どうも節約・投資担当の「つみたてにいさん(@tsumitate_nisan)」です((“Q(・ω・*)
ブログに遊びにきていただきありがとうございます。
全世界株式と全米株式の投資信託をこつこつ積み立てつつ、2020年より「高配当・優待・増配株」を中心に日本株のポートフォリオを組んでいます。
以前まとめた「新NISAの成長投資枠で買いたい「監視銘柄リスト」-36選-」(今は40銘柄ある(笑))は日々株価の変動=指標の変動があります。基本的に週次で更新する事で監視銘柄の買い時を見つけられたらいいなと言うのが今回の記事内容になります。
今回は7月4週目段階の記事となります。
今週の日経平均株価
今週の日経平均株価は「39,947円→37,667円」と、5営業日で-2,280円(-5.71%)下落しています。日経平均は2021年10月以来、約3年ぶりに8日連続で続落し、日経平均歴代続落記録15位タイの記録となっています。
日経平均加重平均PER・PBR
日経平均の立ち位置を確認するコーナーです。
7/27時点の日経平均加重平均PERは「15.91倍」、PBRは「1.43倍」と下がってきてはいるものの依然割安感はありません。
「山高ければ谷深し」
暴落が起こるためには事前に株価が「割高」になっている必要があります。油断しないよう引き続き週次で指標をチェックすることで日経平均株価の今の立ち位置を定点観測していきたいと思います。
銘柄リスト-その①-
まずは銘柄リストその①です。
この中で理想の配当利回り近辺で推移している銘柄は日本電信電話、クボタです。
クボタは今期の配当予想が非開示のため正確には利回りの算出ができない状況ですが、過去の歴史から配当を据え置きまたは増配してくれている企業のため、前期配当の48円を下限とする見方も一定程度機能すると考えています。その場合の現在の利回りは2.2%です。利回りが低いので少し手が出にくいのが難点ですが、指標面も割安であり、様子を見ながら1株単位で買い増そうかなと思います。
日本電信電話は145円から反転し160円前後まで回復しています。配当利回りは現時点でも「3.29%」程度確保できます。指標面では過去5年のPER・PBRレンジからみると概ねフェアバリューからやや割高の間ぐらいの水準です。PFの最主力銘柄でもあるので個人的には新NISA枠の1株投資で引き続き少しずつ集めていきたい水準ですね。
この下落の中でも積水ハウスは強く買い増しチャンスが訪れない状況です。
花王は過去5年のPER・PBRで見ると引き続き割安な水準で推移しています。
そのほかの銘柄に関しては依然として割高な水準にあります。割安なタイミングや、来期の増配を見越して投資したり、取得単価と勘案しながら投資できる水準を見極めていきたいところですね。
銘柄リスト-その②-
銘柄リストその②です。
全体的に買い辛い状況が続きます。
大塚HDは8月1日の決算を前に上期最終を一転4%増益に上方修正を出しています。株価も気が付けば7500円目前とかなり上がってしまいましたね。
また信越化学工業が7/26に1Qの決算を発表し、今期配当は6円増配の106円の見通しとなりました。直近は保守的な見通し→上方修正という決算発表の傾向がある企業なので今後の業績も引き続き注目したいと思います。
この中では大和ハウス工業とブリヂストンが概ねフェアバリューの水準です。ブリヂストンは今週6000円割れのタイミングで1株だけ買いました。1株でも単価6000円は中々キツイですOTZ(笑)
ちなみに年初のグラフと比較してみるとこの2カ月で監視銘柄が如何に上昇してしまったのかがわかりやすいですね。(以下2024年1月1日のデータです)
銘柄リスト-その③-
銘柄リストその③です。
この中ではホンダが理想配当利回り付近で推移しています。指標面も概ねフェアバリューの水準なので余力を確かめながら1株ずつ投資する分には問題ない水準かなと思います。
この中では7/26に芙蓉総合リースが決算を発表。1Qなので様子見にはなりますが堅調ですね。
過去5年のPER・PBRから見た場合、キッコーマンとアサヒGHDは割安水準、三菱HCC、トヨタ辺りも概ねフェアバリューと言えるかもしれません。
そのほかの銘柄に関しては引き続き様子を見たい水準ですね。
銘柄リスト-その④-
最後に銘柄リストその④です。
この中で理想配当利回り付近で推移している水準の銘柄は電源開発のみです。
JR九州は運賃の値上げが好感されて一時4000円を超える場面もありましたね。7株から買い増せていないのですが引き続き様子を見たいと思います。
この中では過去5年のPER・PBRから見た場合、JR九州、ショーボンドHD、セブン&アイHD、日清食品HDは概ね割安~フェアバリューの水準と言えそうですね。
セブン&アイHDは続落し、今年だけなら総合利回り4.6%、来期以降でも3.46%の水準まで利回りが上昇しています。PER・PBRレンジも割安であり保有しておらず、余力があれば買いたい水準なのですが、既に1998円で新NISA枠で100株保有してしまっているので、損出しすることができず8月の優待と配当を楽しみに今は無になっています(笑)
今回も全体感としては引き続き高値圏ではありますが、一部銘柄の株価下落により少しずつ買える水準の銘柄が散見されるようになってきたかなと感じます。
引き続きPFのバランスや余力を勘案しながら、着実にPFを肉付けしていきたいと思います(“Q(・ω・*)♪
まとめ
今回は自身の「新NISA」-成長投資枠で買いたい銘柄-40選-の定点観測(7月4週目)の記事でした。
「新NISAで買いたい銘柄リスト」や「保有株で含み損に転じたら新NISA枠に移行する銘柄リスト」など「この銘柄はこうする!」ということをあらかじめ決めておくとスムーズに動けるかと思いますね。
なお、成長投資枠の日本株へ投資は「損益通算できない」点から投資難易度は特定口座よりぐーんと上がると考えているので、中・小型株や実験的な銘柄は特定口座の範囲までとして、「新NISA」枠ではより堅実な投資対象(大型株の増配株)を中心に投資をしていくことを意識したいです。
みなさまは「新NISA」の成長投資枠はどのように投資されますか。正解はないので自分なりに考えて納得できる水準で資産を育てていきたいですね🌱
この辺のプランは投資家の感性や人生設計によって「新NISA」活用プランが完成するところになるかと思いますが、今回の記事が「新NISA」の活用に興味のある方々の参考や一助となれば嬉しいです。
以上、今回は「「新NISAで買いたいリスト」-7月4週目-」という記事でした。みなさまの「投資」の参考になれば幸いです。