どうも節約・投資担当の「つみたてにいさん(@tsumitate_nisan)」です((“Q(・ω・*)
ブログに遊びにきていただきありがとうございます。
現在「つみたてNISA」に引き続き、「NISA」で投資信託をこつこつ積み立てつつ、2020年より「高配当・優待・増配株」を中心に日本株のポートフォリオを組んでいます。
今月で株式投資を始めてから3年10カ月となります。
今までの投資履歴や長期保有PFは過去の記事にまとめているので気になる方は併せてご確認くださいませ。
それでは早速2024年6月末時点での配当受取状況を見ていきたいと思います。
配当金って何?
「配当金」って何?という人のために概要から((“Q(・ω・*)
「配当」は簡単に言うと「企業が得た利益を投資してくれた株主にお金(配当金)で還元しますよー」という制度です。「配当金」を受け取るためには証券口座を開き、配当を出している企業の株を権利日までに購入する必要があります。権利日までに対象の株を保有すると権利日から大体3か月後ぐらいに「配当金」をいただくことができます。
図解すると以下のような感じです((“Q(・ω・*)♪
ちなみに配当金は1株からでも受け取ることができるので、少額からでも配当を受け取れる株主になることは可能です。1株投資の実践方法については口座開設から株の購入方法まで別記事【個別株投資入門】「1株投資」に挑戦してみようにまとめて紹介しているので1株から投資を始めてみようという方は参考にしていただけると幸いです。
なお、企業の経営に影響を与える「議決権行使」をするためには対象の企業の株を「100株」以上保有する必要があります。
「配当」は株を保有しているだけで「配当金」を得られる「不労所得」です。「配当」で得られる利益のことを「インカムゲイン」と言い、値上がり差益で利益を得ることを「キャピタルゲイン」と言います。
「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」の違いについて、有名な優待投資家である桐谷さんの例えがとてもわかりやすく、引用すると「インカムゲイン」はゆっくり収穫を待つ農業のようなもの、「キャピタルゲイン」は獲物を狩る狩猟のようなものにあたります。
ちなみにつみたてにいさんはかつて血気盛んに「狩猟」に向かった結果、獲物に翻弄され、かなり手痛い目にあったので現在は「農業」中心の人です((“Q(・ω・*)笑
「高配当株投資」の参考書としてわかりやすい長期株式投資さんのおすすめの書籍も併せて載せておくので興味のある方は是非見てみてください。
それでは早速、先月の配当受取状況を見ていきたいと思います。
今月の配当受取収入
先月の税引き後の配当収入は「141,421円」と同月比・単月過去最高の配当額となりました。大きな変動はありますが、2022年以降、配当収入のない月がない状態をキープできています。
「配当」をいただいた主な企業は以下の企業です。(ありがとうございます!!)
・稲畑産業
・SBIグローバルアセットM
・バロックジャパン
・オリックス
・アステラス製薬
・TSテック
・三菱HCC
・立花エレテック
・NECキャピタルソリューション
・リコーリース
・みずほリース
・全国保証
・沖縄セルラー
・KDDI
・NTT
・長瀬産業
・第一興商
・ENEOS
・その他単元株
・その他端株達(東京海上HD・三菱商事etc)
「配当」は権利日から大体3か月後に受け取れるので、今月は主に2月-3月に権利日のあった銘柄たちによって「配当金」が構成されていますね。なお、6月29日、30日が土日という事もあり7月1日にずれ込んで入ってきている3月権利銘柄も多数あったのでそれらを合わせると現在の3月権利分の配当は税引き後18万円程度となります。だんだんお給料レベルに育ってきましたね。
前年同月比との比較
さて前年より配当はどれぐらい増えたのか前年同月比と比較してみたいと思います。
昨年の5月の税引き後の受取配当は90,284円でしたが、今年の5月の税引き後の受取配当は141,421円と前年同月比で「156.6%」(約1.5倍)と増加しています。
現在の税引き後配当は月平均4.25万円となっており、今の自分の労働収入から考えるととても大きいです。所感としては少しずつながら着実に配当収入が積み上がってきて嬉しいなーと感じますね。
2024年の累計配当受取額
2024年の税引き後の年間配当受取額は以下です。
2024年の税引き後の年間受取配当金は223,333円となりました。自身は平均年収以下のサラリーマンですが、投資歴5年目を迎え、「入金の継続、企業の増配、配当金の再投資」という3つのエンジンの相乗効果の大きさを実感しつつあります。
また、投資開始以来の税引き後累計受取配当額は「887,788円」ともうすぐ「100万円」が見えてきました。
株式投資を開始してから3年10カ月。少しずつ着実に配当が積み上がっています。配当収入の使い道は基本的には新しい仲間を迎えるための資金としての「再投資」に使っていきたいと思います。
「継続は力なり。」
これからも少しずつ着実に「配当」を積みあげていきたいと思います((“Q(・ω・*)♪
6月の新規単元取得銘柄
今月新規で単元化した銘柄は0銘柄になります。
・なし
今月の投資状況
6月はこの1カ月で日経平均は「38,488円→39,583円」と+1,095円 (2.85%)上昇しています。ただ高配当株や一部年初来安値更新銘柄に関しては指数以上に下落が目立ち、振り返れば調整基調の1カ月でしたね。
全体的に割安な銘柄は少なくなってきているものの、現在PBRが1倍を割れている上場企業はますますPBRの改善に向けて動かざるを得ない状況になっていると考えています。実際に本決算でとんでもない株主優待や増配によって大きく株価を上昇させている銘柄もありましたね。現状は、まだ大型株の上昇ほど中小型株は恩恵を受けていないように見えるので、着実に成長していることが前提にはなりますが、今のうちに「どれだけ多くの財務良好なPBR1倍割れの優良企業を割安なタイミングでPFに組み込めるか」という戦略も引き続きある程度機能しそうな気がします。
「新NISA」の成長投資枠も併用して1株投資は継続しています。個人的な新NISA戦略や、新NISAで買い増したいと思っている銘柄に関しては、別記事にまとめているのでご参考になるようであれば併せてご確認ください。
なお、直近の日経平均は高値圏で推移しており、監視銘柄の割安だった増配、高配当、優待株もじりじりと底値を切り上げて上昇している状態で買い辛く、ここで思い切って余剰資金をフル出動しようものなら「焦って買っても良いことはない」という言葉の通りになりかねないので、余剰資金とのバランスを考えつつ基本は1株単位で粛々と資産を積み上げていきたいと考えています。何事もバッファは大切ですね。
勿論突如として有事の事態が起こり、コロナショック以来の暴落が訪れる未来もあるかもしれません。そういった事態が訪れた際にきちんと買い向かえるよう余剰資金をしっかり確保しながら、チャンスが来るまでは相対的に割安な銘柄を1株単位からこつこつ買い進めるというのが先月同様、今のところの丁度いい温度感なのかもしれませんね。
1株投資状況と気になる銘柄
1株投資については、主に優待銘柄は特定口座で、上記で挙げたより厳しい基準で選抜した銘柄を中心にNISAの成長投資枠で投資を行っています。直近は下落していたNTTやホンダ、積水ハウス、キリンHDに1株単位で投資していました。
特定口座では引き続き6月・12月配当のミルボンとポーラ・オルビスに1株単位で投資を行い、株価をじりじり下げてきていた8月優待でカラオケ「まねきねこ」を運営しているコシダカHDを1株単位で購入しています。結構身近に店舗を見かけることが多くなってきたので「第一興商」と同じくPFのカラオケ優待目的ですね。
ミルボンは現時点で81株、取得平均単価は3,232円と株価上昇により3000円台から3200円台に切り上がってしまいましたがまぁ良しとします。現在ポーラは30株、キリンHDは33株です。いずれも12月優待権利の銘柄のため、引き続き12月の権利までに単元化に向けて集めていきたいと思います。
あとは株主優待の保有条件が来年以降変更となるセルシスやアルコニックス、中央倉庫を少しずつ買い増しするか悩んでいる状況ですね。セルシスは来年までに200株集める予定ですが、アルコニックスや中央倉庫は300株だしなー、どうしようかな…と言う感じです。お財布と株価、気持ちと引き続き相談ですね(笑)
また12月までにサムティを49株集めて300株にして宿泊券を2枚に増やしたいですし、サンフロンティア不動産やワールドもできれば優待がパワーアップする300株までいつか増やしたいです。資金には限りがあるので計画的に考えないといけないですね。
後は監視していたRYODENと日本フエルトを6月中旬の段階で資金があれば買いたかったのですが、余剰資金と勘案し見送りました。
引き続きバリュエーションと取得単価ベースの利回りや価格を気にしながら配当も優待も少しずつ増やしていけるようゆっくり集めていきたいと思います。
今月の配当増減状況
今月の保有株の配当増減状況です。2024年より実験的に保有株が増配によってどれだけ配当を増やしてくれたのかというログをここでは残しています。
6月は増配2社(積水ハウス・クミアイ化学工業)と配当が増加しました。これで今年保有株の増配によって増えた配当は「+50,803円」となりました。この金額はとても大きく、仮に同等の配当を新規投資によって得ようとすると元本は「約127万円」も必要となります。これは新NISA枠で利回り4%想定で仮定した場合なので、特定口座や現在の市場の利回りを現実的に考えると「投資元本は160万円程度」必要となりそうなのでとても大きいです。なお、前期配当の増加分も含んでいるので単純に今期の配当が前期比で「50,803円」増えたという訳ではないですが、とても大きい金額ですね。
引き続き日本株投資のコア戦略として「増配傾向で株主優待もある銘柄を中心に相対的に割安なタイミングでPFに加えて行くことで『配当と優待で今も未来も豊かにする』」ということをベースに配当も優待も積み上げて行きたいと思います。
「今年の目標」の達成状況
最後に「今年の目標」とその達成状況です。
・月平均の配当4.5万円+優待1.2万円→月平均の配当4.25万円+優待1.3万円↗
・現金余力1.5倍を目指す→1.1倍↘
・日々を楽しみながら「家計三分の計」を継続→〇
・普通の会社員でもできた再現性の高い「節約・貯蓄・投資」方法を模索し、資産形成の一助となれるよう引き続き精進する→〇
・配当性向5%から段階的に家族還元を強化→〇
引き続き今年の最終目標である税引き後月平均4.5万円の配当を目指して頑張りたいと思います。
まとめ
毎月記録を残しておくことで、配当の積み上げの記録や振り返りを行うことができますね。
また未経験の方には敷居の高い株式投資も現在では1株から投資することができ、1株からでも「配当」や「優待」を得ることもできるので業績が好調な会社の株価が環境要因で下落している時に少しずつ購入することで負けにくい投資が行えると思います。
今やNTTも1株「150円台」と自販機で買えてしまう時代です。(←違うw)
「配当」を積み上げていくことにより最初は少額の「配当金」であっても継続していくことで少しずつ「電気代」や「ガス代」、「携帯代」などの固定費を賄えるようになったり、新たな銘柄を購入する資金に充てることもできるようになります。
ちなみに自分が投資を開始した最初の年、2020年の年間配当は「3,500円」でした。
月額平均に換算すると「月300円」です。
それでもこつこつ投資を続けた結果、3年10カ月たった2024年6月末現時点で月額平均配当は「月4.25万円」、年間の税引き後配当は「51.3万円」まで増加しました。株主優待も含めると年間の税引き後の不労所得は「約67万円」の規模となります。この金額の不労所得を得られている状況は平均年収以下のサラリーマンの自分にとっては大変ありがたく、雪玉を転がすように少しずつ複利で不労所得が大きな規模になってきたなーと感じています。
時間を味方につけて優良銘柄の株をこつこつ買って積み上げていくことで「インカムゲイン」が着実に増えていくようになると思います。この手法は同じように少しずつ積み上げていけば誰でも実現できる「再現性」の高い方法と考えています。
なお、資産形成の過程がないと説得力もないかと思いますので、本当に再現性が高い方法なのか今の立ち位置で実験しながら発信中でありますが、現時点では少しずつ、着実に配当収入は増えているという実感です。引き続き再現性の高い「一般解」の投資方法か身をもって証明するために引き続きこつこつ投資を継続していきたいと思います。
今回もかなり盛り沢山になってしましたが、今回の記事が「日本株の株式投資」に興味のある方々の参考や一助になれば嬉しいです。
以上、今回は「【今月の配当受取状況】2024年-6月-」という記事でした。みなさまの「投資」の参考になれば幸いです。