どうも節約・投資担当の「つみたてにいさん(@tsumitate_nisan)」です((“Q(・ω・*)
ブログに遊びにきていただきありがとうございます。
全世界株式と全米株式の投資信託をこつこつ積み立てつつ、2020年より「高配当・優待・増配株」を中心に日本株のポートフォリオを組んでいます。
以前まとめた「新NISAの成長投資枠で買いたい「監視銘柄リスト」-36選-」(今は40銘柄ある(笑))は日々株価の変動=指標の変動があります。基本的に週次で更新する事で監視銘柄の買い時を見つけられたらいいなと言うのが今回の記事内容になります。
今回は8月2週目段階の記事となります。
今週の日経平均株価
今週の日経平均株価は「35,249円→35,025円」と、5営業日で-224円 (-0.64%)下落しています。今週はほぼ動きの内容に見えますが、月曜日は-4,451円(12.4%)という歴代2位の下落率の暴落が発生、翌火曜日は3217円(+10.23%)の暴騰と乱高下しており、月曜日の日経平均VI指数も70%と混乱を極めた状況でしたね。今後、二番底が来るのかは読めませんが、下がっても上がっても良いように準備しておきたいものです。
日経平均加重平均PER・PBR
日経平均の立ち位置を確認するコーナーです。
8/11時点の日経平均加重平均PERは「14.43倍」、PBRは「1.26倍」と下がってきているものの依然割安感はありません。
なお、直近最高値から下値までの推移は以下となります。
【日経平均の最高値→現在】
2024年7月11日→2024年8月5日
日経平均:42,224円→31,458円(-25.5%)
加重平均PER:17.58倍→13.01倍
加重平均PBR:1.57倍→1.15倍
「山高ければ谷深し」が起こった直近。
暴落が起こるためには事前に株価が「割高」になっている必要があります。今は概ねフェアバリューの水準まで下がってきてはいますが、油断しないよう引き続き週次で指標をチェックすることで日経平均株価の今の立ち位置を定点観測していきたいと思います。
銘柄リスト-その①-
まずは銘柄リストその①です。
この中で理想の配当利回り近辺で推移している銘柄はアステラス製薬、クボタ、コマツ、INPEX、日本電信電話の5銘柄です。
クボタは今期の配当予想が非開示のため正確には利回りの算出ができない状況ですが、過去の歴史から配当を据え置きまたは増配してくれている企業のため、前期配当の48円を下限とする見方も一定程度機能すると考えています。なお、直近中間配当を24円→25円に増配しているため、今期配当を49円と仮定した場合の現在の利回りは2.51%です。既にコロナ禍中の利回りを超え、コロナ禍中のPBRを下回っている状況のため、利回りが低いので少し手が出にくいのが難点ですが、指標面も底値水準であり、引き続き1株単位で買い増そうと思います。
コマツも株価の下落により2週間前の5000円台から3800円台まで株価を急落させており、指標面も割安圏内となりました。景気敏感株ではありますが、配当利回りも4.3%と過去5年平均の配当利回り3.2%を大きく上回っている状況なので1株ずつ買い増すチャンスとしては個人的にはありと考えています。
INPEXは直近の決算で10円増配したこと、株価が直近の下落で回復しきっていないことから利回りも4.2%確保できる状況です。
日本電信電話は145.7円、配当利回りは「3.57%」確保できます。指標面では過去5年のPER・PBRレンジからみると概ねフェアバリューの水準です。PFの最主力銘柄でもあるので個人的には新NISA枠の1株投資で引き続き少しずつ集めていきたい水準ですね。
引き続き割安なタイミングや、来期の増配を見越して投資したり、取得単価と勘案しながら投資できる水準を見極めていきたいところですね。
銘柄リスト-その②-
銘柄リストその②です。
大塚HD、三菱UFJ、伊藤忠商事、日本取引所G、信越化学工業を除き、少し買い辛さは解消された印象です。
ブリヂストンは配当利回り3.7%と理想配当利回り4%に向けてじりじりと上がってきていますね。1株単位で投資する分には悪くない水準でしょう。
総合商社の配当利回りはまだまだ低いですが、三井物産は3.51%、三菱商事は3.58%の利回りで指標面も概ねフェアバリューです。(総合商社をほぼ買えていないので1株ずつ買い増すには良い機会と捉えています。)
ちなみに年初のグラフと比較してみると今回の下落で監視銘柄の指標面がどの程度下がってきているのかがわかりやすいですね。(以下2024年1月1日のデータです)
銘柄リスト-その③-
銘柄リストその③です。
理想配当利回り付近の銘柄が10銘柄中5銘柄とかなり利回り水準で買いたい水準に到達する銘柄が増えてきました。
三菱HCキャピタルは指標面はフェアバリュー、配当利回りも4%に乗ってきたので1株単位で買い増す分には良さそうですね。芙蓉総合リースも同様の状況となっています。(単価が高いのが難点ではありますが)リース系で見てみるとリコーリースはこの下落の中でも粘っている方です。
自動車関連もトヨタが前期配当をベースに考えても3%近い水準、ホンダが4.8%近くまで利回りが上昇しています。特に8月5日のホンダは配当利回り5.6%まで上昇しています。かなり美味しい利回りになってきているので1株単位で買い増したいと思います。
アサヒGHDも理想配当利回り2.5%を超えてきているので週明けは1株単位で買い増すチャンスとなりそうです。なお、株主優待は廃止となってしまいました。
この中では化学商社2強は指標面でまだまだ高値圏を維持しており、買い増しチャンスは待ちの状況ですね。
銘柄リスト-その④-
最後に銘柄リストその④です。
この中で理想配当利回り付近で推移している水準の銘柄は上組、電源開発、ヤマハ発動機です。
ヤマハ発動機は景気敏感株で下がる時は大きく値を下げる銘柄と言う点は注意する必要がありますが、100株での総合利回りも5.1%に達しており、300株で優待もグレードアップする点を考えると取り合えず100株を目指していくのには良い機会ではないかなと考えます。
今回の下落の中でもスバル興業はつよつよです。(買えない…。)
ショーボンドHDは決算にて前期の年間配当を133円→139円に増額し、今期も前期比3.5円増の142.5円に増配する見通しです。利回りが低いのがやや難点ではありますが、堅実な増配銘柄だなと思います。
三井不動産は9月までに100株保有で株主優待の条件を満たせるため、9月前に取得する1つのチャンスが訪れるのではと監視を強化しています。個人的には今はまだ投資したい水準ではないので準備だけという感じですね。
セブン&アイHDは今期限定の総合利回りも4.78%(来期以降は3.59%)まで上昇しており、今から買える人がうらやましい水準ですね。
日清食品ホールディングスも指標面では割安圏に突入しています。
今回も全体感としては大型株を中心に引き続き高値圏ではありますが、一部銘柄に関してはコロナ禍よりも株価・指標面を下げている銘柄もあり、クボタやキリンなど銘柄によっては積極的に買いたい水準になっています。引き続きPFのバランスや余力を勘案しながら、着実にPFを肉付けしていきたいですね(“Q(・ω・*)♪
まとめ
今回は自身の「新NISA」-成長投資枠で買いたい銘柄-40選-の定点観測(8月2週目)の記事でした。
「新NISAで買いたい銘柄リスト」や「保有株で含み損に転じたら新NISA枠に移行する銘柄リスト」など「この銘柄はこうする!」ということをあらかじめ決めておくとスムーズに動けるかと思いますね。
なお、成長投資枠の日本株へ投資は「損益通算できない」点から投資難易度は特定口座よりぐーんと上がると考えているので、中・小型株や実験的な銘柄は特定口座の範囲までとして、「新NISA」枠ではより堅実な投資対象(大型株の増配株)を中心に投資をしていくことを意識したいです。
みなさまは「新NISA」の成長投資枠はどのように投資されますか。正解はないので自分なりに考えて納得できる水準で資産を育てていきたいですね🌱
この辺のプランは投資家の感性や人生設計によって「新NISA」活用プランが完成するところになるかと思いますが、今回の記事が「新NISA」の活用に興味のある方々の参考や一助となれば嬉しいです。
以上、今回は「「新NISAで買いたいリスト」-8月2週目-」という記事でした。みなさまの「投資」の参考になれば幸いです。