こんにちは、つみたてにいさんです。
今月は運よく海運株で月収以上の利益を取ることができたので利確しました。天井で売ることが出来ればよいのですが、利が出ただけでも御の字、頭と尻尾はくれてやれと思うことにしています。
なお、9月の権利日以降、日経平均が泣きそうなレベルで急落しているので少し警戒感を持っています。
さて本題、毎月恒例のつみたてにいさんが実際に「つみたてNISA」で運用している「投資信託」の9月末時点での運用状況を見ていきたいと思います。
つみたてNISAって？
「つみたてNISA」がなにかわからないという人のために概要から
つみたてNISAとは、特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です。
つみたてNISAの対象商品は、手数料が低水準、頻繁に分配金が支払われないなど、長期・積立・分散投資に適した公募株式投資信託と上場株式投資信託（ETF）に限定されており、投資初心者をはじめ幅広い年代の方にとって利用しやすい仕組みとなっています
金融庁
「つみたてNISA」は簡単に言うと「この制度を利用して長期で積み立てて投資する人は年間40万円まで、20年分の積立分に対して非課税にしますよー」というお得な制度です。
何故お得かというと通常、「投資信託」への投資は購入手数料や信託報酬に加え、売却時に利益の20％が税金として取られてしまいます。例えば「100万円」の売却益があったとしても「20万円」は税金として持っていかれてしまうので手元に残る利益は「80万円」に減ってしまいます。OTZ
上記の事例を「つみたてNISA」を利用した場合に当てはめてみると非課税となるため「100万円」の売却益があった場合は「100万円」まるまる利益とすることができます。利益が「500万円」だとしたら、本来、税金としてもっていかれる「100万円」が手元に残る事になるので、非課税の恩恵は利益が多くなればなるほど大きくなるので長期で積み立てる場合にはそのありがたみが大きい制度ですね。
「つみたてNISA」のメリットは主に以下の2点です。
・20年という長期にわたって「複利効果」を活かしながら非課税で運用できる。
・「ドルコスト平均法」で運用できる。
「ドルコスト平均法」や「複利効果」については、
それぞれ別記事で書いているので良かったら参考にしてみてください。
運用する投資信託
「つみたてNISA」で選べる商品は限られていますが、それでも選べる商品は多いです。その中でつみたてにいさんが「つみたてNISA」で現在、運用している投資信託は以下の2種類です。
・「eMAXIS Slim 全世界株式」 →「世界全体」に分散投資
・「eMAXIS Slim 米国株式」 →米国「S＆P500」に分散投資
運用している投資信託の詳細については、以下の記事を参考にしていただけるとわかりやすいかと思います。
運用条件
「つみたてNISA」は年間40万円までの上限があります。
またつみたてにいさんは今年の3月より積み立てを開始したので40万円を10カ月で割った「月4万円」で運用しています。
投資信託の比率としては以下の割合で積み立てています。
・「eMAXIS Slim 全世界株式」 に「3万円/月」（75％）
・「eMAXIS Slim 米国株式」 に「1万円/月」（25％）
「世界」か「アメリカ」かどちらが利回りが高くなるかリアルタイムで比較したかったので、上記２つの投資信託にそれぞれつみたて投資することにしました。ここ十数年は「アメリカ」が強いので、目安の利回りとしては 「eMAXIS Slim 米国株式」 の方が高めですが未来の事はわかりません。
なお 「eMAXIS Slim 全世界株式」の割合のうち半分ぐらいは「アメリカ」なので、正直ポートフォリオとしては結局「アメリカ」比率が高めではあるのですが、将来的に「アメリカ」以外の国が経済的に台頭した場合も 「eMAXIS Slim 全世界株式」であれば、運用会社が定期的に最適解の比率にリバランスしてくれるので割合を半々にするのではなく 「eMAXIS Slim 全世界株式」に75％、 「eMAXIS Slim 米国株式」 に25％の比率にしています。
運用している証券会社
証券会社は「楽天証券」で運用しています。理由としては以下の通りです。
・楽天銀行と連携することで楽天銀行の普通預金金利を年率「0.1％」にできる。
・楽天カードで積み立てると積立金額の「1％」が楽天ポイントとして還元される。
9月の運用状況
それぞれの運用状況を見てみましょう。
その1.「eMAXIS Slim 全世界株式」
まずは「eMAXIS Slim 全世界株式」です。 3月から8月までの運用推移は以下になります。
先月は含み益6.39％だったのに対し、今月は含み益3.58％と半減してしまいました。
中国恒大集団の債務不履行の可能性があったことを契機として、9月後半は全体的に株が売りこまれている状況にあるのかなと思います。
グラフは「青い部分が元本、赤い部分が運用益」になります。インデックス投資なので、急激に爆上げ！みたいなことはないですが、現状上下しながらも含み益は右肩上がりです。今までが堅調に推移しすぎていたぐらいだったので、このままマイナス圏に突入した場合であっても「りんごちゃん」を思い出して、「つみたてNISA」に関しては淡々と積み上げていきたいと思います。
その2. 「eMAXIS Slim 米国株式」
次に「eMAXIS Slim 米国株式」です。 3月から7月までの運用推移は以下になります。
こちらも 「eMAXIS Slim 全世界株式」同様、先月と比較すると利益率は下がりました。なお直近の米国株式の伸びは過去の推移からみても急上昇しており、一時的な下落はこれからもあると考えています。含み益は依然「6.09％」あるため気にせずコツコツ積み立てていきたいと思います。
これまでの「つみたてNISA」で運用した投資信託のトータルリターンは「+11,787円」となりました。
なお、楽天証券で楽天カード決済で積み立てを行う場合、最大5万円までの範囲であれば１％分の楽天ポイントとして還元されます。
それを加味するとトータルリターンは「+11,787円（含み益）+2800ポイント＝14,587円相当」となりますね。 利益は変動するとはいえ現時点で合計5％を超えているため、普通銀行の金利が年利0.001％（2.8円）と考えると超パフォーマンスです。
楽天証券を利用するメリットとしては上記1％のポイント還元に留まらず、楽天市場でお買い物する際のポイント還元率が上がったり、スイープを活用することで楽天銀行の金利0.1％にしたりすることもできるため時間があれば個別にお得情報として記事を作成したいと思います。
今回の勝敗
さて今月の勝敗です。今回の勝敗は…
・「eMAXIS Slim 全世界株式」 →3.58％
・「eMAXIS Slim 米国株式」→6.09％
よって、今月の勝者は 「eMAXIS Slim 米国株式」でした。
９月はアノマリー的に下落しやすく、10月12月はアノマリー的には上昇しやすい傾向にあるため、来月の反転することを望みつつアメリカと世界の成長に期待したいです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今月は下落しましたが年を通しては堅調に推移しているため、アノマリーに反して来月も調整や下落が続くかもしれませんが何があっても鋼の意思で積み立てると決めた「つみたてNISA」については淡々と積み立てていきたいと思います。個別株は損切が大事。笑
以上、今回は「【つみたてNISAの運用状況】@9月」という記事でした。みなさまの投資の参考になれば幸いです。
