どうも節約・投資担当の「つみたてにいさん(@tsumitate_nisan)」です((“Q(・ω・*)
ブログに遊びにきていただきありがとうございます。
現在「つみたてNISA」に引き続き、「NISA」で投資信託をこつこつ積み立てつつ、2020年より「高配当・優待・増配株」を中心に日本株のポートフォリオを組んでいます。
今月で株式投資を始めてから4年6カ月となります。
今までの投資手法の変遷や現時点での長期保有PFは過去の記事にまとめているので気になる方は併せてご確認くださいませ。


それでは早速2025年2月末時点での配当受取状況を見ていきたいと思います。
配当金って何?
「配当金」って何?という人のために概要から((“Q(・ω・*)
配当とは、企業が株主に利益を分配することです。企業が利益または余剰を得るとき、それは株主への配当として利益の一部を支払うことができます。分配されなかった金額は、事業に再投資されたものとみなされます。当年度の利益および前年度の利益剰余金は分配可能です。
参照元:ウィキペディア
企業は通常、資本から配当を支払うことを禁じられています。
「配当」は簡単に言うと「企業が得た利益を投資してくれた株主にお金(配当金)で還元しますよー」という制度です。「配当金」を受け取るためには証券口座を開き、配当を出している企業の株を権利日までに購入する必要があります。権利日までに対象の株を保有すると権利日から大体3か月後ぐらいに「配当金」をいただくことができます。
図解すると以下のような感じです((“Q(・ω・*)♪

ちなみに配当金は1株からでも受け取ることができるので、少額からでも配当を受け取れる株主になることは可能です。1株投資の実践方法については口座開設から株の購入方法まで別記事【個別株投資入門】「1株投資」に挑戦してみようにまとめて紹介しているので1株から投資を始めてみようという方は参考にしていただけると幸いです。

なお、企業の経営に影響を与える「議決権行使」をするためには対象の企業の株を「100株」以上保有する必要があります。
「配当」は株を保有しているだけで「配当金」を得られる「不労所得」です。「配当」で得られる利益のことを「インカムゲイン」と言い、値上がり差益で利益を得ることを「キャピタルゲイン」と言います。

「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」の違いについて、有名な優待投資家である桐谷さんの例えがとてもわかりやすく、引用すると「インカムゲイン」はゆっくり収穫を待つ農業のようなもの、「キャピタルゲイン」は獲物を狩る狩猟のようなものにあたります。
ちなみにつみたてにいさんはかつて血気盛んに「狩猟」に向かった結果、獲物に翻弄され、かなり手痛い目にあったので現在は「農業」中心の人です((“Q(・ω・*)笑
「高配当株投資」の参考書としてわかりやすい長期株式投資さんのおすすめの書籍も併せて載せておくので興味のある方は是非見てみてください。




それでは早速、先月の配当受取状況を見ていきたいと思います。
今月の配当受取収入

先月の税引き後の配当収入は「23,843円」と前年同月比最高額の配当となりました。大きな変動はありますが、2022年以降、配当収入のない月がない状態をキープできています。
「配当」をいただいた主な企業は以下の企業です。(ありがとうございます!!)
・日本毛織
・萩原工業
・ラクト・ジャパン
・住江織物(SUMINOE)
・BTI
・端株含むその他(サカタのタネ・キユーピー等)
「配当」は権利日から大体3か月後に受け取れるので、今月は主に11月に権利日のあった銘柄たちによって「配当金」が構成されていますね。
前年同月比との比較
さて前年より配当はどれぐらい増えたのか前年同月比と比較してみたいと思います。
昨年の2月の税引き後の受取配当は14,515円でしたが、今年の2月の税引き後の受取配当は23,843円と前年同月比で「164.3%」(約1.64倍)増加しています。

現在の税引き後配当は月平均5.6万円、株主優待と合わせた不労所得は月平均約7万円程度となっており、今の自分の労働収入から考えるととても大きいです。所感としては少しずつながら着実に配当収入が積み上がってきて嬉しいなーと感じますね。
2025年の累計配当受取額
202年の税引き後の年間配当受取額は以下です。

2025年の税引き後の年間受取配当金は32,810円となりました。自身は平均年収以下のサラリーマンですが、投資歴5年目で「入金の継続、企業の増配、配当金の再投資」という3つのエンジンの相乗効果の大きさを実感しつつあります。
また、投資開始以来の税引き後の累計受取配当額は「1,220,679円」と「120万円」を突破となりました。

これまでこつこつ頑張ってきて本当に良かったなーと思います。
株式投資を開始してから4年6カ月。少しずつ着実に配当が積み上がっています。配当収入の使い道は基本的には新しい仲間を迎えるための資金としての「再投資」に使っていきたいと思います。
「継続は力なり。」
これからも少しずつ着実に「配当」を積みあげていきたいと思います((“Q(・ω・*)♪
2月の新規単元取得銘柄
今月新規で単元化した銘柄は1銘柄になります。
・ヤマト【3月優待/3月配当】総合利回り4.7%→5.47%(3/7修正)
【1967】ヤマト
ヤマトは、(旧)大和設備工事から見て取れるように設備工事業をおこなっている群馬県前橋市に本社を置く会社です。群馬県を地盤に、関東地方の空調設備や衛生設備の工事設計・施工を手がけています。
そのほか「食品工場の冷凍・冷蔵設備」や「上下水道施設の排水処理設備」の施工にも力を入れており、2023年には道の駅「まえばし赤城」開業しています。
そんなヤマトの指標を「株の健康診断書」で見てみましょう。

コロナショックにも負けず、EPSは凸凹はしているものの長期で右肩上がりで上昇しています。また配当金に関しても23期非減配と非減配歴も長く、今期の配当は前期比で8円増配の「35円」と過去最高の配当予想となっています。
ヤマトは昨年末に株主優待を導入し、また「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について」にて連結配当性向30%以上、2021年より着実な増配を続けており、今後も更なる株主還元を検討するとあります。今後の株主還元に期待しながら優待と配当をいただきつつ保有していきたいと思います。
株主優待は2023年に開業した道の駅「まえばし赤城」に関する内容を中心に「道の駅「まえばし赤城」で取り扱っている地元特産品」、「温浴施設「赤城の湯」で使える入浴券」、「寄付」の選択式です。金額はいずれも「3000円相当」になります。今年は優待導入初年度にあたるため2025年3月期の長期保有要件はありませんが、2026年3月期からは【1年以上の長期保有要件】が追加されます。また優待権利日は3月20日と少し珍しい銘柄なのでその点は注意が必要です。
ミックス係数は10倍台と依然として割安な水準です。なお、過去5年平均のPER・PBRの指標面から見るとPBR1倍割れとは言えやや割高水準である点は留意が必要です((“Q(・ω・*)♪
今月の投資状況
2月の日経平均は「38,520円→37,155円」と「-1365円」下落しています。10月より概ね38000円~40000円のレンジ相場でしたが現状は「節分天井・彼岸底」のアノマリー通り38000円を割り込む展開となりましたね。
ちなみに直近の8/5の下落は以下の内容となります。
【日経平均の最高値→直近安値】
2024年7月11日→2024年8月5日
日経平均:42,224円→31,458円(-25.5%)
加重平均PER:17.58倍→13.01倍
加重平均PBR:1.57倍→1.15倍
8月の歴史的暴落体験に関する記事は以下の記事を参考にしてみてください。

また直近の下落の余波で少しずつ買える銘柄も増えてきましたね。買いたい銘柄が増えるのに比例して余剰資金が増える訳ではないので、もどかしい気持ちの時もありますが、これは恐らく一生付き合っていかないといけない問題なのでしょう。また着実に成長していることが前提にはなりますが、今のうちに「どれだけ多くの財務良好なPBR1倍割れの優良企業を割安なタイミングでPFに組み込めるか」という戦略も引き続きある程度機能するかなと思うのでその点も意識しながら銘柄を探していきたいと思います。
「新NISA」の成長投資枠も併用して1株投資は継続しています。個人的な新NISA戦略や、新NISAで買い増したいと思っている銘柄に関しては、別記事にまとめているのでご参考になるようであれば併せてご確認ください。


引き続き、余剰資金とのバランスを考えつつ基本は1株単位で粛々と資産を積み上げていきたいと考えています。何事も余裕は大切ですね。
8月5日のように突如として暴落が訪れる未来もあるかもしれません。そういった事態が訪れた際にきちんと買い向かえるよう余剰資金をしっかり確保しながら、チャンスが来るまでは相対的に割安な銘柄を1株単位からこつこつ買い進めるというのが先月同様、今のところの丁度いい温度感なのかもしれませんね。
1株投資状況と気になる銘柄
1株投資については、主に優待銘柄は特定口座で、上記で挙げたより厳しい基準で選抜した銘柄を中心にNISAの成長投資枠で投資を行っています。直近は下落していたINPEX、三菱商事、クボタ、ホンダ、三井不動産に1株単位で投資していました。なお、余剰資金の確保も強化していきたいと思うので両立できるように頑張りたいなーと思います。
ちなみに個人的に狙っている優待銘柄はRYODEN、加藤産業、平和不動産、三井不動産、日本フエルト(残り100株)等です。平和不動産は還元強化により更に株価は上がってしまいましたが総合利回りはかなり魅力的な水準となりましたね。後は明治HD、日清HD、キッコーマン辺りも魅力的です。(もうやめて!これ以上買ったら私の余力はゼロよ!!OTZ)
次回、「にいさんの余力死す!」とかにはなりたくないので、必死に買付ボタンを押したいのを我慢していますd (^q^)←
あとは株主優待の保有条件が来年以降変更となるセルシス、アルコニックスを少しずつ買い増しするか悩んでいる状況ですね。セルシスは来年6月までに200株集める予定ですが、プライム市場移行の発表を境に既に株価が2倍以上になってしまい手を出し辛いですOTZ。
アルコニックスは300株だしなー、どうしようかな…と言う感じです。お財布と株価、気持ちと引き続き相談ですね(笑)
【主な保有株の優待条件変更一覧】
・セルシス…200株以上に優待条件変更(2025年6月まで)
・アルコニックス…300株以上で4000円のカタログギフト(2026年3月まで)
引き続きバリュエーションと取得単価ベースの利回りや価格を気にしながら配当も優待も少しずつ増やしていけるようゆっくり集めていきたいと思います。
今月の配当増減状況
今月の保有株の配当増減状況です。2024年より実験的に保有株が増配によってどれだけ配当を増やしてくれたのかというログをここでは残しています。

2月は増配16社、減配1社で差し引きの配当は増加しました。これで今年保有株の増配によって増えた配当は「+29,412円」となりました。2024年に保有株の増配によって増えた配当は「+81,353円」なので2024年-2025年で保有株の増配によって増えた配当は累計「110,765円」と遂に10万円の大台を突破しました。この金額はとても大きく、仮に同等の配当を新規投資によって得ようとすると元本は「約287万円」も必要となります。これは新NISA枠で利回り4%想定で仮定した場合なので、特定口座や現在の市場の利回りを現実的に考えると「投資元本は347万円程度」必要となりそうなのでとても大きいです。なお、前期配当の増加分も含んでいるので単純に今期の配当が前期比で「110,765円」増えたという訳ではないですが、とても大きい金額です。
引き続き日本株投資のコア戦略として「増配傾向で株主優待もある銘柄を中心に相対的に割安なタイミングでPFに加えて行くことで『配当と優待で今も未来も豊かにする』」ということをベースに配当も優待も積み上げて行きたいと思います。
「今年の目標」の達成状況
最後に「今年の目標」とその達成進捗です。

・月平均の配当6万円+優待1.5万円→月平均の配当5.6万円↗+優待1.5万円
・現金余力1.5倍を目指す→0.9倍(↘)
・日々を楽しみながら「家計三分の計」を継続→〇
・普通の会社員でもできた再現性の高い「節約・貯蓄・投資」方法を模索し、資産形成の一助となれるよう引き続き精進する→〇
・配当性向5%から段階的に家族還元を強化→〇
余剰資金は‥‥はやくリカバリーせねば!!!←一生これ言ってるOTZ
まとめ
毎月記録を残しておくことで、配当の積み上げの記録や振り返りを行うことができますね。
また未経験の方には敷居の高い株式投資も現在では1株から投資することができ、1株からでも「配当」や「優待」を得ることもできるので業績が好調な会社の株価が環境要因で下落している時に少しずつ購入することで負けにくい投資が行えると思います。
今やNTTも1株「140円台」と自販機で買えてしまう時代です。(←違うw)
「配当」を積み上げていくことにより最初は少額の「配当金」であっても継続していくことで少しずつ「電気代」や「ガス代」、「携帯代」などの固定費を賄えるようになったり、新たな銘柄を購入する資金に充てることもできるようになります。
ちなみに自分が投資を開始した最初の年、2020年の年間配当は「3,500円」でした。
月額平均に換算すると「月300円」です。
それでもこつこつ投資を続けた結果、4年5カ月たった2025年1月末現時点で月額平均配当は「月55万円」、年間の税引き後配当は「67.6万円」まで増加しました。株主優待も含めると年間の税引き後の不労所得は「約84万円」の規模となります。この金額の不労所得を得られている状況は平均年収以下のサラリーマンの自分にとっては大変ありがたく、直近は保有株の増配と配当再投資によって雪玉を転がすように少しずつ複利で不労所得が大きな規模になってきたなーと感じています。
時間を味方につけて優良銘柄の株をこつこつ買って積み上げていくことで「インカムゲイン」が着実に増えていくようになると思います。この手法は同じように少しずつ積み上げていけば誰でも実現できる「再現性」の高い方法と考えています。
なお、資産形成の過程がないと説得力もないかと思いますので、本当に再現性が高い方法なのか今の立ち位置で実験しながら発信中でありますが、現時点では少しずつ、着実に配当収入は増えているという実感です。引き続き再現性の高い「一般解」の投資方法か身をもって証明するために引き続きこつこつ投資を継続していきたいと思います。
今回もかなり盛り沢山になってしましたが、今回の記事が「日本株の株式投資」に興味のある方々の参考や一助になれば嬉しいです。
以上、今回は「【今月の配当受取状況】2025年-2月-」という記事でした。みなさまの「投資」の参考になれば幸いです。