・増配株」を中心に日本株のポートフォリオを組んでいます。
今月で株式投資を始めてから3年3カ月となります。
今までの投資履歴や長期保有PFは過去の記事にまとめているので気になる方は併せてご確認くださいませ。
それでは早速2023年11月末時点での配当受取状況を見ていきたいと思います。
配当金って何?
「配当金」って何?という人のために概要から((“Q(・ω・*)
「配当」は簡単に言うと「企業が得た利益を投資してくれた株主にお金(配当金)で還元しますよー」という制度です。「配当金」を受け取るためには証券口座を開き、配当を出している企業の株を権利日までに購入する必要があります。権利日までに対象の株を保有すると権利日から大体3か月後ぐらいに「配当金」をいただくことができます。
図解すると以下のような感じです((“Q(・ω・*)♪
ちなみに配当金は1株からでも受け取ることができるので、少額からでも配当を受け取れる株主になることは可能です。1株投資の実践方法については口座開設から株の購入方法まで別記事【個別株投資入門】「1株投資」に挑戦してみようにまとめて紹介しているので1株から投資を始めてみようという方は参考にしていただけると幸いです。
なお、企業の経営に影響を与える「議決権行使」をするためには対象の企業の株を「100株」以上保有する必要があります。
「配当」は株を保有しているだけで「配当金」を得られる「不労所得」です。「配当」で得られる利益のことを「インカムゲイン」と言い、値上がり差益で利益を得ることを「キャピタルゲイン」と言います。
「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」の違いについて、有名な優待投資家である桐谷さんの例えがとてもわかりやすく、引用すると「インカムゲイン」はゆっくり収穫を待つ農業のようなもの、「キャピタルゲイン」は獲物を狩る狩猟のようなものにあたります。
ちなみにつみたてにいさんはかつて血気盛んに「狩猟」に向かった結果、獲物に翻弄され、かなり手痛い目にあったので現在は「農業」中心の人です((“Q(・ω・*)笑
「高配当株投資」の参考書としてわかりやすい長期株式投資さんのおすすめの書籍も併せて載せておくので興味のある方は是非見てみてください。
それでは早速、先月の配当受取状況を見ていきたいと思います。
今月の配当受取収入
先月の税引き後の配当収入は「12,918円」で前年同月比から微減となりました。大きな変動はありますが、昨年以降、配当収入のない月がない状態をキープできています。
「配当」をいただいた主な企業は以下の企業です。(ありがとうございます!!)
・クリエイトレストランツ
・エクセディ
・高島屋
・J.フロントリテイリング
・コジマ
・ビックカメラ
・アルコニックス
・早稲田アカデミー
・その他端株たち
「配当」は権利日から大体3か月後に受け取れるので、今回は8月・9月権利の銘柄が多く含まれています。そのため今月は主に8月・9月に権利日のあった銘柄たちによって「配当金」が構成されていますね。
前年同月比との比較
さて前年より配当はどれぐらい増えたのか前年同月比と比較してみたいと思います。
昨年の11月の税引き後の受取配当は15,579円でしたが今年の11月の税引き後の受取配当は12,918円と前年同月比で「82.9%」(約0.83倍)とやや減少しています。なお、今年は三栄建築設計やイオンモールなど、2月・8月権利銘柄を売却し、3月・9月権利銘柄にシフトしたことが2月・8月配当減少の原因となっているためトータルの配当に関しては増加する見込みです。
なお、現時点での前年同月比累計推移では前年より配当が「152.6%」と約1.5倍のペースで好調に増加しています。
また現在の月平均の税引き後配当は月3.25万円となっており、今の自分の労働収入から考えるととても大きいですね。所感としては少しずつながら着実に配当収入が積み上がってきて嬉しいなーと感じますね。
2023年の累計配当受取額
2023年の税引き後年間配当受取額は以下です。
今年の税引き後累計受取配当額は「241,935円」、投資開始以来の税引き後累計受取配当額は「550,563円」となりました。
税引き後の受取配当金は3カ月を残して昨年1年間で受け取った配当金をすでに超過しているので、今期は過去最高配当となる事が確定しています。(やったー!)
株式投資を開始してから3年3カ月。少しずつ着実に配当が積み上がってきました。配当収入の使い道は基本的には新しい仲間を迎えるための資金としての「再投資」に使っていきたいと思います。
「継続は力なり。」
これからも少しずつ着実に「配当」を積みあげていきたいと思います((“Q(・ω・*)♪
11月の新規単元取得銘柄
今月新規で単元を取得した銘柄は0銘柄になります。
・なし
今月は1株投資のみでコツコツ買い増した感じになりますね。
今月の投資状況
今月の日経平均は一気に10%上昇し、バブル後以来の最高値を更新するなど強い1カ月でしたね。
日経平均株価は2023年6月以降下落トレンドのようなチャートを描いていましたが、今月で一気にレンジ上限の33,750円辺りが意識される展開となっています。
今年1年は「新NISAまでにどれだけ相対的に割安な監視銘柄を仕込めるか」というところを自分の中の勝負としていましたが、11カ月経過し、単元保有銘柄数もかなりの数になってきました。概ね「当初の自分の中の目標はクリアしつつあるのかな」と節約と投資の両輪を回し続けた自分とそれを支えてくれた家族には感謝しかないですね。(自分に感謝する事も大事です(笑))
この2年間、節約に節約を重ね、配当の積み上げを最優先に全力で走り抜けてきたので、税引き前の配当も50万円目前の水準となりました。来年の目標に関しては「配当の内10%は家族や自分に還元する事で今の生活も少しずつ豊かにすること」かなーと今年も残り1カ月を残すところとなったので少しずつ設定していこうかなと思います。
また10月26日に改めて東京証券取引所から『「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」に関する開示企業一覧表の公表等について』という資料が発表されており「PBR1倍割れ改善」に向けてより強く、明確な呼びかけを行っており、現在PBRが1倍を割れている上場企業はますますPBRの改善に向けて動かざるを得ない状況になったと考えています。今のうちに「どれだけ多くのPBR1倍割れの優良企業を割安なタイミングでPFに組み込めるか」という戦略もある程度機能そうな気がしますね。
個人的には引き続き2024年の新NISA開始までにある程度割安、増配傾向で、できれば長期保有のインセンティブの株主優待もある企業を中心にPFを拡充していきたいと考えています。なお、直近の日経平均は高値圏で推移しており、監視銘柄の割安だった増配、高配当、優待株もじりじりと底値を切り上げて上昇している状態で買い辛く、ここで思い切って余剰資金をフル出動しようものなら「焦って買っても良いことはない」という言葉の通りになりかねないので、余剰資金とのバランスを考えつつ基本は1株単位で粛々と資産を積み上げていきたいと考えています。何事もバッファは大切ですね。
勿論突如として有事の事態が起こり、コロナショック以来の暴落が訪れる未来もあるかもしれません。そういった事態が訪れた際にきちんと買い向かえるよう余剰資金をしっかり確保しながら、チャンスが来るまでは相対的に割安な銘柄を1株単位からこつこつ買い進めるというのが今のところの丁度いい温度感なのかもしれませんね。
2023年秋の決算シーズンの総括に関しては、過去の記事でまとめているのでよろしければ併せてご確認いただけますと幸いです。
1株投資状況と気になる銘柄
10月は監視銘柄の中でもいくつかの銘柄が下げ止まらず、ずるずると下がっていくような状況でした。アステラス製薬は2011年以来の利回り3.8~4%程度の水準となっており、SHOEIに関しても配当利回り3.2%程度まで株価が下落しています。また直近株式分割と来年の優待拡充を発表したヤマハ発動機も比較的手薄な6月・12月銘柄という事もあり、配当権利に向けてこつこつ1株投資で買い集めています。全体的にはまだまだ高値圏ですが、探せば買える水準の銘柄はあるかなと言う感じですかね。引き続き全体的には買い辛いもののなんだかんだ1株単位だと買う物はあるという印象ですね。
引き続きバリュエーションと取得単価ベースの利回りや価格を気にしながら配当を少しずつ増やしていけるようゆっくり集めていきたいと思います。
今年の目標
今年の目標の進捗状況です。
・月平均の配当3万+優待1万円を目指す(→現状:配当3.25万⇧+優待1.1万円⇩)
・現金余力1.5倍を目指す(→現状:1.1倍⇧)
・日々を楽しみながらも将来のため「節約・貯蓄・投資」の「家計三分の計」を継続する(→現状:継続中⇨)
・普通の会社員でもできた再現性の高い「節約・貯蓄・投資」方法を模索し、資産形成の一助となれるよう精進する(→現状:継続中⇨)
さて12月は待望のボーナスや9月の配当援軍が入る月でもあり、給料と配当、ボーナスは現金余力として多めに残すことで、残り1カ月、工夫して現金余力回復に努める対策をしていきたいと思います。今年の年間の不労所得に関しては目標金額に到達したので余剰資金の回復の方に比重を置きつつ、チャンスが来れば少しずつ買い向かうスタンスで引き続きPFの仲間を充実させていきたいと思います。
今年の各目標の詳細については過去の記事に書いているのでよろしければお目通しください。
まとめ
毎月記録を残しておくことで、配当の積み上げの記録や振り返るを行うことができますね。
また未経験の方には敷居の高い株式投資も現在では1株から投資することができ、1株からでも「配当」や「優待」を得ることもできるので業績が好調な会社の株価が環境要因で下落している時に少しずつ購入することで負けにくい投資が行えると思います。
今やNTTも1株「170円台」とエナドリ感覚で自販機で買えてしまう時代です。(←違うw)
「配当」を積み上げていくことにより最初は少額の「配当金」であっても継続していくことで少しずつ「電気代」や「ガス代」、「携帯代」などの固定費を賄えるようになったり、新たな銘柄を購入する資金に充てることもできるようになります。
ちなみに自分が投資を開始した最初の年、2020年の年間配当は「3,500円」でした。
月額平均に換算すると「月300円」です。
それでもこつこつ投資を続けた結果、3年2カ月たった2023年10月末現時点で月額平均配当は「月3.2万円」、年間の税引き後配当は「39.7万円」まで増加しました。株主優待も含めると年間の税引き後の不労所得は「約53万円」の規模となります。この金額の不労所得を得られている状況は平均年収以下のサラリーマンの自分にとっては大変ありがたく、雪玉を転がすように少しずつ不労所得が大きな規模になってきたなーと感じています。
時間を味方につけて優良銘柄の株をこつこつ買って積み上げていくことで「インカムゲイン」が着実に増えていくようになると思います。この手法は同じように少しずつ積み上げていけば誰でも実現できる「再現性」の高い方法と考えています。
なお、資産形成の過程がないと説得力もないかと思いますので、本当に再現性が高い方法なのか今の立ち位置で実験しながら発信中でありますが、現時点では少しずつ、着実に配当収入は増えているという実感です。引き続き再現性の高い「一般解」の投資方法か身をもって証明するために引き続きこつこつ投資を継続していきたいと思います。
今回もやや盛り沢山になってしましたが、今回の記事が「日本株の株式投資」に興味のある方々の参考や一助になれば嬉しいです。
以上、今回は「【今月の配当受取状況】2023年-11月-」という記事でした。みなさまの「投資」の参考になれば幸いです。