どうも節約・投資担当の「つみたてにいさん(@tsumitate_nisan)」です。
ブログに遊びにきていただきありがとうございます((“Q(・ω・*)
雨が降りつつ暑くじめじめした日が続きますね。梅雨明けとは!?(笑)
この記事を書くとまた1カ月たったのかと思ってしまいます。相変わらず1カ月のスパンが短すぎる(笑)
ということで今回はつみたてにいさんが実際に「つみたてNISA」で運用している「投資信託」の2022年6月末時点での運用状況を見ていきたいと思います。
つみたてNISAって?
「つみたてNISA」がなにかわからないという人のために概要から
「つみたてNISA」は簡単に言うと「この制度を利用して長期で積み立てて投資する人は年間40万円まで、20年分の積立分に対して非課税にしますよー」というお得な制度です。
何故お得かというと通常、「投資信託」への投資は購入手数料や信託報酬に加え、売却時に利益の20%が税金として取られてしまいます。例えば「100万円」の売却益があったとしても「20万円」は税金として持っていかれてしまうので手元に残る利益は「80万円」に減ってしまいます。OTZ
上記の事例を「つみたてNISA」を利用した場合に当てはめてみると非課税となるため「100万円」の売却益があった場合は「100万円」まるまる利益とすることができます。利益が「500万円」だとしたら、本来、税金としてもっていかれる「100万円」が手元に残る事になるので、非課税の恩恵は利益が多くなればなるほど大きくなるので長期で積み立てる場合にはそのありがたみが大きい制度ですね。
「つみたてNISA」のメリットは主に以下の2点です。
・20年という長期にわたって「複利効果」を活かしながら非課税で運用できる。
・「ドルコスト平均法」で運用できる。
「ドルコスト平均法」や「複利効果」については、それぞれ別記事で解説しているのでよろしければ参考にしていただけると幸いです。
運用する投資信託
「つみたてNISA」で選べる商品は限られていますが、それでも選べる商品は多いです。その中でつみたてにいさんが「つみたてNISA」で現在、運用している投資信託は以下の2種類です。
・「eMAXIS Slim 全世界株式」 →「世界全体」に分散投資
・「eMAXIS Slim 米国株式」 →米国「S&P500」に分散投資
運用している上記投資信託の詳細については、以下の記事を参考にしていただけるとわかりやすいかと思います。
運用条件
昨年までの運用条件
「つみたてNISA」は年間40万円までの上限があります。
一昨年までは「NISA」で運用していたことから「つみたてNISA」へ移行する時間差により、昨年の「つみたてNISA」は3月からの運用となったため、「上限40万円」を10カ月で割った「月4万円」で運用していました。
投資信託の比率としては以下の割合です。
・「eMAXIS Slim 全世界株式」 に「3万円/月」(75%)
・「eMAXIS Slim 米国株式」 に「1万円/月」(25%)
「世界」か「アメリカ」かどちらが利回りが高くなるかリアルタイムで比較したかったので、上記2つの投資信託にそれぞれつみたて投資することにしました。ここ十数年は「アメリカ」が強いので、目安の利回りとしては 「eMAXIS Slim 米国株式」 の方が高めですが未来の事はわかりません。
なお 「eMAXIS Slim 全世界株式」の割合のうち半分ぐらいは「アメリカ」なので、正直ポートフォリオとしては結局「アメリカ」比率が高めではあるのですが、将来的に「アメリカ」以外の国が経済的に台頭した場合も 「eMAXIS Slim 全世界株式」であれば、運用会社が定期的に最適解の比率にリバランスしてくれるので割合を半々にするのではなく 「eMAXIS Slim 全世界株式」に75%、 「eMAXIS Slim 米国株式」 に25%の比率にしていました。
今年以降の運用条件
今年は継続して楽天証券の口座で「つみたてNISA」を運用するため、昨年と異なり1月から「つみたてNISA」のつみたてができます。そのため「上限金額40万」を12カ月で按分した「33,333円」が1カ月あたりの上限金額となります。
上限金額の変更により今年からは以下の比率で投資信託を運用しています。
・「eMAXIS Slim 全世界株式」 に「2万3000円/月」(約69%)
・「eMAXIS Slim 米国株式」 に「1万333円/月」(約31%)
→合計「33333円/月」(上限40万円/年)
運用している証券会社
証券会社は「楽天証券」で運用しています。理由としては以下の通りでしたが改悪が続いています。とりあえず8月までは今まで通りの還元率で問題なさそうなので致命的な改悪が発生しない限りは引き続き「楽天証券」で「つみたてNISA」を継続します。
・楽天銀行との連携で楽天銀行の普通預金金利を年率「0.1%」にできる。(→2022年4月より300万円以上の部分は「年率0.04%」に改悪されます。)
・楽天カードで決済すると積立金額の「1%」が楽天ポイントとして還元される。(→2022年9月より「0.2%」還元に改悪されます。)
なお、楽天クレジットカード→楽天キャッシュ→投信積立にすることでキャンペーンにより12月までは「1%還元」を延命することができます。楽天キャッシュに切り替える方法の記事も追加したのでまだ切り替えを行っていない場合は参考までにどうそ☆
6月の運用状況
それぞれの運用状況を見てみましょう。
その1.「eMAXIS Slim 全世界株式」
まずは「eMAXIS Slim 全世界株式」です。 2021年3月から2022年6月までの運用推移は以下になります。
先月は含み益が4.82%だったのに対し、今月は「+3.92%」と含み益は減少しています。
グラフは「青い部分が元本、赤い部分が運用益」になります。ロシアのウクライナ侵攻からインフレ、利上げなどあまり思わしくない状況が続いており、指数としてはなんと年初来から「20%以上」下落しています。
しかしながら急激な円安によって辛うじてプラスを保っている感じですね。含み益から含み損になった時には「いつもより多く口数を買える=バーゲン」と考えています。そのためマイナスになってしまった時も「りんごちゃん」を思い出して、慌てないよう淡々と積み上げていきたいと思います。目先の値幅はあまり気にせず、将来増えていたらオッケーのマインドです(笑)
その2. 「eMAXIS Slim 米国株式」
次に「eMAXIS Slim 米国株式」です。 2021年3月から2022年6月までの運用推移は以下になります。
「eMAXIS Slim 全世界株式」同様、「eMAXIS Slim 米国株式」も含み益が減少しました。、指数としてはなんと年初来から「20%以上」下落しています。しかしながら円安の恩恵と積み立てによる平準化により「つみたてNISA」で運用している投資信託のトータルリターンは「+27,491円(+4.6%)」と依然として含み益で推移しています。
なお、2022年9月まで(楽天キャッシュに切り替えた場合は12月まで)にはなりますが、楽天証券の1%のポイント還元を加味するとさらに「+8,000円」分のポイントの恩恵を受けられたことになります。積み立てるだけで楽天ポイント1%還元を受けられるのは「楽天証券」の大きなメリットなので引き続き楽天証券でコツコツ積み立てていきたいと思います。還元された楽天ポイントは「楽天Pay」で生活費に使用すれば無駄がありません(笑)
金融緩和の縮小懸念や2月下旬に起こったロシアによるウクライナ侵攻、その後のインフレや利上げと5月も相場にはあまりよろしくない材料が発生していますが、円安により依然として含み益で推移しています。2021年は平均を上回るリターンがあったことから、2022年に関しては指数の調整やさらなる下落も想定されるので含み益がなくなりマイナスになったときに慌てないよう、淡々と積み上げていきたいと思います。
今回の勝敗
さて今月の勝敗です。今回の勝敗は…
・「eMAXIS Slim 全世界株式」 →3.92%
・「eMAXIS Slim 米国株式」→6.36%
よって、今月の勝者も「eMAXIS Slim 米国株式」でした。
もはやアメリカの「S&P500」を寝て握っとけばよくね?というレベルの強さを発揮し続けていた「米国株式」ですが、将来もずーーっと米国一強が続くかはわからないのであくまでメインは「全世界」を主軸にしつつ、2022年もコツコツつみたてていきたいと思います。
6月のつみたては5月末から6月初にかけての上昇したタイミングで約定され、その後下落したのであまりおいしくないタイミングでの約定になりました。今回の下落も将来のリターンの源泉と考え、今後も世界とアメリカの成長に期待したいと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。
2021年は堅調に推移しましたが、調整や下落の兆候が出ているかもしれません。しかしながら有史以来「全世界株式」への長期投資は負けなしだったことは歴史的にも証明されており2050年までは世界のGDPも拡大し続ける見通しのため何があっても鋼の意思で積み立てると決めた「つみたてNISA」については淡々と積み立てていきたいと思います。ドルコスト平均法が最も生きるのは「下落後に上昇」を繰り返すことですからね。来月は指数がどのように変化するか注視しているつみたてにいさんでした。
以上、今回は「【つみたてNISAの運用状況】@6月」という記事でした。みなさまの投資の参考になれば幸いです。